私の充実感や、これまでの人生において影響を与えたものは人間関係であると考えました。それは、充実感を構成する要因は多くありますが、周囲と良い関係性が築けている状態が、私の幸福感に直接的に関係していると思ったからです。そのため、人間関係の良し悪し、自ら人と関われていたかを判断材料としてグラフを作成しました。
まず、誕生です。この時は人間関係が構築されていないため0ですが、成長に伴い増えます。
そして、12歳である事実を知ります。これにより人と関わることを嫌い、必要最低限の会話しかしなくなったため、充実度は下がります。今では、そこまでの事ではなかったと感じますが、当時は心が成長しきっておらず、受け止めきれなかったのだと思います。そして、成長に伴い少しずつ受け止め、理解していくようになりました。
その後、高校受験をします。今までの自分を変えたかったため、実力以上の高校を志望し必死に勉強をした結果、無事合格します。そして、高校で後にとても大切な存在となる女性に出会います。彼女は周りを笑顔にできる魅力的な人で、いつも周りに多くの人がいました。彼女と共に過ごし人と関わる機会が増えたことで、人と関わる楽しさを知り、充実度は上昇します。今では、彼女との出会いが私の転機になったと感じています。
そして、成績が原因で部活を辞めます。その際にトラブルがあり、人との関わりを遠ざけていましたが、親友が傍で支えてくれたことで、再び人と関われる自分を取り戻すことが出来、充実度は少しずつ上昇します。この経験から、支えてもらうばかりではなく自ら人を支え、より良い人間関係を築きたいと思うようになりました。そして、積極的に行動していった結果、人に対し警戒心なく接することができるようになりました。
その後、新しい環境に不安を抱えながら大学に進みます。しかし、サークルで仲間ができたことで楽しい日々を過ごすことが出来ます。また、その仲間がいたため勉学と遊びを両立したいと思い、何事に対してもメリハリを持った行動ができるようになりました。
そして、19歳以降、充実度は下がっていきます。これは新しい環境に慣れ刺激が少なくなったこと、そしてサークルや研究室の仲間が卒業しコミュニティーが少なくなっていったためです。
しかし、22歳で研究室に学部4年生が配属され仲間が増え、日々の楽しみが多くなったことで充実度は上がり、現在に至ります。
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