【未経験でも夢を叶える】【21卒】エコー電子工業の冬インターン体験記（理系/エンジニア）No.9648（九州工業大学/男性）（2020/7/16公開）

分離関係なく学生を募集しているSIerのインターンシップとのことで、どのようなことを行うのか気になって参加を決定しました。そのころはまだSIerとソフトハウスの違いも良く分かっていない頃だったので、SIerには理系しかいないと思っていました。

実際のところ、このインターンシップは選考なしで参加できる先着順のインターンシップだったので、下調べ等は特に行いませんでした。

IoTデバイスを利用したソリューションの案を考えよ

1日目にやったこと

支給されたセンサーとiPadによるIoTデバイスを4人1グループになって制作し、そのデバイスでできるソリューションを併せて発表しました。実現可能性よりもアイデアの面白さばかりが評価されていました。

人事

ひとり3000円

「面接でどんなことを話した方がいいと思いますか」のような学生側からの質問に対しては、「エピソード勝負」「以下に面白い話をできるか」などと言ってくれましたが、実際の採用面接ではそのようなことを語れる雰囲気ではありませんでした。

「文系でも大丈夫」とか「未経験でも大丈夫」とか謳っていた割には、結構難解な課題でした。と思いきや、実際にはプログラミング等は適当でも夢のある話ができるチームが優勝するという始末。別に夢を語ることがわるいこととは思いませんが、SIerがそういう面を中心に評価するのってどうなの、とは思いました。

SIerという業種が一体何を行う業種なのかはよく理解できました。というのも、序盤の業界説明に関してはそこそこの分量がある資料を元に、丁寧に解説を行っていただけたので、大変分かりやすかったです。ただ、SIerという仕事について説明を受けた後だからこそ、その後のグループワークの内容にはやや不満が残りました。

業界のことから当日の課題まで、しっかり説明を行ってくれるので、事前の準備は不要かと思います。しいて言うならばIoTとかそういうワードについて理解があると分かりやすいです。

実際に行う業務と、グループワークで評価されるポイントにどうも乖離があるような気がしてならなかったため、イマイチ自分の将来像を思い描くことはできませんでした。業界理解等に関してはしっかり説明会を行ってくれるため、どういう業界に身を置くことになるのかはわかりやすいと思います。

SIer業界はかねてより興味があったためにこの業界の企業を受けようという意思はありました。しかし、この会社の雰囲気と私が思っていた雰囲気とは若干のずれがありましたので、実際に内定を得られるかというと、無理だろうな、という予感はしました。実際に本選考では内定を頂けませんでした。

特に志望度が下がったわけではありませんが、興味がわくということもありませんでした。インターンシップの内容が面白い人にとっては面白いかもしれないけれど、技術屋さんになりたいと感じている人にとってはなかなか面白くない雰囲気です。また、チャラい感じの人事の人が苦手な人もいるかと思います。私は苦手でした。

インターンシップ終了後のセミナーがあったため、やはり何らかの点で有利になったのだと思います。しかし、私は日程が合わないことから参加できず、実際にそのセミナーが選考にどのような影響があるものかは言及できません。

いわゆるIT系、あるいはいわゆるメーカー等、かなりざっくりした志望業界しか見えていませんでした。たとえばIT系と言えばどんな会社があるのか、どういう業種があるのか、そういったことが分かっていないままこのインターンシップに参加しました。実際に参加してみれば業界の中身を手っ取り早く理解できるのではと感じました。

IT系とひとまとめに言っても、様々な業種があることが理解できました。ITコンサルのような会社、SIer、ソフトハウスなど……その中でも、やはり今回のインターンシップで詳しく説明されたSIerの業務にはかなり好感を抱いたので、何らかのSIer系企業に行こうかなぁ、とは意識し始めました。ただし、決定打になるほどいいインターンシップではないです。