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【障がい学生の支援を】【21卒】国立大学法人奈良国立大学機構の事務職の本選考体験記 No.11376(奈良女子大学大学院/女性)(2021/1/20公開)

国立大学法人奈良国立大学機構の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2021卒国立大学法人奈良国立大学機構のレポート

公開日:2021年1月20日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 事務職

投稿者

大学
  • 奈良女子大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

他にもたくさん大学がある中で、なぜこの大学なのか、この大学で自分がどのように役に立ち、どのような大学にしていきたいか、等考えを深めていくことが大切だと思います。また、国立や私立でそれぞれにどのような役割が求められているのか、その環境で自分が大学職員としてどのように動くことができるか、具体的にイメージすることは実際に働いてみなければ難しいかもしれませんが、大まかにでも大丈夫だと思うので、話せるようにしておくと面接で良い印象を与えられると思います。教育機関としての大学に関する知識を持っているかどうかよりも、その大学の特色や、らしさを知っている方が個人的には好印象を与えられるのではないかと思います。

志望動機

学生数が少なく、規模が小さめの大学であることから、それぞれの学生に合った対応やきめの細かいケアができると考えたから。また、周辺地域・企業との連携を図りながら、多くの学生の就職支援を行っていることや、地域の活性化に関する活動を積極的に行っていることから、地域に愛される学校であり、教育面だけではなく、産官学連携にも力を入れている大学であることが魅力的だと思ったから。更に、未来的には近隣の国立大学と法人統合をすることが発表されており、大学として学生へ提供できること、また地域に貢献できることが増えていくことに魅力を感じ、地域活性化や学生へのよりより教育の提供の力添えを、大学職員という立場から行いたいと思ったから。

エントリーシート 通過

実施時期
2020年07月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

志望動機、自己PR、学生時代に力を入れたことなど。

ES対策で行ったこと

大学のキャリアサポートセンター等で、実際に大学職員に職員として働くことの魅力ややりがいについて聞いたりしていました。

1次面接 通過

実施時期
2020年07月
形式
学生1 面接官4
面接時間
30分
面接官の肩書
それぞれの大学の人事の方だと思います
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

笑顔でハキハキと答えることが大切だと思います。難しい質問はあまりないので、ESのことを中心に、会話を意識しながら回答ができるように準備をすると良いと思います。

面接の雰囲気

男性2人、女性2人で、年齢は皆さん同じくらいで、40代くらいだったと思います。面接の直前に小論文試験があり、その出来がどうだったかなどを聞かれ、緊張をほぐしてくれようとしていました。

1次面接で聞かれた質問と回答

いろいろな部署がありますが、具体的にどの部署で、どのように働きたいと考えているか。

私は、学生支援の業務に関心があります。その中でも特に、障がいを持つ学生への支援に関する業務に取り組みたいと考えています。私が大学で、発達障がいに関する知識を多く学んできました。外面的には困り感が見えないので、周りから理解されないことで悩む学生も多くいると考えます。そのため、自身が学んだ知識を活かしながら、目に見えない障がいを抱えた学生(もちろん、身体的に障がいを抱える方も含め、みたいなことも言いました)が、健常の学生と同じように学習をし、教育を受けられるように細かなケアができる部署で業務をしたいと考えました。身体的な障がいを持つ学生については、自身のボランティア経験を活かし(関連するボランティア活動をしていたので)少しでも学生の助けになれるように努めていきたいです。

尊敬する人はいますか。

私が尊敬する人物は、自身の母親です。両親共働きで、母親は私を出産してすぐから働いていたため、いつも私の思い出には働いている格好いい母親の姿があります。しかし、仕事が忙しい時でも、学校行事には欠かさず参加をしてくれて、寂しい思いをしたことも一度もありません。仕事と子育てを両立しながら、ここまで育ててくれた母親にとても感謝をしています。それと同時に、私も母親の女性になりたいと強く思っています。また、社会人としても尊敬しており、子育てをしながらも今は役職にも就き、責任のある仕事を多く任される存在でもあります。そのような母親の姿を見てきたので、私自身も入職後、結婚や出産などのライフイベントがあっても、働き続けていきたいと考えています。

最終面接 通過

実施時期
2020年08月
形式
学生1 面接官8
面接時間
30分
面接官の肩書
副学長等
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接で、なおかつそれぞれの大学の副学長等が面接官であることから、かなりの圧迫感がありました。そのためか、これまでの面接の雰囲気とは違い思うように言葉が出て来なかったり、言いたいことが急に飛んでしまったりしましたが、あやふやなまま話していると適当なことを言ってしまうと思い、しばらく考える時間を頂けますか、とお願いし、自分の考えがまとまってから発言をするようにしました。質問に対して何が何でも食らいつく姿勢を認めて頂けたのかなと思います。

面接の雰囲気

人数もかなり多く、圧迫感が強い面接だと思いました。その中でも、笑顔で質問をしてくださったり、深堀をしながらこちらの言葉を優しく待って下さる方もおり、だんだんと緊張がほぐれていきました。

最終面接で聞かれた質問と回答

(直前にグループディスカッションがあったので)出来は何点くらいですか?

あまり自信がなかったので、70点くらい、と答えました。理由を聞かれたため、最初に役割分担をした際に担った役割に見合った働きを自分がすることができなかったこと(もう少し詳しめに話しましたが)、緊張からか、自分の意見があまり思うように言えなかったことなどを挙げました。その後、質問のあった面接官の方から、「よく頑張っていたと思いますよ」と声をかけていただき、私がグループディスカッションで話した内容をもう少し詳しく聞いてみたい、と深堀をされました。緊張からか、うまく言葉が出てこなかったのでしばらく考える時間をもらい、なんとか伝えようと諦めずに話し続けました。すると、「面白い考え方だと思います」と笑顔になられたので、好印象だったのではないかと思います。

オンライン授業が主流になっている現在、職員に求められていることは何だと思うか。

現在、多くの学生がオンライン授業を受講しており、キャンパス内に立ち入りができず、自宅で過ごすことを余儀なくされていると思います。その中で、私自身が学生という立場で強く感じているのは、孤独感です。孤独感とは、友人との連絡が取り合えないことだけではなく、就職活動などにおいて、例年と比べて思うように活動ができなくなり、社会との繋がりを保てないことから来る孤独感でもあると思います。実際に大学に来ない学生を相手に直接対応することは困難だと思いますが、大学職員としては、周辺の企業と連携を取りながら、オンラインでの就職説明会などを開催したり、オンラインでのインターンシップの実施ができないかなどを考えていきながら、学生と社会との繋がりを保てるような取り組みが必要になってくると考えます。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

補欠合格の通知を頂き、その後すぐに返信をしましたが、連絡がもらえずよく分からないままになりました。特に指示もなく、そのまま他の企業に内定承諾をしました。

内定に必要なことは何だと思うか

大学事務は、母校でなければダメなのか?と思う人も多くいると思いますが、あまり関係ないのかなと思います。実際、別の大学の方も多くいましたし、グループディスカッション等でも、その大学出身の学生よりも多く発言をしたり強気の姿勢で良い意味で目立っているなぁと思いました。母校とは違う大学だからこそ分かる良さや、客観的に見えてくる課題などもあるのだと思います。出身大学の有利不利はありません、調べてきたその大学の良さを精一杯面接で伝えられると良いです。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

しっかりと自分を持っていながらも、周りの意見と調和できる柔軟さが必要かなと思います。大学はとても大きな組織なので、我が強すぎると浮きますし、この人と一緒に仕事しても大丈夫だろうか?と思われてしまうかもしれません。かといって、個性が無さすぎるとそれはそれで普通すぎて印象に残りません。芯の強さがありつつ、周りの意見もしっかりと自分は取り入れていける、という姿勢を見せていけると良いのかもしれません。

内定したからこそ分かる選考の注意点

最終面接の時点ではかなり人数も絞られていましたが、そもそも採用予定者の数が少ないので最終面接での結構落とされます。でも、受けている方の多くが優秀で、他にも公務員系を受けているので補欠合格等で持ち上がる可能性は十分あると思います。諦めずに頑張って下さい。

内定後、社員や人事からのフォロー

補欠合格でしたので、通常の流れはよく分かりません。内定者には、個別で懇親会や健康診断などの連絡があったかもしれません。

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国立大学法人奈良国立大学機構の 会社情報

基本データ
会社名 国立大学法人奈良国立大学機構
フリガナ ナラコクリツダイガクキコウ
資本金 432億5990万円
従業員数 198人
売上高 91億9794万4000円
決算月 3月
代表者 榊裕之
本社所在地 〒630-8285 奈良県奈良市北魚屋東町
電話番号 0742-20-3204
URL http://www.nara-wu.ac.jp/
NOKIZAL ID: 1254604

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