【多角的視点で活力創造】【23卒】トーハンの総合職の本選考体験記 No.27051（非公開/男性）（2022/5/26公開）

学生時代に一番注力した活動での『挑戦』について具体的に教えてください。/その他に大学生活で打ち込んだ活動があれば教えてください。/トーハンに入社後やってみたいことがあれば教えてください。

採用サイトのマイページから提出

ＷＥＢで入力

設問数が３問と少なく、かつその内２問がガクチカに関する話題なので、自分の学生時代力を入れたことを、他企業でのESも参考に、かなり深掘りして書いた。

就活会議・ワンキャリアなどを用い、内定者のESを参考にして自分の意見をわかりやすく、面接官に伝わりやすいように記述した。

企業HP
就活会議
ワンキャリア
unistyle

上述の本を２周、全ての問題を解き切り、傾向を掴んだ。

SPI：言語、非言語、性格

各科目２０分ずつ程度、問題数は忘れてしまいました。

2022最新版　史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集

指定されたZOOMにアクセス→すぐに面接開始→終わり次第退室

一次面接ではあるものの、インターンシップからの早期選考であるため、インターンシップの感想などをしっかりと準備しておき、選考内でもそれを話すことができた。そこが好印象であったと思う。

温厚な人であり、こちらの意見をしっかりと聞いてくれた。また、発言が詰まってしまった時にはフォローも頂けたため、非常に親切な企業だと感じた。しかし、その中でも軸がしっかりと通っているかは見られていたように、フィードバック内容などから感じる。

全ての回答に一つのぶれない軸が通っており、付け焼刃でない、しっかりとした考えが内に見て取れるといわれた。

企業HP

所属していたゼミの活動内容を教えてください。

日本文化を学ぶ、文化人類学のゼミに所属しています。
現在は自身の研究である「広島県の妖怪まちづくりである、物怪プロジェクト三次の事例研究」を進めています。
ゼミでは、日本に古来より伝わる「花祭」や、「東大寺お水取り」といった文化を学ぶ、実際に体験することで、日本の文化に触れる機会が大変多く用意されており、それらをもとに、日本や世界の文化をかんがえられる素養が育ちます。
また、文化相対主義という、世界のそれぞれの文化には、それぞれにまっとうなルーツや正義があり、甲乙を簡単に付けることはできないといった概念も学べます。
これを通しては、現代社会などで起こるあらゆる事象を、公平にかつ懐疑的に見れる視点が育ちます。

なぜ、出版社の選考は受けていないのですか。

自分の夢が音楽からの着想なので、自分で考えた、編集した本で人々を楽しませられる出版社も受けるべきなのではないかと思われるのはごもっともであります。しかし私は、「自分の考えたモノ」で人々に活力を与えることよりも、自分の力で「より多くの人々」に活力を与えるが好きなんだと考えています。実際、これまでの人生私は、クラスの人々も観客の人々もすべてを楽しませられるような文化祭を企画したり、チームメンバー全員が一丸となって演奏を楽しみつつも、来場者やOBの方々もうんと楽しめるような定期演奏会など、さまざまな「より多くの人々」を楽しませられる活動を行ってきました。ここから、この「届けられる活力の総量」を軸とすると、出版取次業界などの方が、様々な事業領域や、業界網を活かして、出版社よりずっと多くの人々に活力を与えていけると考える。

一次面接官の方々が、通過連絡とあわせて、招待してくれた。

対面

2人

なぜトーハンに入社を決めたのか？/トーハンでしか実現できないと思うことはあるか？

選考に関係のないイベントとはいえ、常に会社の人に見られているという事を意識し、立ち居振る舞いに気をはらった。

なし

控室で事前説明および激励→面接開始→終了後、控室に戻り事務連絡を受ける→解散

グループ面接であるため、質問はグループに対して投げかけられ、それに挙手制で答えていくという形式であった。そのため、早い者勝ちであるわけではないにせよ、回答への積極性は見られていたと思う。また、同じくグループ面接であるため、就活生一人ひとりの時間は限られており、簡潔な回答ができるかどうかも、重要視されていただろう。

最終面接ということで厳かかつ、グループ面接であり、かつ社長や副社長が登壇するという、なかなかに他企業とは傾向の違う面接であったため緊張感がかなり高まった。

なし

企業HP
就活会議などの就活サイト
トーハンの会社案内パンフレット

トーハンの強みは何だと思いますか。

デジタル分野や新技術に積極的なことだと思います。
御社は昨今、AI配本やAI書店員、次世代POPやメディアドゥとの提携など、様々に新技術を導入したビジネス展開をなされているように感じます。それに、会社として、そういった技術への関心が強い、ということも説明会でお聞きしました。
御社に拮抗する企業として、日販さんが挙げられると思うのですが、日販さんは「文喫」や「検定ビジネス」など、アナログから訴求するビジネス展開に、より力を入れているように感じます。
本業を復活させるにあたり、アナログ・デジタルの両要素がカバーしあっていくこと重要だと考えますが、その中でも、現在の出版業界により必要なのは、新技術やデジタルを積極的に取り入れ、業界を根底から変革していくことではないかと思います。
よって、御社がデジタルに積極的なことは、本業を復活させるにあたり、非常に大きな可能性を持っていると考えるため、私はトーハンさんにより惹かれますし、そこが強みだと考えます。

将来トーハンでやりたいことはなんですか？

まず、出版業界の現状の課題として私は、①現代の人々が読書の魅力を忘れていることや、②EC市場などの購買スタイルの変化に対し、対応が追い付いていない事が挙げられると考えました。これら課題を解決することで私は、現在、あまり本を読まない層の人々が、日常的に本を読むようになる世界を将来、創り上げたいと考えています。
そのために、御社に入社後はまず営業として、現在の出版業界における業界３者とともに、それぞれの課題を共に解決していくことを通して、出版業界を支えながら、自身のスキル及び本業への知見を蓄えていきたいと考えております。
また、御社のジョブローテーション制度を利用することで、本に関わる様々な事業も幅広く経験し、自分の中に、本業について多角的に考えられる視点を醸成していこうとも、考えています。
そしてその後は、それらの仕事を通して培った知見、スキルを活かし、新業態のECサイトなどの、業界に変革を起こせるような新たな企画・事業を立ち上げていくことで、この手で出版業界に大きく変革を起こし、自分の将来の夢を実現していきたいです。