【結論ファースト！伝え方が鍵】【21卒】良品計画の冬インターン体験記（文系/無印良品経営塾(冬インターン））No.7879（慶應義塾大学/男性）（2020/1/21公開）

無印良品が単に好きという理由で志望していたが、実際に仕事内容を体験したり、社員の話を聞くまでは自分に本当に合っているか確認できないと考えたため。どんな雰囲気の学生が多く志望しているのか、社員はどんな人が多いのかといったことも気になった。

良品計画の事業内容をできる限り詳しくネットで調べた。選考はESだけだったので、先輩や大学のキャリアセンターで添削をしてもらった。

無印良品の店舗経営を体感する

1日目にやったこと

午前中は主に会社の業務内容や社員のキャリア紹介などの説明に費やされた。その後は店舗経営を体感するグループワークを夕方まで行った。最後には全員の前で班ごとに発表、優勝チームも発表された。

人事部

なし

結論ファーストの重要性を強く言われたこと。ほとんどのグループができておらず、唯一結論から発表できていたグループが優勝した。人事の方は話す内容よりも、伝え方がとにかく重要であると言っていた。

グループワークにおいて、班として一つの決定をするときに班員同士で対立があり、自分の意見を譲らない学生がいたこと。論理的に説明し、全員に納得してもらうことが難しかった。また、全体としてあまり話さない学生が多く、意見を皆から引き出すことに苦労した。

無印良品の店舗がどのように作られているのか、自分が店長役となってグループワークを行うことを通して自分なりに理解できたこと。商品配置やアルバイト社員の管理など、実際の業務を体感でき、ますます興味がわいた。また、社員のキャリア例を複数説明してくださったおかげで、もし入社できた際にはどんな昇進の仕方をするのか想像できた。

無印良品の商品のうち、一番無印らしいものを発表するというグループワークがあったので、もっと無印の商品について詳しく知っておけばよかったと思った。

仕事体感ワークを通して、適切な商品・アルバイト配置についてグループで相談して決めていくという無印の仕事には自分が幹部を務めたサークルと似ている部分があると思ったから。また、人事の講演ではワークライフバランスや一日のスケジュールについても紹介があり、働いている状況を想像できた。

グループのメンバーは総じて志望度は高かったが、他の業界と比べると学歴もそこまで高くなく、特に優秀な学生が多かったという印象もなかったから。性格はみな穏やかでいい人が多かったため、内面の部分でマイナス評価がつけられなければ、能力面ではそこまで厳しい戦いにはならないと思った。

それまでは漠然とした想像しかできていなかった無印の業務が、今回のインターンを通して現実的なものとして理解できたうえ、自分に合っていると感じたから。あくまで疑似的なものではあったが、商品配置やアルバイトの管理によって売り上げが細かく左右されるというのはリアリティがあり、将来自分が実際に店長となってやってみたいと思った。

インターン参加者のみのセミナーやフォローアップといったものはこれと言ってなく、人事も学生の評価をつけているようには見えなかったから。参加したという事実は有利に働くかもしれないが、そもそも選考も倍率が低かったように思う。

メーカー、総合商社、テレビ、出版など何かしらのモノづくりにかかわれる業界を志望していた。メーカーは中でも食品やトイレタリー、化粧品など自分の興味に関する分野のほうが仕事のモチベーションを保てると感じ志望していた。テレビや出版も、番組制作や本の編集を通して多くの人にものを届けられる点でメーカーに近く、魅力的だと思っていた。

実際に店舗を経営して、売り上げを伸ばすことを目的としたグループワークを通して、やはりメーカーや良品計画のような会社を通して多くの人々にモノを届けたいという思いは強まった。また、店長の仕事はリーダーシップを生かして、多くの人を巻き込んでいくのが重要であり、その点でも自分に向いている、やってみたいと思った。