【出版業界の未来を担う】【23卒】トーハンの冬インターン体験記（文系/入門編）No.26995（非公開/非公開）（2022/6/3公開）

出版業界に興味があり、出版関係の仕事についてもっと知ってみたいと思い応募した。特に、取次会社は実質2社しかないので、この機会にぜひ参加したいと思った。また、一日のインターンで参加しやすい日程だったことも応募の決め手になった。

このインターンは特に選考はないので、対策や準備は必要ない。あらかじめ事業内容や仕事内容を調べておくと良いのかもしれない。

面接選考はなく、ESのみで参加できるので、簡潔かつ熱意が伝わる文章が書ければ良い。

新規店舗出店について、店のコンセプトなどを立案するグループワーク

前半は、人事からの業界や企業についての説明、後半はグループワークと発表

業界知識、新規店舗出店における需要予測の考え方

出店する新規店舗の計画

1日目にやったこと

会社説明会の後、休憩時間を挟み、トーハンが今後どのような事業展開をしようとしているかの説明とワーク発表、グループワークを30分程度行い、発表会とフィードバック。

人事社員、現場社員（新規店舗経営関連の部署だったと思う）

なし

特に鋭い意見やフィードバックはなかったが、各チームの良いところを頑張って探そうとしている姿勢から、社員の方の真面目さを感じることはできた。ワーク中には特に関与してこない。

数時間程度のインターンなので、特に大変なことはないが、短い時間の中でワークを完成させて発表資料まで完成させる手際の良さが求められるグループワークだとは感じた。説明会からワークまで３時間程度に詰め込むので、それなりに集中力は求められると思う。

４〜５名のグループで、皆協力し合いつつ、さまざまなアイデアを出し合う和気藹々とした雰囲気だった。

社員の雰囲気や志望する学生の雰囲気を掴むことができたのは良かった。新規店舗企画はこの企業の事業内容の中では特殊な方だとは思うが、それゆえに複合書店や新規店舗拡充への意欲が高いことがわかり、その後の選考でもこの業界動向の知識が役に立ったと思う。

近所にどんな書店があるか、どのような本の流通の仕方があるかを調べておくと良いのではないかと思う（が、インターン前にテーマを知ることはできないので、実質準備や勉強は必要ないと思う）

事業内容や仕事内容については理解できたし、興味も湧いたのでこの会社で働くイメージはできた。社員も真面目でおとなしい人が多いのかな、という印象を持った。一方で、社員との座談会などはなく、オフィスの様子なども見ることができなかったため、働き方などの面については特に理解は深まらなかった。

会社の雰囲気や求める人物像には合うと思ったことや、グループワークの進め方から、協調性を大切にして働く雰囲気にも適合できるのではないかと思ったから。また、求められている頭の回転の速さや業界知識に関しては特に不足はないのではないかと感じたから。

実際に、新規店舗や複合書店の企画を一から立てることができるのは楽しそうだと思ったし、何より本を楽しむ空間づくりに関われることは就活軸にも合うと感じたから。インターン前は、業務の具体的な内容があまりわかっていなかったので、実際に手を動かすことで業務内容を体感できたから。

入門編に参加した人だけが、応用編インターンシップへの参加権を得ることができるが、早期選考は応用編参加者のみなので、このインターン自体は本選考には直結しない。ただ、人事の記録には残ると思うので、参加するに越したことはないのではないか。

この時期には出版業界かEC業界に興味があった。出版は本が好きだから、ECは自分のアルバイトやガクチカの内容的に有利になるだろうと思ったから。ただ、各業界でどのような役割を果たす仕事が向いているかまでは見極められなかったので、様々な企業のインターンに行き、実際に自分の得意不得意などを検討しようと思っていた。

やはり業界自体が縮小傾向にある中で、特に取次会社はシュリンク状態にあるのだなということは感じられた。その一方で、その現状を踏まえトーハンが起死回生を図ろうとしていることも伝わってきたので、中長期事業戦略は単なる題目ではなく企業全体で取り組んでいる目標なのだなと思った。そのため、取次事業に関してむしろ興味が湧いた。