私がこれまでに1番打ち込んだことは、「大学の階段を明るくするプロジェクト」の活動です。
私の大学は山の上にあり、通学するにはいつも523段もの階段を上り下りして通学しなければなりません。しかし、以前から、階段が急になっていて転びやすくなっていたり、夜になるとほぼ真っ暗になってしまうなどの課題がありました。
学生の力ではすぐに階段の工事などを依頼することはできません。しかし、夜の階段が降りにくいのは階段の構造だけでなく明かりの問題もあるのではないか、明かりなら自分たちでもなんとかできるのではないかという考えに至り、20人という少ない有志が集まったのがこのプロジェクトの始まりでした。
大学のよさこいサークルのモチーフにもなっている提灯をつなげてアーケードにぶら下げるようにしました。また、イルミネーションとして見たときも綺麗だと思えるように、「七十二候」の色を全て使用した提灯を制作しました。
このプロジェクト後、たくさんの学生の方から「夜でも階段を降りやすくなった」「提灯がカラフルでキレイです」などの声を頂くことができました。
この経験を通して、私は一見自分たちの力では無理だと思えることでも、意外な角度から改善策を見出すことができるということを学びました。
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