【実体験からの提案】【19卒】良品計画の冬インターン体験記（理系/総合職）No.2993（琉球大学/女性）（2018/4/10公開）

私は人々の日常生活における衣・食・住に関わる仕事がしたいと思っていた。そこでまずは自分が知っている企業から探してインターンシップに参加しようと思い良品計画を選んだ。良品計画の事業の一つである無印良品の商品は私自身日頃から愛用しているものも多く、単純に企業ブランドとして好きだったのも理由のひとつ。

このインターンシップでは参加の際にエントリーシートの提出が必要だったため、企業のホームページをよく見てエントリーシートの記入に臨んだ。抽選で選ばれるとは書かれていたものの、企業側はエントリーシートの内容はよく考えて書くべきだと思った。

海外に新店舗設立ワークショップ・グローバルな新規事業の考案

1日目にやったこと

まずは人事の自己紹介とグループごとでの自己紹介、今インターンシップでの目標の発表のしあいをしたあと、良品計画の企業理念や店舗数についてなどの大まかなレクチャーがされた。その後はずっとグループ内でで実際に新店舗の設立をした場合どのような選択をするかのシュミレーションゲームのようなものをグループ対抗で行った。

2日目にやったこと

無印良品の新規事業を実際にグループで考えてそれを全体に向けて発表するというのが大まかな流れだった。グループ内の人と相談する時間がとても長く、お昼ごはんも一緒に食べたりするため、仲が深まった。発表後は人事からの軽いフィードバックはあったものの、順位を決めたりはしなかったので、終始和やかな雰囲気だった。

人事

なし

自分の実体験から新規事業の提案が出来ていることを褒められたのが印象的だった。新しく何か事業を始める際、自分の実体験を持って話すと相手への説得力も増すし、自分の中でも意見が述べやすい。

２日間という短期インターンシップだったためか、インターンシップ中にしなければいけない作業がとても多くついていくのが大変だった。５分以内にチーム内で意見をまとめたり、早急な判断を出したりだ。また、発表時間が２分と決められていたら２分ぴったりに終わらせることを意識しなければいけないことが難しかった。

チーム内でインターンシップを振り返って、自分の良かった点と直すべき点をチームの人と言い合う時間が設けられていたのは良かった。自分では今まで気づかなかった長所や短所を知ることが出来た。またメンバーと本気でフィードバックし合うので更に仲は深まったのではないかと思う。

良品計画の事業内容や規模を知っておくことも大切だが、それよりも企業理念やコンセプト・考え方を把握してから望むと良いと思った。

今回のインターンシップにおけるワークショップは実際に新店舗を出店する上で考えなければいけないことを、紙面上ではあるがリアルに体験することができたから。しかしインターンシップでは店長であることが前提だったから、店舗でまずは一社員として実際に働くとなるとまた違っているのだろうと思った。

確かに企業が求める人材がどんなものなのか、インターンシップに参加することでたくさん知ることが出来たが、４０人のインターンシップ生に対して人事が２人という点もあり、特にインターンシップ生ひとりひとりをしっかり見ている感じはしなかったのでそうは思わない。

良品計画は企業理念や考え方、コンセプトを本当に大切にして曲げないことをインターンシップでより知ることが出来た。企業理念や考え方、コンセプトがコロコロ変わる企業は将来的に見ても安定しないと思うし、良品計画が長く続いているのはそのおかげだとも思った。

過去の内定者で実際にインターンシップに参加してから内定をもらった人が多かったため、数値的に見れば有利になるといえると思う。また前述したとおり、インターンシップ生は別のルートで選考に進むと思われるのでインターンシップへの参加はしておくべきだと思う。

大学の研究を進めたり授業を受けることにより環境問題に関心を持つようになったため、環境保全事業を勧めている企業を見ているうちに、その事業を多くしている食品メーカーや小売企業を多く見ていた結果、良品計画に行き着いた。良品計画は環境事業にもしっかりと取り組んでいる且つ衣・食・住にも深い関わりがあると思った。

インターンシップに参加することで確かにその企業に対する志望度は上がったが、新人社員として働き始めたらまずどうしても店舗に立って働かなければいけないことをよりリアルに感じ、大変な気がした。そこで一日中オフィスワークをすることができるエンジニアにも興味を持ちはじめ、今は就職の幅を広げるためにもプログラミングの勉強をしている。