【人のニーズを聞き届ける】【20卒】独立行政法人地域医療機能推進機構の事務職の本選考体験記 No.7130（東北福祉大学/女性）（2019/6/25公開）

私は3月まで公務員志望であったこともあり、また説明会の日程が他と被ってしまっていたことから、企業研究はすこし難しい状況にありました。ですが、パンフレットをダウンロードしたり、HPを閲覧して、この機構の「強み」は何なのかを調べました。私は大学で社会保障制度について学び、国民皆保険制度の重要性を知ったことによって、人々の生活に必要不可欠である医療業界に興味を持ちました。その中でも、実際に医療を提供する医療機関の運営に携わることで、世界に誇る日本の医療制度を支えることが出来るという点に魅力を感じました。このように、医療機関が日本の医療制度でどのような役割をはたしているのか、人々にとってどれだけ欠かせない物なのかを知ることが大切だと思います。

貴機構であれば、人々のニーズに合わせたサービス提供ができると考えたからです。私は民間企業のコールセンターで、老人ホームの入居相談のアルバイトをした経験があります。そこでは、なるべく多くのお客様に契約を結んでもらうため、一回の通話を１０分以内におさめることが目標とされていました。そのため、施設選びや日々の介護に困っているお客様のお話をじっくりと聞くことが難しい状況があり、もどかしさを感じることもありました。この経験から、私は人々が本当に求めているサービスを提供できるような職業に就きたいと思うようになりました。そして、業務を通して純粋に人の役に立つことの出来る医療分野に興味を持つようになりました。その中でも、貴機構は病院での医療の提供だけなく、地域で必要とされる在宅医療、介護サービスの提供や予防事業も展開しており、地域住民のニーズに沿って発展し続けているという点に大変魅力を感じました。

学生を一か所で大量に選考するため、丁寧な対応は難しいのかと思っていましたが、マイページの問い合わせフォームにも、きちんと対応していただき良い印象を受けました。

病院事務は、直接患者に治療をほどこすことは出来ませんが、病院の運営に関わることで人の安心した生活を支えることができ、とてもやりがいのある仕事だと思います。自分が学生時代にどんな経験をして、そこからどうして病院事務に興味を持つようになったのか、どうしてこの機構を選んだのかを述べられれば、大丈夫だと思います。企業研究が他の人より遅れているなと感じたら、一度病院に直接連絡し、見学をさせてもらうといいと思います。頑張ってください。

自分がこれまでの人生でどんなことを経験してきたか。その経験から何を学んだのかを深く分析できているかどうかだと思います。どれだけすごい経験をしていても、そこから何も学べていないようでは、面接官はこの人を採用しよう！とは思ってくれません。

日本には数多くの病院があり、多くの病院事務の募集があります。その中で、なぜこの機構を志望したのか。そもそもなぜ病院での事務を志望しているのかを自分の言葉で伝えられるようにしなければならないと思います。面接官に自分が欲しいと思ってもらえるよう、自分がどんなスキルを活かすことが出来るのか、考えておくと良いです。

転勤について、親としっかり話し合うように言われました。