- Q. 志望動機
- A.
株式会社トーハンの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒株式会社トーハンのレポート
公開日:2017年12月12日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 営業職
投稿者
選考フロー
企業研究
まずは、出版取次(出版卸)の現状を把握しておく必要があると思います。出版社と書店をつなぐ役目の出版取次ですが、十数社の出版社と数千店舗の書店に対しそのほとんどがトーハンと日版の2社で賄われています。そのため、ペーパーレスのあおりを受けてはいますが出版業界の中では比較的、安定と影響力を持っています。また、電子書籍が予想以上に紙書籍を脅かすことにはならなかったこと、文具売上の増加や検定事業の拡大などにより現段階では大きく傾くことはないと考えられます。しかし、その反面、大きな好転は見込めない現状や出版業界という大きな組織(ルール)に縛られているため、一企業として大きな変革起こせることができず、全て出版業界として変化していくしかないという現状にあります。そのため、大きな変化もなく常に書籍のみを扱う仕事でありますが、それを耐え抜く力、店舗という場で小さな変化を絶えず起こしていける人材が求められていると思います。大手2社におきましては、それぞれにどのような違いがあるか具体的に説明できるようにしておくこと、また、「どの書店をよく使いますか?」というような質問に対し、その書店がどちらの出版取次から本を仕入れているかを事前に把握しておくことなどが面接等で有利に働くと感じます。給料はよくはありませんが、安定と時間の余裕が職場にはあるので、女性に人気があるという印象を受けました。
志望動機
私がトーハン株式会社を志望理由は3点あります。
1点目は、世代を超えて一人ひとりに希望を与える「本」をたくさんの人に届けたいとの思いです。私自身、中学時代の一冊の本との出会いに希望をもらい人生が変わりました。次は私が少しでも良い本とその希望を届けたいと思います。
2点目に、たくさんの情報を基にニーズにあった本を自らで選定し、価格ではなく自らの工夫や努力で結果を出すという出版取次業の働き方に魅力を感じたからです。
3点目は、変化の多く転換期にある業界だからこそ、御社のような実力と情報力のあるフィールドで実力を付け、潜在的な読書へのニーズに対する新たなビジネスの展開や新たなお客様へのアプローチを実現していきたいと思ったからです。小さなことでも絶えず変化を起こしていきたいと考えています。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2017年03月
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
SPI対策を行って入れば、特に問題なく対処できると思います。
WEBテストの内容・科目
言語、数学、性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
1次面接は、業界や会社について理解が問われることよりも、どういった人間なのかをアピール擦る場であると感じました。自分自身が何に貢献できるか伝えきれると評価されると思います。
面接の雰囲気
大きな部屋を仕切りで分けていたため、待機室や他の面接スペースが見える作りとなっていました。少し他の面接の声が漏れてきたり、自身の声が響いたりしますが、1対1の面接であったためより自身の言葉を伝えることが出来ました。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代力を入れたことを教えてください。
私が学生時代最も注力したのは「大学祭実行委員活動」です。
2度の大学祭で実行委員を務めさせてもらいました。特に2年次には模擬店で扱う食材の管理と配分の責任者として活動しました。私の部門は大学祭当日の2日間、朝の3時から夜の12時まで食堂から出ることの無い陰の仕事でした。そこで私は、リーダーとして当日の準備を進めるとともに、チームのメンバーに「やりがい」を与えるため以下の行動をとりました。
・毎日の活動時間内に対話会の時間を設け、それぞれの大学祭への思いを共有する場を作りました。
・大学祭の歴史や先輩方の精神を学ぶ学習会を開催しました。
・前年度の大学祭の映像や来校者の感想等をメンバーに見せました。
結果、チームの皆が準備の中で様々なことを学び、当日の台風による日程の延長を国もせず、
笑顔を絶やさず活動することが出来ました。この経験から、チームとして自分は何が出来るのか常に考え行動することが成功につながると学びました。
自己PRをしてください。
私は「何か相談するなら君だ」と言われることが多い人間です。15歳で親元を離れ5年間の寮生活を経験しました。全国から集まった仲間と語り合う中で私の人間性は作られました。24時間独りの時間が無い空間だからこそ、お互いの良い面も悪い面も受け入れ、改善し合うように努力してきました。また、相手の話を引き出す力や自身の想いを伝える力、そして何より相手を尊敬する大切さを学びました。それ以来、私は何をするにあっても相手を尊敬し、何かを学び取ろうとの思いで行動するよう努めています。この経験から常に裏表のない人間を心がけ生きてきました。その結果、友人から信頼を得ることにつながり、友人から何かを相談されることも多くなりました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生3 面接官3
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
グループ面接であったこともあり、より短く端的に思いを伝えられるかが評価につながると思います。また、全体の面接時間が長いですが最後まで集中しているかも見られていました。
面接の雰囲気
グループ面接であったため、1次面接と比べアピール時間は少なくなりました。更に、企業研究できているか問われる質問や入社後何がしたいかというより具体的なことを問われる場となりました。
2次面接で聞かれた質問と回答
入社後チャレンジしてみたいことを教えてください。
私は、新しいビジネスの形や新しい読者へのアプローチを企画し、実行したいと考えています。電子書籍の台頭などによる出版物の売り上げ減少の中でも、大きなシェアを誇る御社だからこそできる新たな活字文化づくりに携わりたいです。そのため、御社ではまず様々な職種を経験し力をつけたいと思います。私は書籍作成の経験を通して、作る側と読む側の気持ち、またその間となってその本をどのように届けるかを企画・運営する気持ちを少なからず感じることが出来ました。一人の著者の思いや一人の買い手の声を全て理解し、ビジネスにつなげることは厳しいかもしれませんが、可能な限り「一人の人のために」との思いのこもった企画を考えたいと思っています。また、日本の活字文化を海外に広げる事業にも興味があります。海外経験を通して、日本のコミックの影響力の大きさを実感しました。ファッション誌を含め、日本の出版物の質の高さと需要の大きさにビジネスチャンスがまだあると考えます。ルールも文化も違う海外で、商品価値の高い日本の出版物を広げていきたいです。
学生時代の学業について教えてください。
私は農業経済学のゼミとして「耕作放棄地化の阻止」とのテーマのもと研究してきました。非農業部門の成長や高齢化を背景に、増加傾向にあるのが、使われなくなり放置された農地、耕作放棄地です。この増加を防ぐことは、経済的ロスの減少と農業の多面的機能の保全につながると考え研究テーマに定めました。まず、先行研究を踏まえ耕作放棄地の発生要因の一つである土地の転用期待に着目しました。転用期待を転用利潤×転用確率と定義し、現行の政府の政策が触れていない転用確率の減少にアプローチしました。まず、土地の用途別区分に関する法律の一元化。区分見直しまでの期間の延長。転用の追認許可を禁止することなどを提言しました。学内の論文大会では、論文とプレゼンテーション共に1位の成績を頂きました。
座談会・懇親会
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 実施時期
- 2017年05月
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事部長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
全体的にいい印象でした。自己PRや学チカなど自分自身のこととアピールしていることが一致している点が評価につながったと感じます。
面接の雰囲気
時間は短く、最終確認のような面接でした。更に、面接前には、本社見学の時間が設けられました。志望理由を深くまで掘り下げられた面接でした。
最終面接で聞かれた質問と回答
学生時代力を入れたことを教えてください。
私が学生時代最も注力したのは、「100万円で書籍を作成したこと」です。乗り越える
母校の高校より依頼を頂き、母校の20年の歴史をまとめた書籍作成の編集長を務めました。リーダーとしてのカリスマ性的なものがなかった私は、チームのメンバーが活躍できる環境づくりに尽力しました。毎日メンバー全員の家を回り、対話を通して相手を理解し、相手にあった仕事と目標を定めました。「目の前の一人を大切に」との自身の軸を胸に、リーダーがチームを下から支えるようなチーム作りを心がけました。〆切2か月前にして資金が半分になるとの問題に対しては、リーダー率先行動で対策にあたり、資金面時間面共に解決し書籍を完成することが出来ました。
完成した書籍を学生に届ける際には、より学生の読む意欲を掻き立てるために、卒業生約170名(卒業生全体の約40パーセントのメンバー)で大阪の母校を訪問するという企画を立案、運営しました。結果、学生からは「5周も読んだ」との嬉しい報告も頂きました。この経験を通して、リーダーが率先行動でチームの一人のために動く、その思いがチーム内で広がり、最終的に読者への思いにつながるのだと実感しました。
好きな書籍を一つ教えてください。
私は、新渡戸稲造の「武士道」を読み大変感銘を受けました。当時、海外の方と日本人の宗教への無関心について語り合った直後であったこともあり、宗教教育の代わりに‘武士道‘が日本人に道徳を教えたとの新渡戸の言葉に深く興味の念を抱きました。新渡戸は武士道の「7つの徳」の中で人と向き合うときに大切なこととして、他者を思いやる「仁」、敬意の表現「礼」、言ったことを成「誠」の3つを挙げました。この本を読んだ時から、「仁」を持って後輩に接し、友の悲しみに共に泣き「礼」を尽くし、言ったことは必ず守る「誠」の精神を持った人になりたいと決意し行動してきました。今後も、このような偉人たちの言葉が学べるような本をたくさん読んでいきたいと思います。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
最終選考前と内定後の2回、企業のことを学ぶ集まりがありました。内定後に関しましては、様々細かい情報を頂いた上で面談を行いました。比較的、その後の就活にも時間を頂きました。
内定に必要なことは何だと思うか
当たり前のことですが、自身の企業選びの軸とトーハンがずれているならば、ESや面接はもちろん入社後かなりく苦労するかと思います。特に大きな変化のない業務なので、社員さん曰く10年は辛い時期が続くそうです。(軸がずれている場合)
また、ESや面接におきましては同業他社である日版との比較がネックになると思います。具体的に聞かれることはありませんでしたが、企業の強みと弱みをどの程度把握できているかが内定への大きな分かれ道になると思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
本が好きという理由を押しすぎる人はあまり良い評価をもらえない印象です。出版取次を受ける時点でほとんどの人が本が好きということもありますが、本が好きなのが仕事に良い影響を与えるとは限らないというのが社員さんの想いでした。本が好きな上、他の学生とは違うより具体的な志望理由が内定につながると感じます。
内定したからこそ分かる選考の注意点
近年の就活では、インターンや説明会が内定への近道であると言われていますが、トーハンは説明会やインターンなしでも入れる可能性が高いと感じました。企業が業界が現状どのような立ち位置にあるのか把握し、それを打開するために自分は何が出来るのか自分の言葉で表現できることが重要になると思います。
内定後、社員や人事からのフォロー
電話等で就活の状況や不安に思っていることなど聞かれました。何でも聞ける体制が整っていたと感じます。
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A.
私が御社を志望した理由は「本に関わる仕事がしたい」と考えたことと、「様々な角度から物事に取り組むことができる会社」で働きたいと考えたからです。 私が様々な角度から物事に取り組める企業で働きたいと考えた理由は、○○という競技を選⼿、コーチ、審判員という複数の⾓度から⾒てきたことで、⼀つの⾓度からでは捉えきれなかった競技の魅⼒や難しさを学ぶことができたという経験があるからです。 その中で御社は取次や営業、店舗運営、そして電⼦コミックなど本に関わる事業を様々な角度から行っており、また本以外においてもエンタメ事業や文具事業、不動産事業など様々な角度から取り組んでおられると感じています。そのような御社でなら本に関わる仕事を様々な角度から取り組みつつ、私が働くうえで成し遂げたい「⼼を動かす体験を多くの⼈に提供する」ということを成し遂げられると考え、志望しました。 続きを読む
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-
A.
私は、図書館の価値を更に向上させていくことで、本と人とをつなぎ、人の生涯教育を支援し、社会を豊かにしていきたいと考え、御社を志望致します。私は、図書館が、人の生涯を通した成長を通して人を豊かにし、社会をも豊かにすることができるという重要な役割を担っていると考えます。御社は、図書館に関するあらゆるサービスを総合的に提供し、また全国各地の図書館のニーズを汲み取ることによって、図書館のしくみを整え、地域の枠組みを越えて人々に広く貢献し続けております。そうした御社の事業に携わり、図書館のサービスを通してより多くの地域に住む人々に貢献し、社会を豊かにしていきたいと考えます。 続きを読む
トーハンの 会社情報
会社名 | 株式会社トーハン |
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フリガナ | トーハン |
設立日 | 1949年9月 |
資本金 | 45億円 |
従業員数 | 992人 |
売上高 | 3988億2600万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 川上浩明 |
本社所在地 | 〒162-0813 東京都新宿区東五軒町6番24号 |
平均年齢 | 43.5歳 |
平均給与 | 572万2000円 |
電話番号 | 03-3269-6111 |
URL | https://www.tohan.jp/ |
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