【20卒】いすゞインテックの冬インターン体験記（文系/取扱説明書の作り方 ）No.6348（東京大学大学院/女性）（2019/6/24公開）

テクニカルライティング業界についての知識を得られたと同時に、自動車業界も現在自動運転技術などの最新技術を各社導入しており、それに伴って求められるマニュアルも多様化していくということを学ぶことができた。また、グループワークでの制作物に対して丁寧なフィードバックもいただくことができた。

自動車についての知識が少なかったので、グループ企業のHPに掲載された一般の方向けの製品紹介などに目を通しておくとグループワークでのマニュアル理解に役立ったかもしれない。

社員の方から業務内容、新人研修や入社後の各部署への配属時期などについて詳しい説明をいただけたので、入社後の働き方のイメージがつかみやすかったため。また、インターンのプログラム終了後も社員の方が残って質問などに答えてくださったので、疑問点などを解消することができた。

マニュアルの要約版を作るというグループワークを通じて、大学で行っている資料を読んでまとめる文献調査などの能力が活かせるのではないだろうかと感じさせられたから。また、グループワークのフィードバックで、自分の班の成果物に対して肯定的なフィードバックを社員の方から得ることができ、好印象を与えられたのかなという手応えがあったから。

社員の方の対応が誠実で、個別の質問などにしっかり時間を取ってくださったから。合同説明会で対応してくださった社員の方もこちらの顔を覚えていてくださったりして印象がよかった。また、参加学生も理系ばかりではなく文系も半数ほどいたので、専門知識がない状態でも新卒なら入社できる可能性があるのではないかと感じたため。

インターン参加者が選考フローを免除されるなどといったことは特になかったが、選考の時に社員の方がインターンに参加していたことを覚えていてくださったり、インターン時に記入したアンケートに基づいて質問されることがあるので、インターン時の行動がなにかしら評価につながっているのかもしれないと感じさせられたから。

インターンシップ参加生が選考フローで優遇される制度等は特になかったが、選考の際、インターン当日に記入したアンケートについて質問されることがあったため、インターン時の様子もチェックされているのかもしれないと感じた。

学生時代に「専門的な知識を一般の方に対して分かりやすく伝える」スキルを培うことができたのではないかと考えていたので、出版業界で学術書の編集などに携わりたいと考えていた。また、元々語学が好きだったので、英語力を活かせるような翻訳業界も見ていた。とはいえ、双方ともに門戸が広い業界ではないため、他の業界を見る必要性も感じていた。

インターンシップに参加するまでテクニカルコミュニケーション業界の存在すら認知していなかったが、業界や業務の内容を詳しく知るにつれて、「専門的な知識を一般の方に対して分かりやすく伝える」スキルを活かせ、社内で英訳を行うため語学力も活かすことができるという点で自分の希望とマッチしている職種なのではないかと感じるようになった。