【アナログの魅力を再発見】【23卒】三菱鉛筆の冬インターン体験記（文系/企画職国内営業）No.30147（大阪大学/男性）（2022/8/8公開）

某逆オファーアプリでのスカウトで、インターンシップの面接に招待されたのがきっかけだった。文房具業界自体に興味を持っていたわけではなかったが、スカウトを承諾した人限定で、国内営業、商品開発、海外営業全ての回に参加できることを知り、参加を決めた。

スカウトがきっかけだったので、評価していただいたパーソナリティに関することをしっかりと面接で話すことができるように練習した。

面接はあったが、志望度よりも、学生個人の色を出すことが重要なのではないかと感じた。

クルトガの販売促進策を考えるグループワーク

会社説明→アイスブレイクワーク→メインワーク→発表→フィードバック

市場調査、競合調査の考え方

クルトガの販売促進策を考える

1日目にやったこと

インターンシップ前に、実際のクルトガが何種類も送られてきており、まずはクルトガの特徴を出し合うことから始めた。その後、各班でそれぞれの販促案を考え発表した。フィードバックは比較的手厚かった。

人事、国内営業部社員

なし

グループワーク中にわからないことがあるとその都度質問対応をしてくれた。また、急遽日程を変更して、午後の最初にまとまった質問タイムをとってくださるなど、学生に対する配慮が感じられた。

文房具はアナログなものであり、デジタル化の時代とは反している印象を受ける。その中でも、様々なものと組み合わせてアナログのよさを広めていくためにはどうしたら良いのかということを考えるのが難しかった。また、競合比較や、市場調査について固めていく段階が一番時間を使い、大変だった。

独自のサービスを使って発表準備をしていたため、不慣れな学生が多かったが、何人かはしっかりと予習をして使いこなせており、非常に助けられた。

販売促進策と一言で言っても、様々な切り口があり、企画職の方々の裁量が非常に大きいことを実感した。実際に質疑応答の際も、企画職社員の裁量権の大きさについておっしゃっていた。企画職にとって大切なこと、考え方を学べたこと、現場の社員の話を聞くことができたことが1番の収穫だった。

グループワークで使用したサービスが使用したことのないものだったので、事前に使い方をもっと予習しておけば良かったと思った。

新規企画や、販売促進を実際にどのように進めているかは理解できたが、オンラインということもあり、実際の業務やスピード感を感じることはできなかった。現場の社員と話す機会や、実際の業務について聞くことができる機会が多かったことは良かったと思った。

少数精鋭の企業だということを知ったこと、参加していた学生のレベルが比較的高かったこと、自分自身、競合他社について全く知らなかったので、企業比較ができていなかったことから、このままでは内定は出ないだろうなという感想を持った。逆に言えば、しっかりと面接対策をすれば大丈夫だとも感じた。

志望度が上がった1番の理由は、仕事が楽しそうだったからだ。正直他のインターンシップ で業務内容が面白そうだと感じたことはあまりなかったが、三菱鉛筆のインターンでは、仕事のやりがいやわかりやすい面白さを感じられた。また、社員の皆さんも良い人ばかりで、恵まれた環境だと感じた。

面接などの選考フロー免除はなかったが、国内営業以外も合わせると３日間みっちりグループワークをしたので、かなり面接で話す内容が増えたと思う。企業理解という面で、大幅に有利になると感じた。

最初は、BtoC,BtoBのどちらのメーカーも視野に入れて見ていたが、この時期は BtoBのメーカー、特に化学メーカーや電子部品メーカーを中心に考えていた。三菱鉛筆のインターン後もその路線は変わらなかったが、やはり完成品メーカーは、商品が世に出るというわかりやすい面白さがあるなと感じ、再度完成品メーカーを見るようにもなった。

誰しもがお世話になっている大企業なので、分業制がしっかりしていて、裁量権も少なめなのかなと思っていたが、「企画職」という名前の職種からは想像もできないような幅広い業務があり、自分が関わることのできる業務が多いということを知り、やりがいがありそうだなと感じた。文房具は誰しもがお世話になるものなので、この業界で働くのも楽しそうだなと感じた。