【未経験からの挑戦】【20卒】日本ナショナルインスツルメンツの夏インターン体験記（理系/エンジニア）No.5419（鹿児島大学大学院/男性）（2019/4/15公開）

外資系企業の雰囲気を実感したく、どの程度英語力が必要なのかを知りたかったのがインターンシップ参加の一番の動機。就職支援サイトでこの企業がインターンシップを募集していることを知り、そこまで大きくない規模であることと大して長くない期間であることから応募した。

どんな製品を作っていて、どこに強みをもっているのかを企業研究により明確にした。また、取引先がどんな会社であるのかも確認した。

日本NIの説明プレゼンの作成

1日目にやったこと

会社概要やどの分野に強みを持っていて、どのような会社と取引をしているのかメンターから説明を受け、午後からは主力製品の説明を受け、操作方法を学びながら、基礎的なプログラミングについて学んだ。

2日目にやったこと

1日目に引き続き、基礎的なプログラミング技術を学びながら、この製品を使用した場合のプログラミングについても学び、この製品の有無によるプログラミングの難易度の比較を行った。

3日目にやったこと

朝から最終発表に向けてのパワーポイントの作成を行った。午後には技術部の社員7人の前で会社説明・インターンシップの感想のプレゼンを行い、社員の方からフィードバックを頂いた。

技術部の社員

なし

最終プレゼンの際に技術部で採用を担当している社員の方から発表の仕方についてフィードバックを頂いた。それは発表時の視線に関することで、どの会社に入っても共通する発表スキルだから、視線挙げることを意識したほうが良いというものだった。

専攻が全く異なり、プログラミングの知識がほとんど無い私にとっては、基礎的なプログラミングの講義すらとても難しく感じた。また、主力製品の操作方法を覚え、使いこなすには時間が足りなかったと感じている。インターンシップを終えるまでに習得しておきたかったが、それができず、心残りである。

外資系企業ならではの意思決定の速さには驚いた。個人ひとりひとりが力を発揮するためのシステム作りが構築されていることが分かった。また、インターンシップに参加しなかったら、英語がどの程度社内で使われているのかわからなかったと思うので、インターンシップに参加してよかったと思っている。

プログラミングに関する基礎的な知識があったほうが、より楽しく興味深いインターンシップになったと思う。

社内言語の半分以上が英語であり、私がそのコミュニケーションについていけないと感じたため。英語に自信があり、自分の力を若いうちから発揮したいと思っている学生にはとてもよい環境だと思う。また、インターンシップに参加してもこの業界に興味をもてなかったこともこの企業で働いている自分を想像できない理由である。

インターンシップに参加することで本選考が有利になると感じなかった。また、私の能力が足りていないと痛感する場面が多々あり、この職場で成長できる自分が想像できなかった。さらに、会社自体が少数精鋭であり、採用枠も少ないことが予想されたため、私には内定が出るとは考えにくい。

インターンシップに参加する目的は外資系企業の雰囲気を掴むことであって、この会社、業界を志望していたわけではないので、志望度について上がったり、下がったりはしていない。ただ、このインターンシップに参加して、私には合っていないということが分かった。

ほとんどの社員さんがインターンシップに参加していないとおっしゃっていたので、インターンシップに参加することで、本選考が有利になるとは考えにくい。しかし、長期のインターンシップでは、内定に繋がることもあるそうだ。

世界中に活躍の場があり、スケールの大きな仕事ができる企業を志望していた。そのため、外資系企業というのが念頭にあり、今回、外資系企業の雰囲気を感じ取るためにインターンシップに参加した。また、会社選びの軸がもう一つあり、それは世界中の多くの人々の生活を豊かにできる仕事である。そのため、インフラ整備を行う企業や研究を手助けできる企業を志望している。

実際に外資系企業に入ってみると、思っていた以上に自分の英語力では通用しないことがわかった。しかし、このインターンシップに参加したことがその後の英語力向上のモチベーションになったと思う。その後の就職活動では、外資系企業を志望することはなくなり、日本企業であり、海外で働くチャンスのある企業を志望するようになった。