【データ活用の魔法、解き明かす】【23卒】マクロミルの夏インターン体験記（文系/マーケティングコンサル職）No.23261（非公開/非公開）（2022/4/26公開）

もともとマーケティングに関心があり、自身がマクロミルのモニターを長年やっていたことや、夏で業界を広く見ていたことがきっかけで興味を持った。また選考過程にグループディスカッションがあったため、練習も兼ねて受けた。

初めてのGD参加であったため、事前に周囲のGD練習会に参加したり、書籍(ケース問題ノート)を読んで備えた。マーケティングリサーチ業界はデータを扱うので、そのことも頭の片隅に入れておいた。(それに関しては特に対策はしていない)

グループディスカッションは正解があるタイプのテーマなので、正しく資料を読み取り、そこから論理的な主張ができるかが見られると思う。

クライアントの課題解決型グループワーク

マーケティングリサーチ市場のビジネスモデルやリサーチのメリットについて説明があったあと、ワークにうつる。テーマの前提共有やアンケートデータの配布が行われ、その後グループで取り組む。発表後はフィードバックと解答例の紹介がある。

マーケティングリサーチに必要な着眼点やデータの活用方法

データをもとに、キリン「グリーンズフリー」ブランドが今後取るべき施策を提案せよ

1日目にやったこと

マーケティングリサーチ市場のビジネスモデルやリサーチのメリットについて説明があったあと、ワークにうつる。テーマの前提共有やアンケートデータの配布が行われ、その後グループで取り組む。

2日目にやったこと

午前中は1日目のグループワークの続きを行い、発表に向けてアイデアのブラッシュアップや資料作成を行う。その後はプレゼンがあり、発表後はフィードバックと「実際のリサーチャーが提案するなら」という解答例を丁寧に説明してくださる。

リサーチャーの社員

なし

グループワークは2日間あったが、社員はほとんど見回りをせず、またアドバイスなども特になかった。直接の接点はグループワークのフィードバック時のみであり、社員の雰囲気はよくわからなかった。

アンケートデータというこれまで目にする機会が少ないものを膨大な量渡され、その読み取り方も含めて自分たちで考えなければいけない点が大変だった。どのデータを使い、どの要素を抽出する必要があるか、またそこから何がいえるのかを考えていくことは今までに経験がなく、難しかった。

2日間のインターンシップのうち、ほとんどがグループワークであったため、関わる機会は豊富だった。大変優秀な学生が多く、膨大なデータをうまく読み解きプレゼンに落とし込んでいた。

自分たちが主張したい内容に合わせて、データの選択を意図的に行ってはいけないこと。一部、自分たちの主張に合うようにデータを都合良く持ってきて、論理的に見えるように組み立てた箇所があったのだが、リサーチャーからのフィードバックではそれを見破られた。

マーケティングのフレームワークについて理解を深めておけばよかったと思う。アイドマといった消費者の購買プロセスを示すフレームワークを他の学生が提示し、議論が円滑に進んだが、そのような視点は自分にはなかったため、そう思った。

今回のインターンシップはリサーチャーの業務に近かったが、営業職であれば働いている自分を想像できた。データに基づき、顧客のマーケティング課題を解決し、相手のニーズを満たしていくことは自身が理想とする働き方であり、やりがいと持てると思ったから。

インターンシップを通して、ホームページやOB訪問で知れる以上に企業理解ができたため、志望度を伝えたり他の学生と差別化する上で最高の材料が得られたと思うから。また大学時代はマーケティングを中心に学んできたので、そこからも企業とのマッチを示せると思った。

データという数字の羅列から意味を見出し、正解を導き出していくプロセスにおもしろさを感じたから。またプレゼン後に、実際のリサーチャーからの回答例を聞いたときにとても納得でき、自分でもこのような「答えが出た瞬間」の達成感を味わってみたいと思ったため。

上述の通り、インターンシップ参加者限定で複数のセミナーに招待され、早期選考にも呼んでいただけるなど、かなりインターンシップ参加者を手厚くフォローしてくれていると感じたから。

食品メーカーが第一志望とすでに決めていた。理由は、自身がモノづくりで人を喜ばせた経験からメーカーに興味があり、さらに食品という日々のモチベーションを作れる商材に魅力を感じていたためである。将来的にはマーケティング職に就き、食品の商品企画をしたいと考えていたが「マーケティング」の目線から視野を広げるためにメーカー以外の企業も見ており、マーケティングリサーチができるマクロミルにも興味を持った。

今回のインターンシップで扱ったテーマが、食品メーカーの課題を解決するものであったことから、自分の「食品に関わりたい」という思いを実現する上では「食品メーカーに就職する」以外の選択肢もあることを実感できた。またさまざまな企業と関わることができるので、日々新たな刺激や視点が得られそうなことに魅力を感じ、マーケティングリサーチ業界も志望業界の一つとなった。