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【不可能を可能にする技術革新】【16卒】中央可鍛工業の本選考体験記 No.1376(南山大学大学院/)(2017/6/13公開)

中央可鍛工業株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2016卒中央可鍛工業株式会社のレポート

公開日:2017年6月13日

選考概要

年度
  • 2016年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 不明

投稿者

大学
  • 南山大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

説明会 → 筆記試験(8月) → 1次面接(8月) → 2次面接(8月) → 最終面接(9月) → 内定(9月)

企業研究

業界で抱えている問題に対してこの会社は何を以てことにあらんとするかを説明会で可能な限り質問をする。それは先輩社員に限らず、人事の人にも同様。あと、世界初の技術があるのにも関わらずそれについては説明会中には特に触れていないので、そういうところをついていくときちんと調べたと熱意が伝わるので、そういった隠れ魅力が自分の中で見つけれたらそれについてとことん調べよう。そうすると、志望動機もすらすら書けるし、話題も膨らむ。

志望動機

貴社を志望した理由は不可能を可能にする企業だからです。貴社は表面脱炭熱処理を行うことでこれまで不可能であった鋳物の溶接加工を可能にする等現状に満足することなく常に次世代を考えて技術革新に取り組む姿勢に共感しました。また、その表面脱炭熱処理では流動層炉制御技術等の様々な制御技術を用いていますので、そういった部分に私がこれまで学んできた制御工学が活かすことで、貴社の制御技術の向上を図ることができ、より高品質な製品開発を行うことができると思いましたので貴社を志望します。

1次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生3 面接官4
面接時間
30分
面接官の肩書
人事/課長/部長/役員
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

グループ面接をやったり、全体に対する質問を深堀を交えることで一人の時間が長くなり、次の人に同じ質問を振られる時間が空くといった、グループ内できちんと同じグループメンバーの意見を聞いているかを評価しているものだと感じた。それは他社では時間を空けてしまった場合同じ質問を面接官はしてくれるのだが、ここは「君はどう思う」という感じで質問してくる様子からこのように判断した。

面接の雰囲気

人事がエントリーシートを見て気になったところを深堀していき、そのあとにほかの面接官がそれぞれ気になったところを深堀していく流れ。あとは最後に役員が全体に対して質問をして終わり。話は均等に振られ、長さは特に決まっていない。時間もややオーバーしていた。

1次面接で聞かれた質問と回答

なぜ鋳造業界に興味を持って、その中でもなぜうちなのか。

私は昨年の夏と冬に鉄鋼メーカーと、鋳造メーカーにインターンシップに行きました。そこで実際に鉄を間近で触れ、また簡単ながら鋳造の体験をさせていただき、鋳造の面白さを発見しましたので鋳造を志望しております。また、鋳造は鉄だけとかアルミだけというように一つの素材に特化した企業が多くありますが、貴社のように鉄とアルミの二つの素材のプロであり、幅がある企業に魅力を感じました。そして私は自動車にも興味があり、鉄と自動車に触れることができる、かつロボットや重機等ほかの業界にも進出している貴社に魅力を感じたと回答した。ここは素直に志望した経緯を言えばよいと思いました。

女性の社会進出についてどう思う?

女性は社会進出するべきだと思います。それは、我々男性では気づくことができないところにも女性が気づくことも多いと思います。そうすることで新しいアイデアがどんどん生まれて社会が活性化すると思います。ただし、社会進出に伴い晩婚化や待機児童等の問題も出てきますのでそれらに対する改善策が今後求められてくると思いますと回答した。ここで、ただ賛否の意見を述べるだけでなく、それにプラスアルファとしてそれに伴う問題といった、自分なりのアイデアを盛り込むことを意識した。

2次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
技術系の部長/人事
通知方法
連絡なし
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

志望動機や自己PR等の一般的な質問の中に、習い事の理由や事前に予想しえない質問に対しても間をおかずすらすらと自分の意見を自信をもって回答できたところが評価されたではないかと感じた。あと、こちらの意見に対し、少し否定的な意見を述べてきたこともあったが、それに対しても同様に、対応したところも評価につながったのではないかと感じている。

面接の雰囲気

流れそのものは一次面接とさほど変わらなかったが、人事を除くと面接官は技術系の一人なのでほとんどその人が質問をしてきた。ただ、否定的な質問もたまにあったが圧迫というほどではなかった。

2次面接で聞かれた質問と回答

あなたが不可能を可能にした経験は何かありますか。

私の場合は研究だと思います。それは私が今取り組んでいる研究は今の大学では創立以来初の試みなのでまずは資料集めといった作業から研究を始める必要があったのでそれに対して研究を行い、何とか成果として残すことができたのでそれが私が不可能を可能にした経験だと思いますと回答した。自分のやってきたことは企業からしたら取るに足らないことかもしれないけど、自分がやってきたこと対し誇りをもって伝えようと努力した。

習い事いろいろやってるけど、なんでサッカーとかそういうメジャー系なのにしなかったの?

それはどうせ習い事をするなら普段できないことをやりたいと思ったからです。サッカーや野球は学校の休み時間や休日に友達と集まってできますが、水泳や武術は学校ではなかなかやる機会がないので、と回答した。この回答があっているかはわからない質問なので自分の中でとりあえず筋が通っているように文の組み立てを行った。

最終面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官4
面接時間
40分
面接官の肩書
役員/社長/人事
通知方法
直接
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

説明会から最終面接まで、常に積極的な姿勢で臨んだのが評価されたと人事に内定が出た後に聞いた。説明会ではほかの就活生よりも進んで質問をし、説明会当日に記入を要求したエントリーシートでは裏面までびっしり書いた。絵も描いた。エントリーシートを記入する時間も約一時間オーバーして書いた。面接も相手がしゃべったことについて質問していた。

面接の雰囲気

ほかの面接同様、人事がエントリーシートを見て気になったところを深堀していき、そのあとで社長を中心に役員が気になったことを質問してきた。結構社長が質問を多くしてきた。

最終面接で聞かれた質問と回答

私はエントリーシートで中央可鍛工業が今後行ったほうが良いという項目で、鉄とアルミの混合製品を作るべきと書いたのでそれに対してもう少し詳しい説明を求められた。

私はエントリーシートで中央可鍛工業が今後行ったほうが良いという項目で、鉄とアルミの混合製品を作るべきと書いたのでそれに対してもう少し詳しい説明を求められた。私は鉄とアルミの融解の差を利用してアルミと鉄を接合させる案を提示し、その説明をした。専攻の分野ではない為言葉だけでは説明は難しいと判断した為、ジェスチャーを交えたり、相手に言葉として出てこないところを投げかけたりして、少しぎこちないながらも積極的なコミュニケーションを図った。事前に人事にも説明会の段階で似たことを質問していた為落ち着いて伝えれた。

最近気になったニュースでうれしかったことはなんですか。

私は原発再稼働について回答した。質問自体はふつうだが、私がなぜこの原発について回答したのかは、企業側も同じことを考えていると踏んだからである。原発の停止による電気代の値上げは大量の電気を消費する鋳造メーカーにとってはかなりの痛手だからである。なので企業のことはわかってますという雰囲気は醸し出さなくても、企業と価値観が同じというのはとてもアドバンテージになると考えたからである。実際、社長をはじめ役員も私たちも気になったニュースでしたと共感を持つことができた。

内定者のアドバイス

内定に必要なことは何だと思うか

まず入社後、自分が何を目標にして仕事をしたいかを明確にすることで意識が高いと受け取られる。その為には鋳造業界が抱える問題、情勢、特徴をしっかり勉強する必要がある。あと、面接中に上記で書いた問題点に対して会社が取り組んでいることについていうことがあるので、それに対して自分の意見を言うと良い。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

今この会社は若い人の柔軟な意見を取り入れることに力を入れ始めているので、柔軟な発想力の有無が違いではないかと思われる。あとは仕事に対する覚悟の有無も重要かと思われる。

内定したからこそ分かる選考の注意点

人事が毎回選考の場にいるのでいかに人事に自分の良さをアピールするのかが重要だと感じた。実際、選考が通過するたびに人事からフィードバックしてもらえるので、そのフィードバックを活かすことができれば自ずと選考は進んでいく。

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中央可鍛工業の 会社情報

基本データ
会社名 中央可鍛工業株式会社
フリガナ チュウオウカタンコウギョウ
設立日 1944年1月
資本金 11億6100万円
従業員数 1,059人
売上高 331億9829万4000円
決算月 3月
代表者 武山 豊
本社所在地 〒454-0037 愛知県名古屋市中川区富川町3丁目1番地の1
平均年齢 37.7歳
平均給与 617万円
電話番号 052-805-8600
URL https://chuokatan.co.jp/index.php
NOKIZAL ID: 1138218

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