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【21卒】学研プラスの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.10341 (2020/7/16公開)

株式会社学研プラスの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2021卒株式会社学研プラスのレポート

公開日:2020年7月16日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 総合職

投稿者

大学
  • 早稲田大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定
  • 博報堂DYメディアパートナーズ

選考フロー

企業研究

OB訪問は可能な限り行うべきだと思う。決して人数を競う必要はないが、社員の方のお話に基づく志望動機はきれいごとの漠然とした志望動機よりもやっぱり強い。webサイトを読み込んで学研の本作りにおける姿勢や具体的にどのような本を作ってきたのかを頭に入れ、学研プラス出版の本については図鑑以外に最低一冊は読んで面接に活かせるようにするべきだと感じた。学研は事業の裾野が広く、営業や編集だけでなく東京英語村の運営といった一見出版社に関係がない仕事に就く可能性もあるので(面接でもそれで大丈夫か聞かれる)、そのあたりの出版以外の事業についても調べておくと良い評価につながると思う。それにあたっては学研ホールディングス全体の企業研究を行うことも有効だ。

志望動機

本は、私たちの人生のパートナーだ。私は御社で児童向けの読み物の出版や図鑑の出版に携わりたい。「出版に携わりたい」というと漠然としているが、私は企画、構成、内容等様々な面でより優れた本を読者に届け、人々の心を豊かにしたいという思いを第一に抱いており、そのためなら職種にこだわることなく、自分の力を発揮できる場所で本づくりに貢献していきたいと考えている。児童向けの書籍は子どもたちのワクワクの入り口であり、図鑑は老若男女が人生のあらゆる段階において気負いなく新たな学びや発見と出会うことができるコンテンツだ。特に図鑑はイラストと文字の融合によって多彩なジャンルに容易に触れることができるため、私は図鑑というコンテンツを使って様々なこと、具体的には「遊び図鑑」と題して缶蹴りやゴム跳びなど現在ではあまり見られなくなった遊びを紹介し、それらを後世に継承すると共に子どもたちのワクワクの幅を広げたい。「あらゆる世代に『知る喜び』『学ぶ楽しさ』を提供する」という貴社の理念のもとでなら、持ち前の創造力や好奇心、粘り強く前進する力を活かし、そのような本をつくっていけると確信している。

エントリーシート 通過

実施時期
2020年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

自己PR/学生時代の取り組み/学生時代に打ち込んだ経験/今までの成功体験、または失敗体験について。その詳細/学研プラスでやりたいこと

ES対策で行ったこと

OB訪問を行い、学研プラスがどのようなタイプの人を求めているかを把握した上でエントリーシートのエピソード選びを行った。競争に勝ったというタイプのエピソードより周囲と協力しながら何かを成し遂げたエピソードがウケがいいと感じた。

WEBテスト 通過

実施時期
2020年03月
通知方法
メール
通知期間
3日以内

WEBテスト対策で行ったこと

売り上げナンバーワンの参考書を2,3周解いた。時間切れで解き終わらないことがないよう、特に非言語のスピードアップに力を入れた。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格検査

WEBテスト 通過

実施時期
2020年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

国、数、社、理、芸術の問題がまんべんなく出ると聞いていたので、中・高時代の教科書を読み直して数学の公式などを頭に入れた。

WEBテストの内容・科目

企業独自の問題。国、数、社、理、英、美、音、体、家、時事などからまんべんなく出される。同時に、クリエイティブ課題の提出も求められる。

1次面接 通過

実施時期
2020年05月
形式
学生1 面接官2
面接時間
20分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

学研プラスには真面目で穏やかな方が多いので、あまりガツガツした様子を見せず、それでいて明るくはきはきと振舞ったのがよかったと思う。

面接の雰囲気

笑いも起きる終始穏やかな雰囲気で、こちらの話を頷きながら聞いてくれる。web面接のため途中で接続不良になるアクシデントがあったが、スムーズに対応してくださった。

1次面接で聞かれた質問と回答

エントリーシートに書いた「成功体験」について詳しく教えてください

私は、〇〇スタジアムでビールの売り子のアルバイトに挑戦しました。売り子は売れなければ解雇という競争社会であり、大きなプレッシャーがありましたが、1.売れている先輩を観察して販売の技を盗む、2.お客様の要望をいち早く察知し、柔軟に応えることを心がける、3.キャップに桃色の花飾りをつけ、独自のキャラクターを作り上げて他の売り子との区別化を図る、4.スタジアムを広く動き回るのではなく特定の範囲でビールを売り、お客様に顔を覚えてもらう、など様々な工夫を凝らしました。さらに限られた時間でより多くのビールを効率的に売るため、毎試合後、スタジアムが閉じるギリギリまで基地に残り、ビールを注ぐ練習を重ねました。すると段々と常連さんができるようになり、最終的に販売数1位を達成することができました。どんなに厳しい状況にあっても常に前向きに努力する力、売り子で培ったこの強みを御社でも発揮したいです。

学業で特に力を入れて取り組んでいることについて教えてください

私が特に力を入れているのは、文芸創作の研究です。作家の〇〇先生の研究室で、現在は「エッセイのような小説」をテーマとした小説の執筆と、共感覚をテーマとした詩の執筆を行っています。後者は、文字と色彩というどちらも視覚から取り入れられる、けれど明確に性質が異なるものの融合を目指した新たな試みで、卒業論文という形での発表を目指してはいますが、まだ試行錯誤の段階にあります。言葉一つ一つに対して丁寧に向き合い、先生や学友たちと議論を交わしながら、作り手から見た物語と読者が受け取る物語の距離を客観的に分析して、相手により伝わる小説が書けるように日々邁進しています。授業外でも、常に様々なことにアンテナを張り巡らし、より力を持った活き活きとした言葉を生み出せるよう努めています。

2次面接 通過

実施時期
2020年05月
形式
学生1 面接官2
面接時間
20分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

終始笑顔で面接に臨んだ点。本についての思想を問う質問は、必ずしも結論ファーストで答える必要はなく、自分の考えていることをどれだけ相手に言葉を尽くして伝えられるかが評価されると思う。

面接の雰囲気

前回と同じく終始穏やかであった。エントリーシートに書いたことについて学生の本に対する価値観をはかるような深掘りがされ、こちらの考えを頷きながら丁寧に聞いてくれた。

2次面接で聞かれた質問と回答

なぜ講談社や集英社ではなく、学研プラスを志望するのか。

私は大学で小説を書いています。書くだけでなく、ゼミや演習でクラスメイトの小説を読む機会が多々あるのですが、クラスメイトの小説を読むうちに、お酒や煙草、乱れた異性関係などを過剰に「かっこいいこと」として描く周囲の姿勢に違和感を覚えるようになりました。私はただ、相手を純粋に楽しませる物語を書き、読者に届けたかったのです。集英社さんや講談社さんなどあらゆる書籍を扱う出版社ですと、部署によってはどうしても大学のクラスメイトのような文学も是として世に送り出さなければならなくなります。私はそうではなく、純粋な面白さ、楽しさを秘めた本を送り出すことによって老若男女の豊かな心を育むことを仕事にしたいと考えているので、御社を志望しています。

社会に出るにあたってどのような人物になりたいか

私は〇〇のような人になりたいです。私の「〇〇」という名前は、「相手を思いやり、寄り添う人になってほしい」という願いを込めて付けられたものです。私はこの自分の名前、「〇〇」にふさわしい人間であり続けることを人生で最も大切にしています。私は元来素直かつお人好しな性分で、人の笑顔に最も大きな喜びを感じます。年齢を重ねるにつれて「正直者が馬鹿をみる」といった苦い経験をするようになり、悩むこともありましたが、いくら損をしようと誰かの助けになりたい、喜ばせたい、笑顔が見たいという核は守り続けてきました。ビールの売り子の競争社会にあっても、私は伸び悩んでいる売り子1人1人のスタイルに合わせ、接客のコツを積極的に教えました。「敵に塩を送るようなものだ」「良い子ぶるな」と言われたこともありましたが、周りの売り子に寄り添い続け、結果、教えた人が販売数10位を達成しました。これからも私は、「〇〇」であり続けたいです。

最終面接 通過

実施時期
2020年05月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
社長、年次不明の人事
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

無理にアピールしようとせず、社長のペースに合わせ、笑顔でそのお話を聞くこと。一緒に働きたいか、会社に迎え入れても良いかを見られていると思うので、堅実に面接を進めると良いと思う。

面接の雰囲気

社長面接なので緊張感がある。前の面接ほど笑いは起きない。質問は多くなく、これからの出版業界についてお話を伺った。

最終面接で聞かれた質問と回答

留学経験について詳しく教えてください

高校1年生と大学2年生、いずれも〇〇(国名)に留学しました。1度目は語学向上、2度目は比較文学論の修得を目的としました。1度目の留学では現地の学生との交流会で、実際に花を生け、華道(草月流)を紹介しました。花器を日本に忘れてしまうアクシデントがありましたが、花屋と交渉して無事に借りることができました。2度目の留学では、〇〇大学で比較文学を中心に講義を受講しました。日本の文学を発信し、他の留学生の口からそれぞれの国の文学のエッセンスを吸収できたのは大きな収穫でした。最後の授業では短編小説を書き、中国人の友人から「家族にも読ませたいからファイルを送ってほしい」と言われました。英語を媒体として物語で相手の心を動かせたことは感慨深かったです。また、学内で行われたスピーチコンテストで銅賞を受賞しました。

〇〇(本の名前)の執筆に関わったときのエピソードを話してください

私は、〇〇出版「〇〇(本の名前)」の執筆にサークルを通して参加しました。慣れ親しんだ創作ではなく参考文献に基づいた、また特定の読者層を想定した文章が要求されたため、はじめは自分の主観が入ってしまうなど求められる形の文章をうまく書くことができず、連絡を取り合いながら執筆を進める中で他のメンバーも同様の悩みを抱えていることが分かりました。そこで私はメンバーに呼びかけ、本を読み、あらすじをまとめ、それを他の人に読んでもらい自分の文章を客観的に反省するという合評会を何度か主催しました。すると皆段々と求められる文章をスムーズに書けるようになり、それを踏まえて再びそれぞれの原稿に臨んだところ、メンバー全員が出版社からオーケーをもらうことができました。発売され、書店に並ぶ本を手に取った時の感動は言葉では表せないほどでした。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

他の企業の選考が残っていることを伝えたところ、最後の企業の選考が終わるまで内定承諾を待ってくれた。それまでに本社で会社説明会・見学会の機会を設けてくれ、丁寧に対応してもらえる。

内定に必要なことは何だと思いますか?

本作りに対して考え、自分なりの意見を持っておくべきだと思う。いわゆるミーハーだと本に対する考えの甘さを見抜かれて落ちてしまう。出版業界の行く末のようなものではなく本そのものについてどのような価値観を持っているか、そこを面接前にきちんと詰めておくのが大切だと感じた。なぜ大手の出版社ではなく学研プラスなのかという質問には確実に答えられるようにした方が良い(聞かれないにしても)。あと筆記試験が独特なので、中・高時代の教科書を読み返すなどして対策をするといいと思う。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?

本作りについて、漠然とした憧れではなくその意義からしっかりと考えられているか。そして大手ではなく学研プラスに入りたい強い思いがあるか(それを言語化できるか)。あと事業の裾野が広いため、出版業以外の業務もやれるかについて何度か聞かれる。そこで出版業にこだわりノーと言ってしまうと、企業の方針とのミスマッチから内定は厳しくなると感じた。

内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?

(今年は新型コロナウイルスの影響で例外かもしれないが)筆記試験が2回ある。オーソドックスなwebテストと中・高程度の試験とタイプも異なるため、しっかり対策していないと厳しいと感じた。あと日頃から周囲の物事にどう注意を向けているかが重視される。出版に関係ないことでもいいので、周りに意識を向けてみると良いと思う。

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学研プラスの 会社情報

基本データ
会社名 株式会社学研プラス
フリガナ ガッケンプラス
設立日 2009年10月
資本金 5000万円
従業員数 420人
売上高 247億6500万円
代表者 南條達也
本社所在地 〒141-0031 東京都品川区西五反田2丁目11番8号
電話番号 03-6431-1400
URL https://gakken-plus.co.jp/

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