【夢を形に、共に創る】【23卒】ニトリの総合職の本選考体験記 No.27096（非公開/男性）（2022/5/27公開）

指定されたWEBEXリンクにアクセス→面接開始→終了し次第退室。

１２月という早い段階で、しかも一次面接時点で、会社を志望する動機や学生時代力を入れたことについてしっかりと話せる準備ができていたことが、非常に評価されていたと思う。

後々リクルーターにもなっていただけた、非常に親切な方が面接官であったため、とても温和な雰囲気で選考が進んだ。こちらが面接慣れしていないこともあり、回答に行き詰まっても、親身に緊張を解きほぐし、回答へと導いてくださった。

面接慣れしていない雰囲気はあったが、その中でもしっかりと自分自身の意見を伝えようという気概が見られたので、好印象であった。

企業HP
ニトリのインターン板書

あなたの会社を選ぶ軸を教えてください。

まず一つは、教育制度の充実です。御社では、カリキュラムとして、義務として社員が様々な部署を回り、多様な経験を経ていろんなスキルを身につける配点教育を推進しているとお聞きしています。もちろん、他社などでもジョブローテーションといった制度はあるかと思いますが、御社のようにインターンシップの内からそれを強くアピールするほどに、自社の魅力としてその制度を語れる会社は他にないと考えております。またそれ以外にも、チャレンジ制度ブックなどに書かれているように、多くの制度が御社には用意されています。そのような教育制度の整った会社においては、自身の夢に向けてスキルを磨くことが他社に比べてかなりやりやすいのではないのかと考え、その点御社は非常に魅力的に写りました。
もう一つは、チームで働く環境が整っているかです。インターンシップなどを通して、何度も御社には「人」が財産である、という事をお聞きしました。特に社長登壇のliveでは、社長御自身から「いまこそ人が全て」といった言葉をお聞きしましたし、そうした言葉を通してだけでなくとも、例えば人事の方々が個人面談に対してすごく真摯にやりとりをしてくれることや、インターンシップでのフィードバックの充実さなどからも、そうした雰囲気を僕はうかがうことができました。昨年の夏頃に様々にインターンシップを経験する中で、「人」を大切にしたいとおっしゃっている企業は他にもいくつか見られましたが、社風からそうした理念が裏付けされている具合は、御社が一歩、他社より秀でている部分であると考えます。僕は、こうした会社ぐるみで「人」を想う、思いやる心が育まれていることは、僕の臨む「チームで働ける環境が整っているか」に関連して非常に、会社選びで大事な所になってくると考えています。御社のように、社員一人ひとりが「人」を大事に思う環境でこそ、円滑かつ生産性のあるチームワークを構築することができるのではないかと思います。

学生時代力を入れたことについて教えてください。

学生時代は所属していた民族音楽サークルの活動に最も力を入れており、その中で私が『挑戦』したことは、最高学年である３年次に、定期演奏会のチームリーダーに立候補し、１８人もの組員を率いて毎日演奏練習に励んだことです。そのリーダーという役職において、コロナ禍で練習時間が半分近く減少した中で、例年並みの規模や完成度で演奏会を開かなければならないという課題に直面しました。その課題を達成するため私は、例年より効率的に準備や練習を進めるために、チーム内での意志の統一や情報共有が重要と考え、練習内外を問わずミーティングの時間を例年の倍以上取るようにしました。そうした施策が功を奏して、テキパキ練習を進められたのは勿論のこと、話し合いを通してメンバー各人の当事者意識を高めることもでき、短時間でチームの演奏力を飛躍的に強化することができました。結果、当日は満席、アンケートによるフィードバックも例年の１．２倍の高評価を得ることができ、当初の目的を達成できました。こうした挑戦を通して、チームで行動する際の「話し合い」の重要さや、そのノウハウについて深く学びました。御社でもこの学びを活かし、活躍したく思います。

指定されたWEBEXリンクにアクセス→面接開始→終了し次第退室。

慣れない面接や深掘りにうろたえながらも、なんとか自分なりの考えを面接官の方に伝えられた点が評価されていたと思う。

一次面接とは一転、人事の方の位が多少上がったこともあり、少し厳かな雰囲気となった。こちらの回答にも逐一深掘りが入り、そこに対する回答が自分にはあまり用意できておらず、緊張が高まる雰囲気であった。

回答への深堀に狼狽してしまい、自己分析の甘さを見とがめられた。選考はとりあえず通過とするが、三次面接までにしっかりと準備をしておくことをおすすめします、とのフィードバックを頂いた。

企業HP
ニトリ図鑑

あなたのキャリアプランについて、必要なスキルを１つ教えてください。

多くの人々を楽しませるためには、例えば年齢、生活環境、生活地域などの様々なお客様のニーズに目を向けられるような、総合的な視点から、商品やサービスについて考える必要があると思います。そこで、ニトリの顧客について、広い視野を持ってまなざすことの出来るような、多角的視野が必要になります。
　このスキルは、御社においては店舗運営部と通販事業部で、（相互作用の形？で）身に着けることができると考えています。店舗運営部では、自身の担当する地域のお客様目線で売り場の構成や販売戦略を考えることを通して、お客様一人ひとりに対し目を向ける、ミクロな視点が身につくと考えています。対して通販事業部では、ニトリネットの訪問者の購買行動や回遊動線などの膨大なデータをもとに、サイトを運営することを通して、全国のお客様へと目を向ける、マクロな視点が身につくと思います。こうしたミクロの視点×マクロの視点、両方を併せ持つ人間となることで、より説得力のある商品を提供できると僕は考えます。

その他に、あなたのキャリアを実現するために必要なスキルを教えてください。

そうした多角的視野をもって自分が考えたことを商品として形にするためには、それを企画提案の形でアウトプットしていくことが必要だと思うのですが、会社における企画というのは、一人で実行するものではなく、他の社員の方々と協力し、チームで作り上げるものであると思います。よって、そこにおいて、多くの社員の方々とチームを組んでモノゴトを考えていくための、チームワーク力が必要になると僕は考えました。
　このスキルは、御社においては商品部、中でもコーディネート商品企画の部署において身に着けられると考えます。そこでは、ディレクター、プランナー、デザイナー、演出、デコレーターといった５つのチームが、互いに協力しながら商品の企画、開発を行っていると、ニトリ図鑑を調べる中で知りました。こうした５つのチームが入り混じりながら仕事をする環境においては、積極的な情報共有、意志の統一などによってチームとして一丸となって企画に取り組んでいくことが必要になってくると思います。そうした中で、ニトリの企画提案におけるチームワークのノウハウを学んで、自身の夢に活かしたいと考えています。

控室にて事前説明と激励→面接本番→終了し次第、帰宅。

事前準備の周到さ、どの質問にも詰まらずに答えられたことが評価されていたと思う。また、ただ答えるだけでなく、ニトリでなければならない理由を、回答の中にちりばめ、志望度の高さもしっかりとアピールすることができたので、そこも好印象であったのではないか。

非情に温和な方で、常にこちらの考えを引き出そうと、対話を意識してくれる面接であったため、非常に話しやすい雰囲気であった。面接官もこちらも、笑顔の絶えない良いコミュニケーションが取れた。

２次面接からの成長具合が素晴らしい、との嬉しいフィードバックを頂いた。

企業HP
ニトリ図鑑
ニトリのパンフレット

何で家具という商材を選んだのですか。

僕の志望している他業界２種と、ニトリのメイン商材である家具を比べてみます。
まずゲーム業界は、どの世界においてもまだまだ未開拓の分野であり、日本が最先端を担っている部分もあります。そのため、例えばこれからはVRを伸ばしていくのか？eスポーツ分野を伸ばしていくのかなどの業界の展望が見えづらく、定まりづらく、そのような中では、会社の将来というのを考えていくのはなかなか難しいのではないかと考えます。対して家具業界、特にニトリは、「住まいに豊かさを届ける」という、欧米諸国の家具の扱われ方を日本にももっと普及させる、といった確かな展望、および欧米諸国というある種ゴールもしっかりと見えていて、ゲームの場合よりも会社としての目標が明確にしやすく、会社としての将来性が考えやすいのではないかと思います。
もう１つ志望している出版業界は、最近の悩みとして「テキストを読む」という行動を商品の目的として据えている以上、デジタル化が可能であるため、本来のメイン商材である書籍、新聞などの市場が縮小傾向にあります。しかし、家具は人々の生活に「本」よりもしっかりと根付いており、さらに家具をデジタル化する、他のものに置き換える、といったことも近い将来にできるようになるとは思わないため、向こう数十年は「家具」がなくならないという安心感があるのではないかと思います。こうした点で、家具という商材は、出版に勝っています。

最初のキャリアである店舗運営部の中ではどんな挑戦をしていきたいですか。

店舗においては、共に働く人々と積極的に対話をし、店としての団結力を高めて売り上げに貢献するような挑戦をしていきたいと思います。ストアキャリアセミナーにおいて、御社の店舗では、少なくても３，４０人、多い店舗だと１５０人もの人員を抱えているとお聞きしました。また、その中にもパートのおばちゃんから大学生のバイト、社員の方々など、さまざまな経歴を持つ人がいらっしゃることと思います。僕は学生時代には、１８人のチームをまとめることができましたが、それはサークルという同じ価値観に支えられたもとでの成果でした。今度の、ニトリの店舗では、そううまくはいかないことだろうと承知しております。ですが、自分のこれまで培ってきた「コミュニケーション」の強みを活かし、店舗を一つに団結させられるように、自分から働きかけていく、そんな挑戦がしていきたいと思っています。またもし、御社におけるキャリアの１ステップ目である店舗運営部でこうした目標を達成できたら、その後のキャリアにおいて、非常に自信と糧になると思います。

控室にて事前説明→面接本番→終了後、控室にて今後の連絡→帰宅

ニトリでなければならない理由を、面接官からの質問への解答だけでなく、２０分間という非常に長い逆質問の中でも、アピールし続けられたことが内定につながったと思っている。また、短所や、ニトリのデメリットなどの、マイナス面の質問にもしっかりと軸をもってこたえられたことが非常に好印象であったと、フィードバックで伝えられた。

非情に和やかかつ、こちらの話を真摯に聞いていただける雰囲気であったが、時折鋭い質問がなされる、メリハリのある雰囲気でもあった。

なし

企業HP
ニトリ図鑑
インターンの板書

自分が希望する部署に行けなかったときはどう思いますか。

全く問題ありません。むしろ自分は、自分がその部署で働くスキルがまだ身についていない、適性があまりないと人事の方などに思われたのに、自分の希望を通すことを先行して、その間違った、or時期尚早な部署に配属されてしまい、自分に負担をかけてしまったり、会社に迷惑をかけてしまう、といった事の方が苦しいと考えます。またそうした事に関連して、配転希望というのは、自分の希望ももちろん重要ですが、人事の方、先輩方などから見た、自分への客観的な視点も踏まえて総合的に判断すべきものだと思います。なので、当初希望する部署にもし行けなかったとしても、そこが僕のスキルを最大限高められると御社が判断してくださった部署であるのだと考え、将来のスペシャリスト像をあきらめず、スキル磨きに専念したいと思いっています。

あなたの弱みを教えてください。

自分は御社の４ｃの中では、Competition、常に自分を成長させることを考えているかについて、少々弱いところがあるように感じます。それを代表するのは、受験勉強の際のエピソードです。受験勉強において、数か月ごとに試験があり、その結果として○○大学A判定、B判定だとかのフィードバックがかえってくるいわゆる模試、というのがあります。自分はある大学を高校３年生の時期に志望していたのですが、その高３の春、運よく志望校のB判定が取れてしまいました。非常に嬉しいことなのですがそこで僕は、「現時点でここまでできているなら、余裕なのではないか」とタカをくくってしまい、勉強をさぼりがちになってしまいました。そのせいで成績がだんだんと低迷し、秋辺りにはＤ判定にまで落ち込んでしまったことに衝撃を受け、必死に勉強をして巻き返して何とか志望校に合格し、今に至る、といったようなことが過去にありました。こうしたことから僕は、自分の成長を全く気にも留めていないわけではないのですが、それを「常に」考えているかというと怪しく、特に「余裕がある」状況になると気のゆるみがでやすい、という短所を過去抱えていたことが分かります。
　こうした短所を踏まえて最近では、自己研鑽に関わることについて、それは例えば音楽サークルでの演奏技術アップや、大学での卒業研究などがあげられますが、どんどん自分の目標を上へ上へと設定していくことや、度々先生方や先輩方に厳しいフィードバックを頂くことなどを通して、自分が現状に甘えてしまわないように注意して、弱みを克服できるように努力しています。