- Q. 志望動機
- A.
株式会社麻生の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒株式会社麻生のレポート
公開日:2020年2月18日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 医療
投稿者
選考フロー
企業研究
(株)麻生はグループ会社が100社以上あり、また分野も医療・環境・建設・不動産と幅広く携わっているため、具体的にどの分野で何をしたいのかを必ず聞かれます。またちょうど近年入社する人たちが将来の重役の入れ替わりの時期に合致する可能性が高いといわれているため、面接では20年後の自分は何をしていると思いますかという質問もありました。漠然とした希望ではなく、自分のやりたい分野でキャリアプランを固めているのかどうかを重視されます。インターンシップが1dayの他に、配当が出る日程もありますが、そちらの参加で一次面接が免除になるため参加しておくことをおすすめします。内定者の中でもそちらに参加している人が多かったので、何か選考の基準となっているかもしれません。
志望動機
私は志望動機について、以下3点を挙げます。
【自己成長の環境が整っている点】
説明会やインターンシップ、そして社長自らのお言葉の中でも「自己の成長機会を提供する」という言葉を何度も耳にしました。私は以下の2,3の問の中でも、失敗を失敗で終わらせることのないよう自己で考え、それぞれ対策・改善を行ったと記載しています。自分で何を行えばいいか考えられる機会を設けていただける貴社に魅力を感じています。
【社会貢献を志す点】
福岡県に本社を構える貴社の、より地域に密着しながら日本、世界へ発信していくという姿勢に共感を得ました。また140年以上の長い歴史を保つ為には社会システム変革に柔軟に対応し、同時に顧客からの信頼も得なければならないため、私自身が接客経験で得たニーズ以上のサービス精神や適応力(3にて記載)を発揮できるのではないかと考えました。
【グループ会社ならではのサポートを行うことが出来る点】
貴社は90社程のグループ会社を持ち、4つの分野を総括する上で個々の事業のサポート役に徹するとインターンシップの際に伺いました。私は誰かをサポートすることが好きで、学生時代には生徒会副会長や部活動での副キャプテンなどグループを支える役割を務めました。自分が活躍することだけではなく、自分が手がけたものの成功が自分自身の幸福にも繋がる私の性格が貴社と合致するのではないかと考えました。
インターン
- 実施時期
- 2018年12月
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
志望動機、学生時代に頑張ったこと、自己PR
ES対策で行ったこと
就活会議に登録してESの参考にした。また大学のゼミの先輩に内定者がいたため、そちらのESも参考にしながら自分のESを改善した。参考書も購入し、伝えたいことが端的に分かりやすく伝わるように文の構成を練った。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 形式
- 学生2 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事部部長、3年目の人事、1年目の人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
質問はほぼES通りだったが、ESに書いていないことを重点的に伝えたため評価されたんだと思います。一緒に面接を受けたもう1人の人はそれはESに書いているよねと、何度も質問を深掘りされていた。
面接の雰囲気
優しく緊張をほぐしてくれる男性が1人と、記録係で笑顔で相づちをうってくださる女性が1人、冷たい印象で返答に対して細かく指摘してくる男性が1人と合計3人だった。人数も多かったので最初から核心を突く質問が多く、少しでも気になることがあると突っ込んでくる面接官の人が1人いて時々言葉に詰まることがあった。大体のことはESに書いていたため人間性を確かめてくるような感じだった。
1次面接で聞かれた質問と回答
大学の授業で興味のあることはなんですか
私は経済学を専攻しているのですが、意思決定論という授業で人の意思を計算式によってある程度操作することが出来るという授業に興味を持ちました。これはマーケティングにも応用することが出来る技術で、人の意思は数式で表すことが出来ないと思っていた私にとってとても衝撃的でした。御社はグループ会社が100社以上有り、グループの経営支援も行っていると伺っています。また医療・環境・建設・不動産と分野も広く、それぞれ違った視点から経営について見る必要があると考えます。私はそういったマーケティングにも興味があり、経営支援にも携わりたいと考えているため、経済学部からの視点で企業の発展や継続に力を捧げたいと考えています。
貴方の短所を教えてください
私の短所は、あがり症であることです。現在の一次面接でもとても緊張していて、昨日からずっとストレスを感じていた程のあがり症です。最初のうちはなんでも必要以上に緊張してしまう自分の性格が嫌だったのですが、その考え方を変えました。緊張してしまうことは仕方のないことで、緊張してはいけないと言われても緊張しないことは無理だと思います。その緊張を少しでもほぐすためにも、入念な準備が必要になると思います。私は前日から緊張するおかげといっては何ですが、他の人と比べて準備する時期が早く量も多いと思います。今回の面接も何度も頭の中でシミュレーションを行ったことで、いつもよりも緊張を押さえることが出来ました。私の短所であるあがり症と、これからも上手く付き合ってきたいと思います。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 形式
- 学生3 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事部部長、3年目の人事、1年目の人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
一次面接と同様の質問だったため、一次面接からのブレがないかを見られていたと思います。一貫性のあるような応答を心がけました。
面接の雰囲気
一次面接と面接官は同じだったが、主に質問してくる方が一次面接と逆で冷たい印象の方が主に質問してきた。
2次面接で聞かれた質問と回答
学生時代頑張ったことは何ですか
私が大学在学中に最も一生懸命取り組んだことは、3年間所属した軽音サークルでの学祭運営です。軽音サークルには他にも種類がありましたが、学祭で主体となって運営する役割を担って学祭に貢献したいと感じたため、この軽音サークルへの入部を決めました。私は特に受付業務とグループ内での情報伝達係を務め、パンフレットの配布や来場者に対する案内、ステージ上の進行状況やトラブルが発生した際の的確な伝達・共有をそれぞれ行いました。3年間通して同じ役職を務めたのですが、1年次では予測力や瞬時の判断力が欠如しており、負傷者の対応や機材トラブル等イレギュラーな問題が発生した際の適切な対処ができず、先輩方に任せてしまう結果となってしまいました。慣れていない1年生だから仕方ないと先輩方にフォローしていただきましたが、そのフォローがひどく情けなく感じ自分も戦力として動きたいと強く思いました。この反省を踏まえて、2年次では当日冷静に対応できるよう前年度の情報を整理しある程度の流れを掴み、対策を一冊のノートにまとめました。ノートには大まかな学祭4日間の流れから、その中で発生したトラブルの内容と先輩方が行った対処法、また予想されるトラブルに至るまでイラストなども交えながら書き出しました。この入念な事前対策により、伝達だけではなく的確な指示も合わせて出すことが出来るようになりました。仕事は数人体制で行っていたため、他の人に任せて私はここまで頑張らなくても良かったのかもしれません。しかし自分が一度やると決めたことは最後までやり遂げたい、そして自分の手で学祭の成功に導きたいと感じ、この思いが原動力と成り最後までやり遂げました。このノートは引退後の後輩への引き継ぎの際にも活躍し、学祭運営について明確に伝えることが出来ました。ノートの作成は自分自身の成長だけではなく、次の世代に繋げることが出来た経験は私の誇りです。この経験によって、裏方の仕事である運営の大変さや分析・準備の大切さ、そして先輩後輩関係なく協力し合い完成させることの喜びを学び得ることが出来ました。
自己PRをしてください
私の長所は、周囲に対して細やかな気配りが出来ることです。私は2年ほど駅内のお土産点でオープニングスタッフとしてアルバイトをしていました。新店舗ということもあり認知度も低く、積極的にお声かけをすることから始まりました。お土産を購入される方の殆どが県外からの観光客で、日本国内のみならず海外から来られる方もいらっしゃいました。そこでは商品について以外にも長崎の観光地やお食事処などについて尋ねられ、商品を販売することしか考えていなかった当初の私はとっさに答えることが出来ず苦戦しました。
その反省を踏まえ商品以外の質問にも対応できるように、日頃から県内の有名スポットや時事ネタを勉強し、日本語だけでなく英語でもより分かりやすい説明が出来るよう努めました。また口数の少ない方にも、答えやすい簡単なやりとりを繰り返すことで何をお求めか、または何にお困りかを突き止め、個々に添った方法でサービスを提供することが出来ました。
このようにただ商品を販売する企業と顧客とを繋ぐだけの役割に留まらず、お客様1人1人に向き合い“知りたいこと”や“欲しいもの”を提供することが出来たことから、常に周囲に関心を持ち求められること以上の気配りを行うことが出来る点が私の強みだと考えています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生3 面接官6
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 社長、会長、人事部部長、不明、不明、不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接であるため、会社に対して何が出来るかを熱意を持って伝える必要があると思います。社長に直接伝えることが出来る最初で最後の機会なので、質問に対して自信を持って伝える事が大事です。
面接の雰囲気
最終面接と言うことで、役員の方が6人いらっしゃりものすごいプレッシャーと威圧感を感じた。1人一問ずつ質問をされた。
最終面接で聞かれた質問と回答
将来やりたいことを教えてください
私が将来やりたいことは、御社の医療の事業に参加し、病院のコンサル経営に貢献することです。私の母は私が幼い頃から介護職に務めており、出産を機に正社員からパートで働くことになるなど、現場で働く方々の大変さを実感しております。御社では飯塚病院を経営するなど、地域医療を支えている重要な役割を担っていると伺いました。私自身長崎と地方出身であるため、特に地域の医療を支える必要があると考えております。また地域と共に世界にも発進力のある御社で経験を積みたいと考えております。私の母のような現場で働く方々や、通院される方々にも幅広く対応するために、まずは現場で知識や経験を蓄えながら、社会変革に対応した未来の地域医療の形を作るために貢献していきたいと考えております。
大学では何を専攻していますか
私は現在情報化社会について研究するゼミに所属し、主にRのソフトを使用してデータマイニングについて研究しています。顧客データや売上データなどの大規模・大量データを分析することで出てくる法則を発見し、活用できる有効な手段として近年データマイニングという手法が注目されています。3年次では、もたらされる経済効果や県のPRとして期待されている「ゆるキャラ」に着目して研究を行い、容姿以外に県民の年齢層や人口規模、モチーフの特産品等といった要素も関係があることを突き止めました。卒業論文では、将来医療の分野に携わりたいと考えているため今後の問題ともなっている在宅介護について研究したいと考えています。私の地元である長崎と、都市部との違いがあるのか統計分析して研究していきたいと考えています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定を頂いた後も、就活を続けるかどうかは私の意思を尊重してくれた。内定通知書に対しても満足のいくまで就活を行った後に提出してもらえれば良い言われと寛容だった。
内定に必要なことは何だと思うか
業界が医療・環境・建設・不動産・経営支援と幅広いため、自分が何をしたいかのをはっきりさせておく必要があります。また自分が在籍している学部についても触れられるため、興味のある分野や、それをどう生かすことが出来るかに対して突っ込まれた場合の応答について、自分の中でしっかり固めておいた方が良いです。基本的に面接官の方は温厚な方が多いですが、数人あえて厳しく追及される方もいるので、あまり気負わずに答弁するスキルも必要です。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
聞かれたことに対し自信を持って答えることが出来ること、一次面接から最終面接までの答弁に一貫性があることが共通していると思います。内容に関しては将来やりたいことがはっきりしているか、この会社じゃなければならない理由について言及できるかが必要。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最終面接を受けた人は60人ほどだが、実際に内定をもらったのは20人ほどなので意外と落とされる。また内定者には2dayのインターンに参加している人がほとんどだったので、悩んでいる人は交通費も配当も出るため参加することをおすすめする。
内定後、社員や人事からのフォロー
面談や研修を何度も行ってくださり、内定後のケアまでしっかりしてくれている。交通費や宿泊費まで全額支給してくれるので金銭的に困ることもない。
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麻生の 会社情報
会社名 | 株式会社麻生 |
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フリガナ | アソウ |
資本金 | 35億8000万円 |
従業員数 | 2,743人 |
売上高 | 3957億5000万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 麻生巌 |
本社所在地 | 〒820-0018 福岡県飯塚市芳雄町7番18号 |
平均年齢 | 38.2歳 |
平均給与 | 577万1000円 |
電話番号 | 0948-22-3604 |
URL | https://www.aso-corp.jp/ |