【新時代の本屋づくり】【23卒】トーハンの総合職の本選考体験記 No.35349（非公開/非公開）（2022/7/8公開）

学生時代に最も力を入れたこと、その他に学生時代に力を入れたこと、トーハン入社後にチャレンジしてみたいこと。

採用サイトのマイページから提出。

ウェブで入力

500文字と他企業より少し長めだったので、事実よりも「自らが考えたこと」について詳しく書くことを意識しました。

就活会議、他サイト(ワンキャリア、大学OBの体験記など)を参考にし、作成しました。その後は、新卒応援ハローワークにて添削を繰り返しました。

就活会議、転職会議、ワンキャリア。

問題集の間違えたところに付せんをはり、繰り返し解いた。

言語、非言語、性格

通常のSPIと同様。1時間程度。

数的推理ザベスト

経験者のnoteを読み、シミュレーションを行いました。

デザイン思考力テスト

30分程度で、答えられるだけ答えていく方式。

経験者のnote

予定時間を迎え、zoomに入室。

フィードバックでは、話し方や雰囲気に落ち着きがあるということについて評価頂きました。また、エントリーシートに記載のない話を多くしたことが好評だったと言われました。

柔らかい雰囲気で始まったものの、1つ1つの回答については鋭く詰められた。答えた内容によっては、笑ってくれる。

合格発表後、電話で個別にフィードバックを頂きました。また、最終面接前にフォローアップイベントがあり、例年の選考状況をうかがうことができました。

ワンキャリア、就活会議。

どういった部署、職種に興味をもっているのか。

私は営業職として、人と本のみならず、人と新しい世界や人と人までもを結び付けることのできる書店づくりを行っていきたいと考えております。書店離れが進む昨今においても、未知なる本と偶然の出会いを果たすことができる点であったり、その場にいる書店員さんや読者の方と時間・場所の共有ができるという点は、ネット書店にないリアルの書店ならではの強い魅力であると考えています。その魅力が最も溢れる場所の1つとして、私は、町の本屋さんの良さを広める仕事をしていきたいと考えています。各書店の拘りや魅力を守りながらも、より多くの人に愛される地域のサロンとしての役割を果たすことのできる書店をつくる一助となる営業になりたいです。

なぜ、出版社等ではなく取次が第一志望なのか。

大きく分けて、2つの理由がございます。1つめは、今ある良い本を出版社問わず日本中に届けることのできる仕事がしたいと考えているからです。本を生み出す仕事も魅力的ではありますが、ロングセラー商品や埋もれた名作といった自らが良いと思えるものを商材として扱っていきたいと思います。2つ目は、街の書店や大型書店といった様々な形態の書店の運営に携わることができるからです。実際に書店員としてアルバイトをする中で、1つの書店の運営に携わるだけでは業界全体にアプローチを賭けることは出来ないと知りました。だからこそ、業界の核となる取次を行う御社で、出版業を乗り越えた先の新時代に向けた改革を行っていきたいと考えています。

開場到着後、控室にて説明を受けながら待機。時間になったら会場に案内される。

常に落ち着いて話しができた点、笑顔を絶やさなかった点だと思います。電話でのフィードバックでは、エントリーシートに記載のない話を多くできたことでどのような人物なのかを見ることができた、と評価を頂きました。緊張してうまく喋れていなかった人も受かっていたので、とにかく真面目であると示せれば問題ないと思います。

役員面接ということで、やや緊張感がありました。しかし、回答に対してうなづいてくれたりと丁寧に向き合ってくれたことを感じ、非常に有意義で楽しい時間であったと思います。

内定通知のお電話を頂いた際に、内定の決定打となったポイントをうかがいました。

ワンキャリア、就活会議。

あなたの強みと、それを当社でどう活かすかを教えてください。

私の強みは、探究心の強さです。この強みはゼミでのレポート作成において発揮されました。教授からは、指定書籍を要約さえできていれば合格とされていましたが、レポートを作成しながら興味の幅をどんどん広げていった私は、毎週のように図書室や研究室を訪問して集めた資料をとことん読み込みました。これによって、難しい専門用語や判例文への読解力が向上したと感じています。また漫画から興味を持った百人一首に熱中し、百首覚えるだけにはとどまらず、実際に選定地を訪れるなど、とことん好きを追求していました。この強みは、営業職として各書店の魅力の発見に努め、より多くの人に愛される場所づくりを行っていく上で活かすことができると考えています。

書店でアルバイトをしていたということですが、入社前と入社後でイメージに変化はありましたか。

入社前には、書店は穏やかで落ち着いた働き方ができる場所であるという印象を持っていました。しかし、実際に入社してみるとそうではないと感じる点が多々ありました。例えば、力仕事が多い点や常に時間に追われているという点です。特に、昨年度はジャンプ作品で大きなヒットがあったため、百冊単位で入荷するコミックのシュリンク作業や品出し、予約対応などで走り回る日々が続いていました。また、コミックの返品処理を行う際には必ず折り畳み式コンテナの積み下ろし作業があるため、非常に体力のいる職場であったと思います。その中では、少しでもスムーズなお客様対応を行うことができるように在庫状態を常に頭に入れておくなど、事前準備を怠らないようにしていました。