1次面接
【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】エンジニア(経験年数は不明)【面接の雰囲気】私が時間がなかったこともあり、Skypeでの面接を設定してもらいました。1対1だったこともあり、落ち着いた雰囲気での面接でした。【学部時代に行った研究を例にして、これが将来どのように社会に還元されると思うか述べて下さい。】私は学部時代、青色発光ダイオードに関するノーベル賞の受賞で脚光を浴びた窒化ガリウムの応用を研究していました。このデイバスは発光素子としても利用できますが、大電力制御用のトランジスタ素子としての応用も期待されております。私の研究はそのような応用を踏まえた上で、大きな電力を流すことができる素子開発プロセスを作ることです。近年では自動車が電気化しており、高性能な電気自動車を作るためにその様な大電流制御は必須だと言えます。このような背景を説明した上で、具体的な例として私が挑戦している方法でどの程度の素子の性能向上が望まれて、電気自動車の航行距離がどれだけ伸びると予想されるのかを論理的な仮説を組み立てて説明しました。【基礎的な数学の質問/論理推理力を求める独自の質問】基本的な数学の問題を数問問われました。特に定量的ではなく定性的に理解しているかを確認しているようで、まず三角関数の図を書くように指示され、そこからその二乗や、他の周波数の三角関数との加算の結果などを式から計算するのではなくて、直感的にどのようになるのか図で示しました。これは、フィールドエンジニアとして働く上で大切な観点だとのことでした。数値計算はコンピューターで行い、出てきたパラメータの真偽を判定できなければいけないという意味だと思われます。次に、ある測定機器子の故障の状況を説明された上で、どのような原因が疑われるべきか、その対策を施すことに追加でどのような情報の収集が必要なのか、図に原因や行動のフローを書きながら示しました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】どのような研究をやっているかといった詳細には面接官は興味を持っていないようでした。どちらかと言うと、そこから将来像を創造させたり、論理的な思考を問う問題を出したりすることで、仮説を立ててどのような思考・行動を取れるのかを評価しているようでした。
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