【空の魅力、現場へ】【21卒】成田国際空港の夏インターン体験記（理系/技術職）No.11096（首都大学東京大学院/女性）（2020/7/27公開）

航空や宇宙といった空に関わる分野に興味を持っていたため，空港ではどんな仕事をしているのか知りたかったのが一番の動機でした．家からのアクセスが良くなかったのですが，3日間という短期間で普段入れないような現場を堪能できるということで参加することに決めました．

インターンはESでの選考のみでした．成田国際空港の新卒採用ページを調べて，興味を持ったことなどを書きました．

デジタルサイネージをどこに設置するか

1日目にやったこと

成田国際空港について詳しい説明（理念や空港がどのように収益を伸ばしているか），また成田国際空港の技術系の社員の働き方，あとは空港の普段入れないところを見学，飛行機の離着陸を間近でみたり，全体の概要を知ることができる内容だった．

2日目にやったこと

技術系で大きく５つのグループに分かれてグループワークについて議論をした．またお題について考えるにあたり実際に現場（空港のロビー）に向かって現状がどのようになっているのか，など１日目とは違う場所を見学することが出来た．

3日目にやったこと

３日目は発表のスライドづくりや練習を行った．まだどの日もお昼は社員さんと一緒に食べるのでアドバイスを貰ったらり，ざっくばらんな話をすることが出来た．最終日だったので懇親会があった．

技術部の社員

なし

個人個人にフィードバックはありませんでしたが，グループワークの発表についてフィードバックを頂きました．分野の違う技術者のかたにわかりやすく説明出来ていた，理由付けがしっかりしていて納得できた，などです．

インターンシップが３日間という短い期間だったのは良かったが，グループワークの発表に向けて準備をする時間が実質1.5日しかなかったので，議論しまとめるのが大変でした．それ以外は，社員さんとの交流もたくさんありましたし，普段入れないところを見学することが出来てとても有意義な時間でした．

成田国際空港は昔は国が運営していたため，ところどころ古い習慣が残っていたり，それについて社員さんが実際にどう思っているのか，知ることが出来ました．またホームページを見るだけでは具体的に知ることが出来ない仕事を，身近で見ることができ，とても良かったです．

とくに勉強しておけばよかったと思うことはありませんでした．空港について様々なことを教えてもらえる場でした．

インターンシップ中に様々な部署で働いている社員さんと話をする機会が設けられていて，いろいろな情報を聞くことが出来ました．また仕事以外にも私生活について，旅行に行きやすいや休みを取りやすい，といったポジティブは話が聞けてワークライフバランスについても考えることが出来ました．

実際に働いていた社員さんは，ほとんどの人が学生時代に成田国際空港のインターンシップ経験者でした．またインターンシップに参加した際に名刺をいただけるので，選考やESなど親身に相談してくださるようでした．なので選考でインターンシップに参加した人のほうが有利に働くのではと感じました．

インターンシップ参加前は，ばくせんと自分は技術を使ってなにか作ったり，探求したり，といったことをやりたいと思っていました．しかし成田国際空港の技術職といっても技術分野は他社さんのを利用する，といった形で企画設計する仕事だとわかり，自分のやりたいこととギャップを感じたため．

インターンシップ参加者が少ないこともあるが，それぞれのグループに5,6人程度で社員さんが常に二人ついていてくれたり，就活について協力できることがあればするよ，といったように親身になって相談に乗ってくれるから．

興味がある分野がIT，航空，宇宙，メーカーでした．とくに空港は成田国際空港と羽田空港について色々調べました．航空，宇宙分野ではNECや三菱電機について調べていましたが，三菱電機は工場が全国にあり，とくに宇宙分野は地方にあることから，東京で働きたかったためNECを志望していました．IT，メーカーは大企業をさらっと調べて自分に合いそうなところを志望していました．

空港業界は成田国際空港と羽田空港しか考えていなかったので，もし働くなら成田国際空港だなと感じました．しかしインターンシップに参加し成田国際空港の技術職の方の働き方を知ることで，自身のギャップに気づくことができ，より技術を使ってなにかを作りたいという気持ちが強くなったので，IT業界やメーカーの志望度が高まりました．