17卒 本選考ES
映像ディレクター職
17卒 | 九州大学大学院 | 男性
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Q.
「映像コンテンツ制作」に生かすことができるあなたのセールスポイントについて記述してください。(800字以内)
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A.
私の映像コンテンツ制作におけるセールスポイントは「他人の目線で考えることができる」ということです。私は大学、大学院で映像学を学びながら、フリーランス映像クリエイターとして個人でビジネスを行っていました。最近では電通、バンダイナムコ、富士通、東映など、大手企業に仕事を依頼して頂く機会が増えました。具体的にはwebCMやテレビドラマ、イベントで使われる映像など幅広い分野で活動をしていました。案件によっては絵コンテ段階から依頼主と会議を行うこともあり、その際は常に「他人の目線で考える」ということを意識してきました。例えばバンダイナムコさんから頂いた案件では、幕張メッセで行われたジャンプフェスティバルのPlayStationブースにて「ジョジョの奇妙な冒険」の参加型映像コンテンツの制作を担当しました。実際に来場し、コンテンツを楽しむ人はジョジョのファンであり、やはりファンの目は厳しいと予想しました。私はジョジョを全く読んだことがなかったため、原作漫画を読み漁り、アニメを見漁り、ファンの方が考える「ジョジョっぽさ」を研究しました。そこで画面密度の濃さ、ゴージャス感、カット割りの多さ、そういったところに気付きがあったため、これを意識して制作を行いました。その結果、本番では2千人の人が体験し、twitterやfacebookで話題となりました。生の反応は達成感を増幅させるため、この経験は私の映像制作経験の中でも最も大切にしています。コンテンツを発信する立場では、映像に限らず、そのコンテンツを楽しむ人はどんな目線でいるのかに留意することが最重要であり、これを意識して身につけることができたと考えています。私は、いいものをいいと思う気持ちを共感してもらうことに喜びを感じ、そのためにどう伝えればいいのかという「演出」を考えるということに魅力を感じ、常にこの目線を強みとして取り組みたいと考えています。 続きを読む
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Q.
「ものづくり」をしようと考えた際に、「映像コンテンツ制作」を選んだ理由を記述してください。(800字以内)
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A.
私は大学、大学院で芸術工学という学問を勉強してきました。これは自己満足で終わるアート活動ではなく、アートや最先端技術を駆使して求められるニーズに対してどう答えていくのかという考え方だと解釈しています。その中でも特に、私は映像という手段での考え方を学びました。元々、小学生の頃から映画が好きで映像に慣れ親しんでいました。映画の場合、2時間程度で世界のどこにでも行けることができ、誰にでもなれるということが魅力だと考えています。これは、例えば読み物でも同じことが言えるかもしれません。しかし、私が映像コンテンツ制作を行っていたのは手段であり目的ではないと考えています。今では得意な手段と思っていますが、目的は、やはりいいものをいいと感じる気持ちを人に共感してもらうことであり、1人でも多くの人に共感してもらうためには映像という手段が最善だと考えます。私はその理由を2点あげます。まず、1度に多くの人が同時に楽しむことができるということです。映画館の場合、一般的に80~600席配置され、先述のジャンプフェスティバルで私が制作した映像コンテンツでは2千人に及びます。1つのコンテンツを同時に多くの人が体感し、語り合うことでまた共感が生まれるという点で、映像ならではの魅力だと考えます。次に、2点目としてネットワークでの配信が可能だということです。映像コンテンツはネットワークに乗せることができるため、ネットワーク環境さえあれば世界のどこでもすぐさま同じクオリティで体感することができます。これも、1人でも多くの人に共感してもらいたいという私の思いと合致した手段だと考える理由の1つです。これらの理由から、私は映像コンテンツの在り方を学びたいと考え、制作スキルを磨いてきました。映像という範囲で、様々な表現方法を今以上に勉強し、幅広い映像表現を可能にしたいと考えています。 続きを読む
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
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A.
コンテンツデザイン研究室で「ドローン空撮4K映像を用いた体感型コンテンツ制作」を行っています。プラネタリウムの様なドーム状のスクリーンに映像を投影する体感型コンテンツでは、映像制作の容易さからほとんど3DCGの映像が使われています。そこで実写の高画質な映像を用いることで、よりリアリティと臨場感、没入感を得られないかと考えました。さらに普段味わえない映像として空撮映像に決め、ドローンを基礎から学び、今では映画で使われる機種まで扱えます。この研究で人々を感動させる新しい施設のきっかけを目指しています。 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
私は、状況に応じた自らの存在価値を生み出せる人間です。現在、私は九州朝日放送の報道でカメラアシスタントを3年間続けています。報道は映画やCM撮影とは違い、事前に緻密な撮影計画がないため現場で最適な判断を常にしなければなりませんが、現場の1回きりという緊張感や判断ミスで足手まといになっていました。自分があまりに不甲斐なく、この状況を打開するため、周りから一番恐れられていたベテランカメラマンに敢えて付くということを毎回実行することにしました。厳しく叱られながらもプロは現場をどう見ているのか、話したくないはずの被害者から話を引き出す心配りはどうか、などを学び現場現場で先を見越したアシスタントができるようになりました。その結果、多くのカメラマンから逆にアシスタント指名されるまでになりました。この経験で、技術的なことだけではなく「現場判断力」「不利な状況でも求められる人材になり得る力」を身につけました。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
「フリーランス映像クリエーターとしてのビジネス経験」大学で映像学を学び、スキルを磨くために制作会社の手伝いをしていましたが「自らのアイデアをもって依頼主とその先のお客様に喜んでもらいたい」と思ったことがきっかけで、個人活動という挑戦を決意しました。初めは福岡で小規模な案件をして地道に人脈を広げていましたが、学生ということで舐められないようにハイスピードハイクオリティを徹底していた結果、最近では電通や富士通、バンダイナムコなど、大手企業に仕事を依頼して頂く機会が増えました。受け身ではなく求められているソリューションを積極的に把握し、いかに映像表現という手法で解決するかという試行錯誤を行っていました。自らビジネスの機会をつくり難解な課題にも真摯に挑戦し続け、仕事の度に自分の進化を実感していました。その結果、映像に関することだけではなく、何事においても強い自信を抱くことができるようになりました。 続きを読む