【未知の農薬世界へ】【23卒】三井化学クロップ＆ライフソリューションの夏インターン体験記（理系/技術系仕事体験）No.30433（非公開/非公開）（2022/10/28公開）

応募時点では志望業界が固まっていなかったため、生物・化学の知識が活かせるという点で農薬メーカーを志望しました。また、学校のＯＢが多いと聞いていたため、そこまで農薬メーカーには興味が無かったが、業界を知るためにも応募しました。

ESをキャリアアドバイザーの方に添削して貰いました。また、ワンキャリア等で過去のESを見て、参考にしました。

ESのみで参加できたので、研究内容などが重視されたのではないかと思う。

農薬業界に関する課題解決型グループワーク

会社説明・職種説明・グループワーク・座談会

農薬業界のトレンド、農薬を作るまでの仕事内容

30年後の農薬業界を取り巻く環境変化とそれに対する対応を考える

1日目にやったこと

会社説明の後に、各職種の仕事内容（有機合成、生物試験、圃場など）の説明がありました。
その後は、グループワークがあり、グループワークをした人たちと一緒に座談会を受けました。

若手社員

なし

座談会では、若手社員の2名が各グループについて下さり、なんでも質問できました。
農薬メーカーだと、実際に畑に足を運んで、薬の効果を確かめる必要があり、農作業があるので力仕事が多いというのが印象的でした。

インターンシップに慣れていない人ばかりで何度も議論が止まってしまいました。また、いわゆるクラッシャーと同じグループになってしまい、その学生の独壇場になってしまい、非常に残念でした。議題の内容も農薬に興味がない人からするとあまり面白いものではなく、議論についていくモチベーションが下がってしまいました。

グループワークでは4名で1つのグループでした。農薬に詳しい学生がいて、勉強になりました。

農薬メーカーは、食品や消費財メーカーなどの商品開発とは違い、製薬メーカーのように分業しながら開発を進めていくスタイルであることを学びました。有機合成担当の人が作った有効成分を試験短答の人が検査して、毒性試験短答の人が毒性試験をする、といったように分業していること知りました。

農薬や農業についてのトレンドや基礎知識があると良いと思います。農業があまり興味ないという人にとっては厳しい内容だと思いました。

沢山の人と和気あいあいと仕事がしたいと思っていましたが、農薬メーカーでは分業している分、他部署との関わりは少ないように感じました。また、1つの製品に関わる人数が多いとその分、責任感ややりがいを私は感じることができないと思い、理想の仕事像とは異なっていると思ったためです。

インターンシップ参加学生を見る限り、化学か植物、生物防除など、農薬に関わり深い研究をしている学生が多く、専門性が重視されているのではないかと感じたからです。私はどちらかと言うと生命科学系でしたので、農薬に活かせる知識を持っておらず、不利に働くと感じました。

仕事内容に興味が持てなかったためです。自分の作った製品が、スーパー等で並ぶところを見たいと思っていましたが、農薬だと消費者が農家さんなので、街の店頭には並ぶことが無く、やりがいを感じることができないと思ったためです。また、虫が苦手なため、生物防除系の仕事は無理だと思ったためです。

早期選考等の優遇はありませんでした。しかし、かなり詳しく仕事内容を教えていただけるため、この会社で何をやりたいかを見つけることができれば、面接で話すネタなると思いました。

研究開発職につきたいと漠然と思っていました。特に専門に近い食品・化粧品業界を中心に見ていました。学部生時代に講義で農薬について学ぶことがあったため、農薬メーカーも見てみようと思い志望しました。自分の専門性が活かせるかどうか、研究開発職に就けるがどうかを第一にインターンシップを調べており、当てはまる企業に片っ端から応募していきました。

農薬メーカーは、アーズ製薬やフマキラーのように家庭用に並ぶ製品を作っているのかと思っていましたが、実際には農家さんが使う業務用を扱っており、家庭用製品は扱っていませんでした。また、開発の流れは医薬品産業に近く、段階ごとに担当部署があるようでした。私はコンセプト立案などのマーケティング要素も仕事内容に欲しいと思っていたため、ギャップがありました。