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公益財団法人鉄道総合技術研究所

【未来への鉄道革命】【23卒】公益財団法人鉄道総合技術研究所の事務系総合職の本選考体験記 No.36399(非公開/非公開)(2022/7/25公開)

公益財団法人鉄道総合技術研究所の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2023卒公益財団法人鉄道総合技術研究所のレポート

公開日:2022年7月25日

選考概要

年度
  • 2023年度
結果
  • 内定入社
職種名
  • 事務系総合職

投稿者

大学
  • 非公開
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

選考情報

OB・OG訪問
実施した
リクルーター
あり

選考時の新型コロナ感染症対策

選考に伴う体調管理表の提出。
社員面談はオンラインでの開催であった。

企業研究

最も有益であったのは社員さんとの個別面談である。選考に際して、何度も個別面談ないしは座談会を開催してくれた。そもそも知名度があまりなく、自身の力で調べようとなると非常に苦労する組織であるため、生の声が聴けるこういった機会は非常に貴重である。また研究所ということもあり、研究開発職が主な中で、事務系総合職がどういった働きをしているのか、仕事内容はいかなるものかを調べ上げるのは非常に難しい。その意味でも、事務系総合職志望であった私にとって面談の機会は必要であったといえる。
また、自身で深くリサーチして有益であったと感じたのは、JR各社と鉄道総研との関係性である。ルーツは国鉄時代の研究所であり、もとは一緒であったJR各社とは深い関係がある。そのあたりの沿革や関係性は入社後も大切であると思うので、調べておくことが大切である。

志望動機

鉄道総研が、人々の暮らしを豊かにする根幹的な役割を担っているからである。私には、人々の暮らしを豊かにしたいという想いがある。わが国は鉄道技術の進化により、生活がより安全に、快適になっていった。生活に欠かせない移動面での技術革新が、国民の暮らし、ひいては国の発展や社会課題解決に繋がる。そしてその技術革新のルーツが貴研究所であるため、貴研究所を支え、鉄道技術の最前線を体感し、この国が前に進んでいく実感を肌で感じたい。
また、私はこれまでの経験から、チームにおいて、仲間が最大限の能力を発揮できるよう、サポートを行う際にやりがいを見出す人間だと考えている。私には、鉄道技術に関する研究経験は無い。だからこそ、人事や制度の面において自身の経験を活かし、貴研究所のビジョンである”RISING”実現に向けた運営基盤の強化を行い、間接的に鉄道技術の発展を後押ししたい。具体的には、研究員の方々が納得して研究を行えるバランス感覚を養い、それに基づいた良質な制度や環境作り、また職員一人一人が働き甲斐を感じる雰囲気づくりを推し進めていきたい。

インターン

実施時期
2021年09月 中旬

OB・OG訪問

OB・OGと繋がった経緯・方法

インターンに参加した際にお声がかかった。

OB・OGとの連絡方法

メール

話を聞いたOB・OGの人数

5人

OB・OGに質問したこと

・事務系総合職の働き方(これについてがほとんどで、深堀をしていった)
・志望動機
・就活の軸
・どういった観点で入社を決めたか
・働き方の柔軟性

注意したことや感想

特殊性の高い組織であるため、鉄道総研ならではの話を聞き出せるように、他の民間会社と相対的に質問をするようこころがけた。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

エントリーシート 通過

実施時期
2022年02月 中旬
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

・志望動機、かかわりたい業務
・ゼミでの研究テーマ
・学生時代に力を入れたこと
・趣味、特技
・自己PR

ESの提出方法

郵送

ESの形式

用紙を印刷し、手書きで記入

ESを書くときに注意したこと

手書きであったので、丁寧に下書きして読みやすい構成を心掛けた。
字数制限はないが読まれるものであるので、なるべく端的に、余計なことは書かず面接で拾ってもらえるように書いていった。

ES対策で行ったこと

志望動機や入社後にやりたいことを固めるために、社員面談にて会社の課題や最近心がけていること等を聞いた。それをもとに課題に目を向けつつ、自身のできることを考えて書いた。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

筆記試験 通過

実施時期
2022年03月 上旬
実施場所
日本橋の貸会議室
通知方法
メール
通知期間
即日

筆記試験対策で行ったこと

・小論文対策
当日、小論文を2つほど書かされるとのことであったので、その対策を行った
・英語の勉強
日常会話レベルの英語の筆記試験があるとのことなので、文法や単語の勉強を1か月ほど行った。

筆記試験の内容・科目

英語(1時間弱)

小論文(1時間弱を2回)

筆記試験の各科目の問題数と制限時間

英語はセンター試験の量とほぼ同じ。
小論文は原稿用紙2枚ほど(会社側から案内が来るはず)

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接 通過

実施時期
2022年03月 上旬
面接タイプ
対面面接
実施場所
日本橋の貸会議室

形式
学生1 面接官3
面接時間
20分
面接官の肩書
総務部長、など部長クラスの職員さん
逆質問
なし

通知方法
メール
通知期間
1週間以内

会場到着から選考終了までの流れ

到着後、待合室で待機。
順番が来たら面接室にて面接。終了後解散

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

事務系総合職の社員さんと何度も面談を行い、実際に行いたいことや実情を踏まえた志望動機を話したことが評価点であったと思う。

面接の雰囲気

堅い雰囲気ではあったが、話しづらいということはなかった。
聞かれたことに淡々と端的に答える必要があるので、姿勢を崩さず臨むべき。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接で聞かれた質問と回答

かかわりたい業務について教えて下さい。

私は事務系総合職、その中でも総務部の職員として、研究所の組織運営基盤の強靭化に取り組みたいです。主となるのはやはり研究開発部の研究になります。総務部の職員としてはその研究を支えるために、制度や枠組み等を考え抜いて、最善の意思決定をする必要があります。しかし取り巻く環境は、容易には変えられず、また古いしきたりや独自性のある文化等が課題となる場面があります。そういった状況を放置することで、今後長い目で見たときに、どこかで運営に致命的なダメージがもたらされる可能性があります。そのため、目に見えるところから、効率化や職員の方々の意見を反映させていきたいと考えております。世の潮流であるDXや、ペーパーレスへの移行はもとより、研究所の環境整備についても、職員一人一人の意見を取り入れながら、柔軟に改善していく所存です。

学生時代に力を入れたこと そこでの研究者とのかかわり

私は学生時代、大学祭の実行委員として、大学全体を舞台にしたスタンプラリーを開催いたしました。その中で、各学部棟や研究施設をチェックポイントとして、大学の成果や研究内容を共有し、子供向けに大学を紹介できることをコンセプトとして立案、実行しました。背景として、自身が中学生や小学生だったころに、大学での研究や勉強という選択肢が脳内になかったことを後悔しており、その経験をこれからの未来を担う子供にはしてほしくないと考え、こういった企画を行った運びです。

企画に際して、各研究部との連携があり、研究室の中でも学祭を執り行う担当者の方と連携を行いました。研究内容を紹介するにあたって、どういった部分を強調したいのか、また子供向けにわかりやすく説明するためにどういった工夫が必要か、じっくりと話し合い、連携を行いました。

最終面接 通過

実施時期
2022年03月 上旬
面接タイプ
対面面接
実施場所
研究所(本社)

形式
学生1 面接官5
面接時間
20分
面接官の肩書
総務部長、役員、理事長など
逆質問
なし

通知方法
メール
通知期間
1週間以内

会場到着から選考終了までの流れ

到着後、待合室にて待機。その後面接。
解散後リクルーターの方と少し話をして解散。

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

JR各社の状況や、取り組みたい課題についての言及を細かく行い、業界研究を行っているということをアピールできたのが高評価であったと思われる。

面接の雰囲気

立場の高い方ばかりであったので、さすがに堅く、緊張した。しかし話をしっかりと聞いてくれるだけでなく、少し時間が空いた際には話を振ってくださるなど、雰囲気としては非常に良好であった。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

最終面接で聞かれた質問と回答

自己PRであるバーでの経験について

私の強みは、バーにて培われた「対話」を相手と行う能力です。この対話には自分なりの大義があります。それは、相手と信頼関係を築くコミュニケーションのことを指します。バーにおいて、相手つまりお客様とコミュニケーションを築くには、バーテンダーとしてお客様の要求や思いに最適解を差し出し、最大限応えるバーテンダーでなければなりません。また、私にはお酒の知識や技術が、マスターほどにはないため、接客であったり、水の補充やお荷物の管理など、細かな部分での気遣いで貢献していく必要があると考えました。以上の要素を踏まえ、お客様の細かな様子を観察し、ニーズを察して動けるバーテンダーを心掛けました。
このスキルは、御研究所内で総務部社員として、職員一人一人の声を聞き入れる職員になるために必要なスキルであると考えております。

鉄道の存続に強い懸念を抱いているとのことであるが、JR北海道の黒字化、そして鉄路存続のために必要なことは何だと思うか

JR北海道の今後の明るい未来のためには、一言でいえば「多角化」が必要だと考えます。私自身、北海道に在住しJR北海道さんのお世話になっているため、強い愛着と課題心を持ってこの質問にお答えしますが、北海道という土地気候、そして人々の生活を取り巻く環境からして、正直北海道における鉄道のニーズは今後減少していくと言わざるを得ません。そこで必要なのが、不動産やホテル、また広告代理や観光施策等、非鉄道といわれる事業分野での収益を確保することです。JRグループですとJR西日本さんが良い例かと思われます。MaaS等の鉄道代替手段や、DC事業に携わっていくことで、さらなる経営の柱を強化します。また阪神電鉄モデルのように、住宅地や商業施設との絡み合いで収益を確保して、競合であるマイカーや地下鉄との競争に優位性を持たせていくことも必要です。現在多くの土地を持つJR北海道さんにとっては、最も現実味を帯びたアイデアかと思われます。

内定者のアドバイス

内定時期
2021年03月 中旬

内定を承諾または辞退した決め手

内定を承諾した。最後まで就職活動をやりぬいたうえで、鉄道を包括的に支えていける研究所の存在が自分の中で大きいと感じたからである。

内定後の課題・研修・交流会等

内々定後面談を複数回行った。

内定者について

内定者の人数

20人程度

内定者の所属大学

わからない。

内定者の属性

文系の学生はほぼいない。理系の院卒の方々が多い。

内定後の企業のスタンス

内定承諾はかなり待ってくれた。2,3か月ほど。寛容なスタイルで、自分の意思で最終的には決定していいという姿勢で後押ししてくれた。

内定に必要なことは何だと思うか

まずインターンシップは参加必須である。単独で情報収取するのは難しい組織であるため、絶対に参加するべき。鉄道に自分のできることで貢献していきたいという思いがあれば、十分に適性があると思う。
また、何度も話をする機会を設けてくれるため、疑問や思っていることをどんどんぶつけよう。そうして自分の中でのマッチングを図り、疑問を解消し、志望動機につなげていければ理想である。非常に寛容で話しやすい社員さんが多いので、ざっくばらんにいろいろ聞いてみるのもよいかもしれない。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

業務内容や事務系と研究のすみわけをわかっているか否かだと考える。志望動機やかかわりたい業務などで、具体的な説明をする場面がある。そこでずれた発言をしてしまうと、入社後のギャップという観点から良い結果が期待できない。そのギャップを避けるために社員面談があるので、有効活用をするべきである。

内定したからこそ分かる選考の注意点

締め切りやルールをきっちり守れることが大切である。履歴書の郵送や、研究所訪問等、時間や締め切り、またマナー等がみられる場面が多々ある。まだ社会経験がない新卒なので、ある程度の粗相は仕方がないものの、最低限の立ち振る舞いは求められるので、常に直接みられているという意識を忘れないようにしよう。

内定後、社員や人事からのフォロー

面談のお誘いが何回かあり、何回か実施した。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 社員の魅力・実力
  • 福利厚生・手当・働きやすさ
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
  • オフィス・オフィスの位置・働く場所

入社を迷った企業

中日本高速道路株式会社

迷った会社と比較して公益財団法人鉄道総合技術研究所に入社を決めた理由

ひとつに働き方である。迷ったNEXCO中日本さんとは働く場所に大きな違いがあり、鉄道総研は東京固定であるが、NEXCO中日本は中部地方を中心に転勤が多数ある。自身の人間性や、環境への適応を考慮した際に、前者に決定した。
また、経験できる内容、価値貢献できる対象という意味でも鉄道総研を選んだ。元来鉄道への志望動機で就職活動を行っており、JR各社との関係から、研修や出向等の交流があり、その点が自分にとってやりたいことと近いと考えた。

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基本データ
会社名 公益財団法人鉄道総合技術研究所
フリガナ テツドウソウゴウギジュツケンキュウショ
従業員数 549人
本社所在地 〒185-0034 東京都国分寺市光町2丁目8番地38
URL https://www.rtri.or.jp/
NOKIZAL ID: 2731057

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