【未知の農業への挑戦】【18卒】農林水産省の夏インターン体験記（理系/総合職）No.869（東北大学大学院/女性）（2018/1/30公開）

公務員か民間企業かで悩んでいたので、公務員のインターンシップに参加してみて、仕事内容や働きやすさ、働いている人々の雰囲気などを確認しておきたかったため。研究が農学系だったので農林水産省に興味を持った。

選考がエントリーシートだったため、大学のキャリア支援センターの人や社会人の友人に添削してもらい、何度も推敲した。

社員の方々の講義、実際の業務の体験

1週目にやったこと

1日目は自己紹介と農林水産省で働いている方から仕事内容や現在の日本の農業の状況についての講義を受けた。次の日からも様々な方から、その方が担当している仕事内容や日本の農業の実態についての講義を受けた。

2週目にやったこと

2週目は1週目で受けた講義を参考に、今の日本の農業に関する課題点とその解決方法について自分なりの考えをまとめ、資料を作った。最終日にプレゼンテーションを行った。

課長、係長

なし

民間企業に比べたらやはり堅い感じはしたし、忙しそうという印象を受けた。また、農林水産省の主な役割は予算の作成と情報提供であり、どちらかというと裏方の仕事という印象を受けた。

最終日のプレゼンテーションは課のほとんど全員（30名ほど）が聞きに来てくださるということであったため、大変緊張した。また、資料の作成にもかなり時間がかかった。しかし農林水産省の方々はあたたかく見守ってくださり、たくさんアドバイスをしてくださった。

インターンシップ生が一人であったため、様々な社員の方々のお話を伺ったり、自分の研究分野の学会や会議に連れて行っていただりと至れり尽くせりであった。その中で農林水産省での仕事内容はやはり行政が中心であることから、研究もしたい自分には向いていないと感じた。

日本の農業の政策に関わっているので、日本の農業の実態についてもう少し勉強してから参加すればよかった。

行政が中心であったため、研究や開発など技術系の仕事に興味があった自分には向いてないと感じたため。また、情報提供などの裏方の仕事より自分で何かを作り上げることをやりたかったため。また、国会等に左右され、とにかく働いている人々が忙しそうで、自分はもう少し無理なく働きたいと思ったため。

インターンシップに参加しても公務員試験に合格しなければ意味がないため、インターンシップの参加が内定に直結しているわけではないため。ただし、2週間もいれば必ず顔は覚えてもらえているし、悪い印象を与えてさえいなければ面接は通過できる可能性が高いと感じた。

国会議員や県などからの要望に対して情報を提供したり資料を作成したりといった行政の仕事にあまり魅力を感じなかったため。自分は自分の手で研究をしたり商品を開発したり何かを生み出す仕事がしたいと思ったため、農林水産省の仕事は自分に向いていない気がした。

インターンシップに参加しても公務員試験に合格しなければもちろん内定はもらえない。しかし顔を覚えてもらい、話のネタもたくさんあるので面接は通過できる可能性は高いと思った。

公務員か民間企業で悩んでおり、民間企業の中でも食品業界か化粧品業界で悩んでいた。ホームページや業界地図である程度調べてはいたが、イメージがあまりつかめず分からないことも多かったので、実際にインターンシップや説明会に参加し、社員の方々に直接お話を聴くことで解決していこうと考えていたので夏の時期にたくさん参加した。

インターンシップに参加し、自分は行政よりも何かを作り上げる研究や開発がしたいと思ったため、技術職に就くことに決めた。また、民間企業の方が仕事内容や雰囲気に魅力を感じたため、インターンシップ参加後は公務員の選択肢はなくし、民間企業にしぼって就職活動を行った。ただ、農林水産省で学んだ農業の状況などが、食品企業の志望動機ややりたいことを考える上で非常に役に立った。