【差別化の醍醐味】【23卒】サティス製薬の冬インターン体験記（文系/総合職）No.34186（非公開/非公開）（2023/5/10公開）

化粧品業界、特にOEM業界への理解を深めたいと思ったことが理由です。当時は、自身の原体験から化粧品業界に興味を持っていました。その中でも、「ブランドを持たない」OEM業界について知り、業界と会社についての理解を深めたいと思い、エントリーしました。

Webテスト対策です。
選考フローはWebテストのみですが、過去の体験談を見ると、企業オリジナルのようでした。そのため、過去の出題に関連するフェルミ推定の問題集に目を通して上で、選考に臨みました。

文章読解力と、計算力の2つが見られていたと思います。
Webテストでは、言語と非言語に分かれていましたが、前者は文章問題、後者はフェルミ推定の問題だったためです。

自社開発のバルク・エキスを使った新商品企画提案型グループワーク

まず、開催日までに、サティス製薬が開発・製造した化粧品サンプルが郵送で送られてきます。これらのサンプルや、他の自社開発の化粧品を使い、企業に新商品の企画案を作成・提案します。

バルク、エキスの選定について。
他社と差別化するための戦略や、具体的なペルソナ像の設計した上で選定することの重要性。

自社開発のバルク・エキスを使った新商品企画提案

1週目にやったこと

1日目は、グループの顔合わせを行い、それぞれの参加目的やインターンでの目指す姿を共有しました。2日目は、顧客企業の現状分析を行い、売上推移の原因や分析をしました。3日目は、ペルソナ分析や市場分析を行いました。4日目から7日目までは、具体的なバルクとエキスの選定を行いました。

2週目にやったこと

2週目は、発表に向けたプレゼン作成と、既存製品との差別化を図るための案を考えました。最終日には、グループごとに発表の機会があり、順位付けはなく、フィードバックのみで終了になります。

部長クラス

なし

「ドクターシップ営業」の醍醐味や難しさを学びました。
インターンシップ中、活動があった日は、週報を提出することになっていました。週報の提出後、社員からフィードバックを受ける中で、サティス製薬が大切にしている「ドクターシップ営業」を実践することの難しさを体感しました。

大変だったことは、既存製品との差別化を明確化することです。
化粧品は、現在数十万点が世に出回っていると言われる中で、どのような観点から新規商品と既存商品の違いを生み出すのかを考えるのに苦労しました。社員の方々にアドバイスを求めることで、メンバーが納得できる差別化を図っていきました。

2週間、毎日のようにグループワークを行ったため、互いの就職活動の状況や大学（専門学校）での活動内容についても知ることができました。

サティス製薬という会社や社員の方々が大切にしている考え方について学ぶことができたと思います。ドクターシップ営業とは、クライアントの言いなりになるのではなく、真のニーズを理解し、自ら提案しに行くことができることだと学びました。そのためには、顧客への理解が非常に重要であると感じました。

化粧品の新製品を開発するということを知っておけば、それまでに過去事例やヒット製品・トレンド製品についての背景を調べられたと思います。

自身が就職活動で大切にしていた「一気通貫性」という観点において、サティス製薬の考え方と合致していると感じたためです。サティス製薬では、総合職として入社した社員も、入社2年目までに開発・営業・製造・研究を経験することになります。一流のジェネラリストを目指せると思い、魅力的に映りました。

化粧品業界に思い入れのある人、またサティス製薬が求める人物像として掲げている5つの要素を意識していたからです。サティス製薬では、「ものづくりが好きな人」「挑戦心のある人」などを求める人物像としていましたが、後者はまさに自分のアピールポイントとして打ち出していました。

志望度は上がりました。理由としては、サティス製薬のドクターシップ営業への共感と、挑戦環境に魅力を感じたためです。挑戦環境については、社長自ら業界1位を掲げられており、年成長率も50%以上を記録していると伺いました。またキャリアパスや業務範囲も広いため、同業他社と比較して活躍の幅が広がっていると感じました。

2週間のインターンシップを経て、企業や社風を理解することができました。直接、面接や選考フローで優遇を受けられることはありませんでしたが、会話の引き出しは増えたと思います。

この企業のインターンシップに参加する前までは、興味のある業界とそうでない業界に区切ってよいのかわからず、迷っていました。しかし、このインターンでは、自身に興味のあるテーマであったことから、意欲的に取り組むことができました。そのため、その後は興味のある業界や分野にしぼり、インターンや本選考に参加するという流れで進めることができました。

挑戦心のある社員が多く、1年目から幅広い業務を担当できる点に魅力を感じました。1年目は、社長室（主に人事領域）と開発・営業・製造のいずれかの部署で兼務することになり、2年目までに一通りすべての部署を経験することになるとお聞きしました。そのため、裁量権や意思決定の幅も、他の化粧品会社よりも大きいと感じました。