【旅×地方×新規事業】【20卒】ＪＴＢパブリッシングの夏インターン体験記（文系/ビジネスコース）No.5348（早稲田大学/男性）（2019/4/8公開）

趣味の旅行から、旅行関係の仕事に興味があった。そこから地方創生に携わることで、新しいことに興味関心の高い自分と社会貢献度が高いのではないかという考えがあった。そこで、就活情報サイトを見ていて見かけたのがJTBパブリッシングだった

面接があると聞いていたので、自分は自分をどういった人物と捉えているのかをざっくり考えておいた。面接中の振る舞いも「面接だから」という振る舞いでなく素の自分が出るようにした。

JTBパブリッシングの新規事業を提案せよ

前半にやったこと

JTBパブリッシングの全体概要を述べられた。編集の話を聞いた時には、個人ワークでガイドブックを編集する機会があった。またグループ単位で本屋へフィールドワークをする機会があるなど様々な角度から事業に触れることができた。

後半にやったこと

週の前半に知り得た情報を駆使し、グループごとに新規事業を立案し提案するワークを行った。パソコンを使う、また社員の方がこまめに見回って下さるなどやりやすい環境であった。

執行役員

なし

競合他社との差別化ができるのか・自社が本当に生き残ることができるのかを考えられているかと言われたこと。ぽっと出のアイデアでなく、色々な角度から検討し、現実味があるのか＝他とは違うのか・自社でやることの必要性はあるのかということ。

最終日の発表に向けて提案してはスタートに舞い戻り、ギリギリまで話し合うことになって体力的にも厳しいものであった。事業的にも幅広く強みと言えるものもアバウトなもので、全員が納得するような案が立てられなかった。もう少し日程として時間を設けてもらえればと思っていた。

JTBパブリッシングが旅行関連かつ出版関連の企業ということで二つの業界について現状を知ることができた。旅行関連の書籍を出版しているだけではなく、そのコンテンツという中身に価値を見いだすことで新事業へ挑戦していることがわかった。パブリッシングに収まらない形態であることを知ることができた。

JTBパブリッシングに限らず、様々な世の中の動向を一消費者としてアンテナを敏感にしておくべきだったと感じた。ニュースや新しいサービスについての知見を深めておくと、新規事業を思いつくアイデアが出てくるかもしれない。

ガイドブック作成の業務に非常に魅力を感じた。自由にガイドブックを編集する中でガイドブックを通して様々な人の幸せについて旅行という点で貢献しているという点である。それについて現場社員の方(若手で活躍している)人から多く聞くことができ、また赤裸々に話していただいたため。

インターンの参加学生を見る限り、個々人の個性的な魅力は大いに感じたが就活へのモチベーションがばらつきがあると感じた。熱量を持って選考に望めば、その点に関しては他の選考者に劣っているとは感じなかった。またJTBパブリッシングの業務に関して学生のうちから特殊なスキルが求められているとは感じられなかった。

志望度が上がった理由は自分の描いていたイメージをいい意味で裏切られたと思ったからである。出版業の魅力はもちろんのこと、そこから展開している新規事業についてもやりがいのあることだと感じた。ただ一方で、社員の方から話を聞いていく中で、働き方や給与面などについて疑問が残る部分もあった。

インターン者のみの1日間のイベントが２月に開催された。そこで人事や選考状況について触れる瞬間はあったが、インターン参加者であることが本選考に影響するという言及はなかった。

業界・職種について細かく志望している訳ではなかったが、自分のアタマ・センスを使って戦っていける仕事をしたいとは思っていた。具体的にはコンサルティングや広告業界、出版社について興味があった。加えて趣味の旅行の中で日本の地方について考えることが多く、何らかの形で地方創生に携わることができればと考えていた。

実際に観光関連の出版ということで、インターン前から楽しみにしていたものであった。やはり地方創生に観光という角度から貢献できていると感じた。また出版ということで自分のセンスで本の中のレイアウトなどを組み立てていけるということでその業務内容に関してはすごくやりがいがあると感じた。しかし給与面などその他の部分に疑問が残ったのも事実である。