【未来のエネルギーを創る】【19卒】東京ガスの冬インターン体験記（文系/総合職）No.1886（東京大学/男性）（2018/2/5公開）

社会貢献度の高い業界を志望しているため、エネルギー会社などのインフラ業界に興味を持っており、その一つとしてこの会社にも興味を持っていた。そこでエネルギー会社での営業の仕方や、会社の雰囲気などを知ってみたくインターンシップに応募した。

エントリーシートだけの選考だったため、書く内容に矛盾や論理の飛躍がないよう精査した。また、自分らしさを表す写真の提出も求められたため、慎重に選んだ。

2020年に東京ガスが行うべきことについて考えよ

1日目にやったこと

自己紹介とアイスブレイクを終えた後、業界説明および会社説明を受ける。その際電力やガスが実際に使われている場面を書き出し、チームで話し合うなどのワークも挟まった。業界説明および会社説明が終わったあと、三名の社員との座談会が行われた。その後、プレゼンを行うワークの課題が提示され、少し議論をした後解散した。

2日目にやったこと

午前中に三つのグループに分かれて、それぞれ違う施設の見学に行った。その後品川の会議室に全員が集まったところで見学内容についての共有を行った。最後に、前日の後半に与えられたワークの続きを行い、発表し、解散した。

インターンシップ担当の人事社員

なし

自分たちのチームは家庭用の具体的なサービスを提案する形の内容にし、実現可能性も高く非常に面白いと評価していただいた一方で、そのサービスが東京ガスならではなのか、東京ガスの強みを活かせているのかというところの詰めが少し甘いと指摘された。

プレゼンの課題が「２０２０年に東京ガスがするべきこと」という非常に漠然とした内容であったため、どのような方向性に絞っていくかを考えるのに時間がかかり、大変だった。実際、家庭用の具体的なサービス内容を発表するチームもあれば、今後の世界展開について発表するチームもあるなど、かなりテーマがチームによってばらけていた。

電力会社やガス会社などのエネルギー業界に関する知識をたくさん得られたことは非常に大きかった。東京ガスという会社の強みだけでなく弱みや今後の課題なども知ることができ、参考になった。また、座談会を通じて仕事のやりがいについてや、職場の雰囲気についても詳しく知ることができ、よかった。

座談会で質問する内容をしっかりと書き出すなどして決めておくべきだった。また、ワークでは、実際に東京ガスがすでに提供しているサービスについて考える時があり、自分はほとんどそれについていなかったので話についていけない時があった。その点についても学んでおけばよかったと思った。

社員との座談会を通じて職場の雰囲気や社員の人柄などについては割と知ることはできたものの、実際に行われている仕事を体験するワークのようなものがなかったため、入社後に自分がどのような仕事をしているのかを想像することはできなかった。仕事内容についての詳しい説明もあまりなかった。

社員の数に対して学生の数はかなり多く、インターンシップの最中に評価されるということはなかったように思うので、そこで内定が出るということはないように思う。ただし、インターンシップでは会社説明会やホームページだけでは得られない情報も得ることができたので、その点で有利に働くことはあると思う。

施設見学や座談会での社員の話を聞いていく中で、業界および会社に全く魅力を感じることができなかったため。社会貢献度の高い業界ではあるが、極めて保守的な企業、業界であり、仕事に面白みを感じられなさそうだと思った。社員の方からも仕事に対する熱意を感じ取ることができなかった。

社員も言っていたが、インターンシップ参加者は、参加していない人に比べて持っている情報の量が多いため有利になると思う。実際、内定者はインターンシップに参加した人の割合が高いらしい。

メーカーのインターンシップに参加したことで、ものづくりの面白さを知り、メーカーを志望していた。特に、川上産業としてあらゆる業界とかかわりを持つことができる素材メーカーに興味を持っていた。その中でもスケールの大きさや社会貢献度の高さから特に鉄鋼メーカーを志望しており、新日鐵住金やJFEスチールに興味を持っていた。

もともと興味を持っていた鉄鋼メーカーをはじめとする素材メーカーへの志望度は変わらなかった。東京ガス、そしてエネルギー業界については志望度が下がった。業界や会社の特性上、保守的な風土が根強く、新たなことにチャレンジしていくというような仕事に仕方をすることができないと感じた。また、関わった社員の雰囲気がみな暗く、人に魅力を感じることができなかった。