【21卒】コカ・コーラボトラーズジャパンのCommercial総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.10261（早稲田大学/女性）（2020/7/16公開）

サークル・アルバイトについて/周囲を巻き込んで達成した経験について/志望理由/入社後チャレンジしたいこと

営業がメインの会社なので、営業の適性を見てもらえるようなエントリーシートづくりを心がけた。OBの方に添削してもらい、完成度を上げた。

売り上げナンバーワンの参考書を2,3周解いた。時間切れで解き終わらないことがないよう、特に非言語の解答スピードアップに力を入れた。

言語、非言語、性格検査

営業志望らしく明るくハキハキ終始笑顔で答えられたこと。撮り直しの回数が限られているということは多少の詰まり・噛みも大丈夫ということだと思うので、「あっ詰まった」と思っても慌てずに一生懸命話そうとする姿勢が評価されると思う。

新型コロナウイルスの感染拡大防止の影響で、リアルタイムの面接ではなく録画面接となった。撮り直しの回数が限られていたので、撮り直しの合間に(撮り直すまでの時間に制限はない)話す練習をした。1つ予想外のオリジナル質問があったが、リラックスして焦らず臨むことが大切だと思う。

これまでの人生の中で「壁」にぶつかったことはありますか。またそれをどうやって乗り越えましたか。

私は、〇〇でビールの売り子のアルバイトに挑戦しました。ビールの売り子は厳しい競争社会であり、売れなければ解雇という凄まじいプレッシャーの中で初めは販売数を全く伸ばすことができませんでした。ですが私は諦めず、1.売れている先輩を観察して販売の技を盗む、2.お客様の要望をいち早く察知し、柔軟に応えることを心がける、3.キャップに桃色の花飾りをつけ、独自のキャラクターを作り上げて他の売り子との区別化を図る、4.1人あたりの接客時間を長くして距離を縮める、など接客に様々な工夫を凝らしました。さらに限られた時間でより多くのビールを効率的に売るため、毎試合後スタジアムが閉じるギリギリまで基地に残り、ビールを注ぐ練習を重ねました。すると段々とお客様の中に常連さんができるようになり、最終的に販売数1位を達成することができ、日頃から人一倍すると自負する努力は必ず実るのだと実感しました。

最後に一言、または自己PRをお願いします。

私は、「吸収力」と「努力」、「リーダーシップ」で目標に突き進みます。抜群の吸収力を活かし、ビールの売り子では未経験から10日で販売数1位を、プリン販売員のアルバイトでは1ヶ月で販売数1位を達成しました。また、どんな状況にあっても常に前向きに努力する力も、私の大きな強みです。ビールの売り子のアルバイトでは、売れなければ解雇、という厳しい競争社会の中で、観客の目線に寄り添った様々な工夫を凝らして販売数1位を達成しました。さらに私はこれまでの人生で◯回の責任者・部長職を務めました。メンバー一人一人に寄り添い、引っ張り、最大限のチームワークを発揮しながら結果を出す力は誰にも負けないと自負しています。御社でもこの三本柱を存分に発揮したいです。

面接官の雰囲気にのまれず、相手を楽しませるつもりで明るく笑顔で答えた点。ただ淡々と答えるのではなく、たまにボケを入れながら話を進めたところ、雰囲気が和んでいくのを感じた。

面接官の方が学生にあまり興味を持っている様子がなく、やや厳しめの雰囲気だった。相手を笑わせようくらいの気持ちで話していけばだんだんと和らぐ。

周囲を巻き込んで何かを達成した経験について教えてください。

私は責任者として、サークルの文芸誌発行に取り組みました。原稿の校正を分担して進めたのですが、慣れない一年生がなかなか校正を進められないという課題にぶつかりました。このままだと印刷所の締め切りに間に合わない可能性も出てきたので、例年だとただ「急いで頑張って！」と言うだけのことが多いのですが、私は校正が進んでいる・終わっている上級生のメンバーに声をかけ、一年生に一対一でついてもらうことにしました。日頃から密に連絡を取り合うなかで把握している上級生・下級生それぞれのメンバーの性格や授業の時間割、バイトのシフトなどから組み合わせを決め、二人がなるべくベストな形でマッチしながら作業を進められるようにし、結果、無事に校正を締め切りまでに終わらせることができました。さらにその年は校正漏れした誤字・脱字をはじめてゼロにすることができました。

あなたの就職活動の軸は何ですか？

私は、人を笑顔にすることに喜びを感じることから、人の身近なところにあるもの・ことを通してあらゆる人の毎日に笑顔と活力を届けたいという思いを軸に就職活動を行なっています。中でも飲料は私たちの最も身近なところで日々の生活にちょっとした彩りをもたらしてくれるものであり、人生を通して日々のあらゆるシーンに寄り添ってくれるパートナーとも言える存在なので、私はぜひそのような飲料を人々に届ける仕事に関わることによって、皆に笑顔を届けたいと考えています。またもう一つ、チームワークを発揮して働ける仕事に就きたいという軸があります。大勢の力を集めれば、一人ではできない大きなことにも取り組め、成し遂げることができます。チームワークで大きなプロジェクトを成し遂げることにやりがいを感じることから、大切な軸としています。

逆質問で志望度の高さ、営業という職種や企業に対する理解の深さを示せたことだと思う。他にアサヒやキリン、サントリーなどを受けている場合は特に、「なぜコカ・コーラなのか」「営業メインの会社だが大丈夫か」ということについてはっきりとした答えを用意する必要がある。コカ・コーラで働きたいんだ！という強い気持ちをぶつければ、内定がもらえると思う。

アイスブレイクから始まり、終始穏やかに進んだ。意思確認とまではいかないが、質問の回答について突っ込まれることは一切なく、逆質問の時間を多く取ってくださったこともあり、選考というよりはマッチングという印象を受けた。

コカ・コーラの商品について何か思い出やエピソードがあれば教えてください。

エントリーシートにも書きましたように、私は高校一年生までファンタ以外の炭酸飲料を飲んだことがありませんでした。炭酸といえばファンタ、という意識はその後も続き、特に思い出に残っているのは、剣道の昇段審査で不合格になった帰りに、同じく不合格だった同輩とファンタを飲んだことです。その昇段審査では、私たちは落ちましたが後輩は合格しており、「先輩らしくなんでもないように振る舞わなければ」という思いで押し殺していた悔しさが、後輩と別れたあと、自販機でファンタを買ってひと口飲んだ瞬間溢れ出して号泣した記憶があります。それから同輩と私はさらに厳しい稽古を重ね、次回の昇段審査では二人とも合格することができました。その帰りにも同じ自販機でファンタを買って飲みました。

逆質問(私の場合は面接のほとんどが逆質問でした)

1.(面接官の方はバリバリの営業だったとのことだったので)私はいわゆる「できる営業」について、リーダーシップやコミュニケーション力などの強みを通してチームやクライアントと強固な信頼関係を築ける人だと考えています。〇〇さんは「できる営業」とはどのような人だと考えていらっしゃいますか？　2.営業をしていらっしゃったとき、何か「コカ・コーラの社員でよかった」と感じられたエピソードはありますか？　3.コカ・コーラは東京オリンピックのパートナーであり、オリンピックに向けてまさに今色々と準備をしていらっしゃると思います。営業職では具体的にどのような形でオリンピックに関わっているのか教えていただきたいです。　4.ご縁があって内定をいただいた場合、入社までに何か準備しておくべきこと、身につけておくべきことはありますか？

内定の承諾期限は告げられるが(2週間程度)、他の選考を受け切りたいという気持ちは尊重してくれる。承諾期間中に説明会を設けてくれる。

営業職に求められる要素(明るさやコミュニケーション力、自信を持った受け答え)などが自分にあるか、話す姿を録画するなどして客観的に確認し、改善するといいと思う。2020年はコロナウイルスの影響で全ての選考がwebだったので、面接官の方に営業に向いた印象を与えるためには、対面時よりやや大袈裟なくらいに笑ったり頷いたりするくらいでちょうど良いと感じた。どうしてコカ・コーラボトラーズジャパンなのか、というのはどうしてコカ・コーラの営業をやりたいのか、と言い換えることができるので、とにかく営業の適性を示すことが大切だと思う。

営業に向いているかいないかだと思う。厳しい雰囲気の面接官相手でも物怖じせず、むしろ相手を笑わせる勢いでこっちのペースに巻き込むくらいの強さがあれば、内定をもらうことができる。終始笑顔で、明るく、はきはきと、あと学生らしい素直さのようなものがある人が求められていると感じた。

コカ・コーラボトラーズジャパンと日本コカ・コーラ株式会社の違いを明確にしておくこと。商品企画やコカ・コーラの広報を志望動機・やりたいことで述べると「それはうちじゃないよ」と突っ込まれる。あとZoomではなくHirevueを使ったweb面接なので、Hirevueに慣れていない人は面接前に使い方を調べておくといいと思う。