- Q. このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・参加を決意した基準や理由を本音ベースで教えてください。
- A. インフラのインターンに参加してみたかったのが一番の動機です。また、仕事がどんなものかを確かめたかったです。当時はメーカー、インフラ、ITと業界が絞れずにいたので、実際に働くことで自分の興味などを確かめたかったため応募しました。続きを読む(全113文字)
【18卒】東京ガスの夏インターン体験記(理系/総合職)No.2114(東京大学大学院/男性)(2018/4/4公開)
東京ガス株式会社のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
2018卒 東京ガスのレポート
公開日:2018年4月4日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2018卒
- 実施年月
-
- 2016年8月
- コース
-
- 総合職
- 期間
-
- 10日
投稿者
インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・参加を決意した基準や理由を本音ベースで教えてください。
もともとエネルギーのインフラ関係の仕事に興味があったこと、さらに前年に研究室の先輩が参加しており是非行ってみたほうがよいという薦めがあったため興味をもった。またインターンのテーマも研究室でのテーマと近いところがあり自分の実力を活かせると感じたため。
このインターンの選考に受かるため工夫したこと・行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。また、そのとき参考にした書籍・WEBサイトがあれば教えてください。
特にインターンに向けて準備したことはない。
ただ、自分の希望テーマにかかわる燃料電池については勉強しておいた。
また企業理解という観点で、
・ガス業界に関する本を1冊購入して一通り読んだ。
・東京ガスのホームページから東京ガスのビジョンを把握しておく。
この2つを行った。
これはインターン選考だけではなく、就活を進める上での基本的な手段であると思うから、選考に通る通らない関係なしにやっておくべきだと思う。
選考フロー
エントリーシート → 1次面接 → グループディスカッション
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2016年07月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
1次面接 通過
- 実施時期
- 2016年07月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 年次不明の人事(文系)/4,5年目の研究職員
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。
理系の学生は自分の研究についてはしっかり内容を整理していくべき。技術系の社員の方が細かいところまで質問してくるため、うわべの理解では見抜かれる可能性高い。
そのうえで秦氏は私は研究の細かいところを突かれたとき考える時間をくださいと言っても、しっかり待ってくれて、考えたうえで自分の言葉で丁寧に説明できたことが高評価の要因だったらしい。
面接で聞かれた質問と回答
・インターンに志望した理由
社会に貢献するために企業がどのように環境に優しいエネルギーづくりをしているのかを体験したいからです。私は将来エネルギー関係の仕事で世の中に貢献していこうと思っています。それは東北で東日本大震災に被災したときに電気やガスが止まり、エネルギーが当たり前の生活を根底から支えていることを実感し、さらに福島原発の事故から環境に優しいエネルギーの重要性にも気づいたからです。ガス業界に興味を持ったきっかけは、液化天然ガスが環境に優しいエネルギー源であると大学の講義で学んだことです。電力小売自由化でガス会社が電力においても貢献できるということも魅力の1つです。また電池の研究をしている私にとって、ガスを利用して発電するエネファームは大変魅力的であり、ガス業界でトップを走る貴社でその研究を体験したいです。
・研究内容について教えてください。
極薄膜電極の特性評価を行っています。現在は蓄電池の特性向上が日本のエネルギーを支えるうえで重要となっており、極薄膜電極を作製して、容量特性や出力特性を向上させることを目的としています。ナノスケールの非常に薄い薄膜を作ることは非常に難しいのですが、それにより電解液に接する電極の表面の割合が大きくなることで特性の向上が見込まれます。私は修士1年の夏の時点で、非常に難しい極薄膜の作製に成功しこれから実際に測定して特性を評価する予定です。
逆質問の時間はありましたか?
- はい
- いいえ
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2016年07月
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 1グループの人数
- 6人
- 時間
- 240分
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
テーマ
東京ガスが今後やっていくべき戦略について
進め方・雰囲気・気をつけたこと
まず テーマと関係なしに、会社の概要説明が行われた。動画と社員さんの説明によって行われた。 次に ガスは日常生活のどんな場面で役に立っているのか、付箋を用いてグループでブラストした。 テーマに関しては、バリューチェーンを一つ選択して選択したものの中で具体的な戦略を立てた。 我々のグループではガスを売るにあたって広報の戦略を考えた。 ホワイトボードが準備されており、制限時間の中でホワイトボードにまとめて発表するようにした。
雰囲気はとてもなごやかでありながら活発な議論がなされていた。
注意すべき点は、意見を出さないことを避けること。選考されているため、意見を出してワークに参加しているように見せることは必須であると思う。
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- 千住研究所、横浜研究所
- 参加人数
- 50人
- 参加学生の大学
- 幅広い大学の学生が参加していた。東大をはじめ旧帝大、早慶、MARCH、また地方の国立大学の学生も多数参加していた。さらに工業大学や高専からの学生も参加しており、門戸は幅広いものであると感じた。
- 参加学生の特徴
- 雰囲気は明るい学生が多かったが、さまざまな学生がいた。研究所にいた学生は比較的におとなしかったと思う。インターンに初めて参加するという学生が多く、意識はそこまで高い学生が多いわけではなかった。
- 報酬
- 20000円
インターンシップの内容
テーマ・課題
燃料電池の脱硫装置についての実験 脱硫触媒の特性評価
1週目にやったこと
1日目:全体ガイダンス
2日目:施設見学
3日目:施設見学
4,5日目:実験計画作成および実験
1日目は最初にグループワークで東京ガスへの理解を深めた。
2,3日目は研究施設の見学を横浜研究所と千住研究所で行った。実際の研究施設やプラント、モデルハウスの見学など多岐にわたった見学を行った。
4,5日目は研究所で実際に実験を行った。自分たちで実験計画も作成して社員さんからFBを頂く流れだった。
2週目にやったこと
6,7,8日目:実験及び報告書の作成
9日目:発表
10日目:インターン生全員で集まって、人事部によるインターンの振り返り
6~8日目は前の週の続きを行い、
9日目は発表を行った。ワード1枚にまとめて20分程度だった。
10日目はインターン生で集まって、それぞれの内容の共有と各自の内容を発表しあうこともあった。
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書
研究グループのグループ長/グループメンバー6人程度
優勝特典
なし
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
実験に対する心構えを学ぶことができた。メンターの社員の方が結果を予想して実験を進めましょうということを言ってくれて、当たり前のことですが、非常に役に立ちました。今でも実験をするときにその心構えを大事にしています。 また、発表資料の作り方についても社員さんからフィードバックをいただき、報告書のマナーについても学ぶことができた。
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
実験を進めるうえで裁量が大きいという点で、実験計画を自分で立てて、時間内に結果を出すというところに苦労した。燃料電池は日ごろ扱っておらず、基礎知識はインターン期間中にみっちり叩き込んだ覚えがある。時間がないわけではないが、計画的に進める必要は大いにある。
インターンシップを終えて
インターンシップで学んだこと
公共性の高い仕事であると認識できた。
東京ガスでは、官公庁から受注している仕事が多く、公共性の高い仕事をしたい人にとってはうってつけの企業であると思う。ある程度寡占的な事業であるため余裕をもって仕事をできること、お客様のサービスをいかに向上できるか(それほど利益のことを考えすぎず)をメインに考えられることで公共の福祉に貢献しやすいと感じた。
参加前に準備しておくべきだったこと
特に前もって準備しておく必要はないと感じた。実際に研究業務に携わるので、理系学生であれば日頃の研究の延長になるので、日頃の研究をがんばっていればよいと思う。
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
自分としては研究室の研究に飽き飽きしており、社会人になったら少し異なる雰囲気の仕事をしたいと考えていたが、東京ガスでの研究職の仕事は研究室の研究といい意味でも悪い意味でも変わらず、自分には向いていない、もしくは楽しんで仕事を行うことができないと感じたから。
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターンに参加して、参加していた学生のレベルはそれほど高くなく、一緒に選考を受けた場合には自分の方が優秀であると社員さんから認められるだろうとも感じたから。また実際に社員さんとのOB訪問も求めれば可能であり、人事評価を上げやすいとも感じたから。
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
前述の質問で答えた通り、東京ガスでの研究の仕事に魅力を感じなかったため。仕事全体のスケールは大きいが、担当する研究の部分はごく小さい範囲にとどまり、社会に貢献していると感じにくいと思ったため。また飲み会が多く、そのことにたいして自分は良いイメージをもたなかったから。
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターン参加者への早期選考の話もなく、インターン参加者と非参加者がほぼ同じ土俵で戦うことになると感じたため。実際に内定をもらった人のインターンに参加していた人の割合は少ないようである。
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
社員さんとの交流は全く続いていません。人事からのフォローも特になく東京ガスではインターンシップの参加からのアプローチは全くないと考えてよいです。
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
インフラ系の企業に興味を持っていた。そのためエネルギーでは、ガス会社や石油会社志望しており、東京ガスもその中の一つであった。また理系であることからメーカーにも興味を持っており、電池を開発しているパナソニックや電気自動車を開発している日産自動車にも興味を持っていた。
上記とは少しずれるが、スケールの大きい仕事・公共性の高い仕事ということで、経済産業省やコンサル・シンクタンクも志望していた。
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
インフラ系のスケールの大きい仕事への魅力はさらに増したが、実際に実験を行う研究職に対しては魅力を失ってしまい、メーカーやエネルギー系の研究職への志望度は非常に下がってしまった。それに対して、エネルギー関係の政策など広く仕事ができる官庁やコンサル・シンクタンクへの志望度が相対的に高くなり、そちらの業界を中心に目を向けるようになった。
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東京ガスの 会社情報
会社名 | 東京ガス株式会社 |
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フリガナ | トウキョウガス |
設立日 | 1885年10月 |
資本金 | 1418億円 |
従業員数 | 15,507人 |
売上高 | 3兆2896億3400万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 笹山晋一 |
本社所在地 | 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目5番20号 |
平均年齢 | 43.1歳 |
平均給与 | 718万円 |
電話番号 | 03-5722-0111 |
URL | https://www.tokyo-gas.co.jp/index.html |