【未知の業界で輝ける】【21卒】ニトリの冬インターン体験記（理系/①【キャリア】を体感する1DAY）No.8197（東京大学大学院/女性）（2020/1/31公開）

きっかけは、合同企業説明会の際に人事担当の方からインターンシップについてご案内いただいたことです。はじめは特に関心を持っている業界ではありませんでしたが、人事の方の楽しそうな顔をみて、一度行ってみようと思いました。

こちらのインターンは事前選考はなく、先着で参加することができます。そのため特に必要なスキルや勉強はありません。ただ、人事の方をはじめ、実際に働いていらっしゃる社員の方とお話ができる貴重な機械でしたので、ホームページなどから事業内容、福利厚生などの労働環境などの基本事項を頭に入れておく様にしました。また、休憩時間などに質問ができる様に、気になったことをメモに書き留め、さらに直接聞かなければわからない質問か、ホームページや他のレビューサイトで確認可能か項目をわけ、大事な用件を確実にお伺いできる準備を整えました。

【キャリア】を体感する1DAY/ 配転教育を体験できるゲームにて最終店舗数を競え

1日目にやったこと

7~9人で構成される　グループが10組ほどあり、各チームでニトリの配転教育を体験できるゲームにて最終店舗数を競う。３つの部署を２〜３人で担当し、ある一定のタームが経過すると、担当社員の方から部署異動のアナウンスを受けて移動する。それ以外にも様々なイベントによる市場の変化を予測しながら、戦略を練っていくゲームであり、はじめの説明をしっかりと把握しているかが勝敗を握ると感じた。

なし

大人数の学生が一度に参加しているのに対し、対応している社員は4人であった。そのため、個人に対するフィードバックはなく、表面的にグループの最終結果に対するフィードバックがいくつかのグループにてあった程度である。

ワークにおいて、グループ全体での情報伝達の時間が限られていたため、伝達ミス・誤解などで連携が取れず、タームを無駄にすることなどがあった。また、参加学生はロジカルシンキングができない学生が多く、そもそものルールを把握するのに時間を取られ、理解する前にゲームが進んでいると感じた。

配転教育という特徴がどういった目的で、どの様なメリット・デメリットがあるのかについて理解することができた。そのほかには、事業に対してどこを大切にしているのか、どこを工夫して成長している企業なのかについても、スライドやゲームを通じて知ることができた。

企業説明会をかねたインターンシップであるため、特別な準備・勉強は必要ない。
ただし、どの企業でも言えることであるが、自身にとってより良い企業研究のため、また参加させていただく企業に対し失礼がないように、ある程度の簡単な企業の知識は事前に調査しておくべきである。
また、人事の方とお話しできる時間も少し設けられているため、聞いておきたいことなどをメモにしておくと良い。

キャリアプランがどの様に形成されるかについてお話しいただけた。また人事の方は女性2人男性2人出会ったため、女性のキャリア形成についても詳しくお話しいただくことができた。
また年収や福利厚生の実情などの聞きにくい質問も嫌味なくお答えいただけたため、どの様なライフプランを描けるのか想像ができた。

全体的にロジカルな考え方がまだ未熟であると感じる学生が多かった。一方企業側はロジカルに考えることができ、協調性がある学生を求めている印象を受けた。(後日実際に人事の方もおっしゃていた)
特に学歴切りの風潮もないようであるため、どの大学所属かよりも、どれだけ論理的に考えることができ、また根拠をつけた説明ができるのかが重要と感じた。研究生活でその点は他の学生よりも力がついていると感じたため、内定が出ると思った。

上がった理由として、社員の方のロジカルで端的な考え方に出会ったこと、企業の目指す理念に共感した点である。
一方で少し不安に感じたのは、参加学生でロジカルな考え方ができる人が少ないと感じたため、志望度が上がった理由の一つである、社員の方の考え方というのは一部の人間だけで、大多数はそうではない可能性が浮上した点である。

本選考は3月エントリー開始という通常スケジュールである。一方インターンシップに参加すると、早ければ年内に内定が出る早期選考に進んでいくことができる。ただし2Step目のインターンに向けたエントリーシート選考を通過した者後である。
このインターンシップは選考にすすむ2step目インターンのための選考会とも言える。

やりがいを感じる、裁量権が大きいとの理由でベンチャー企業を志望していたが、エージェントの方との対談で大企業の方があっていると感じた。　理由は、大企業は裁量権がないと考えていたが、それは新人の頃の話であり、任せないではなく任せられないからであること。つまり年数を重ねれば当然裁量権が大きい仕事を任される様になるということである。
このお話から、より大きな仕事を任せられる可能性が高い規模が大きい大企業を志望する様になった。

今まで小売業界は一切眼中になかったが、ニトリの様な流通IT小売と一貫したビジネススタイルに感銘をうけ、類似したスタイルをとる会社(ファーストリテイリングなど)にも目を向け始めるきっかけとなった。
また、地方営業配属に最初は難色を示したものの、キャリア形成のお話を伺ってから、地方配属(x)→一つの会社(店舗)を任せてもらえる裁量権を早くから体験できる(o)へと考えが変わった。