【18卒】ＭＢＳ企画の制作の面接の質問がわかる本選考体験記 No.3800（関西大学/女性）（2017/12/13公開）

得意な科目及び研究課題について /大学生活において特に力をいれたことについて /自己の特徴について /志望動機について /入社後携わりたい仕事について

MBSに春頃、エントリーシートを出していたので、そのエントリーシートをベースに制作局での自分の未来の姿を意識して書いた。

楽しそうに、またTVなので面白そうなエピソードを積極的に入れていったのが評価された部分だと感じました。

いかにもTV局のディレクターといったような人たちだった。
面白いことを言わないと落ちるのではないか、と感じさせるような始まりだったが、比較的笑ってくれた。
しかし質問をするときは、面白み、なにか個性的なものを持っている学生を選ぶように意識しているように感じられた。

最近面白かったエピソードをおしえてください。

私は関西に住んでいるのですか、就職活動でここ数か月は何度も東京に来ておりました。
その中で３日間滞在することがあり、真ん中の日に予定がないことがあったため息抜きを兼ねて、原宿、表参道あたりに遊びに行きました。
自分自身小さいころから東京という場所に夢を抱いており、表参道を颯爽と歩きたいという気持ちがあってできる限りおしゃれをして歩いておりました。
その時に、ちゃらちゃらした感じの若めのお兄さんに声をかけられました。
そのお兄さんは美容師らしく、「お姉さん、髪切りたいと思ってたでしょう」となれなれしく話しかけてきたのですが、私もこれでカットモデルデビューかななんて浮ついていたら、その次の言葉で「５０００円でいーよ！」と言われ「金、とるんかい」と思った出来事です。

最近はまっている番組は何ですか？その理由も一緒にお答えください。

普段からあまりバラエティは見ないためドラマの話をさせていただきます。
最近はまっていたのが、大河ドラマです。
普段から結構大河ドラマは見ることが多いのですが、今回は不思議なように引き込まれていきました。ただ今期のクールはかなりドラマを制覇していて、ほとんどすべて見ております。
こちらのMBSで放送されていた「ごめん、愛してる」も韓国バージョンもすべて見ていたので、しっかり拝見させていただきました。
個人的に韓国ドラマを知っている人から見ると、「あ、もう終わっちゃった」と感じる長さでした。
これは日本のどら目と韓国のドラマの基本的な回数の違いなので仕方ないことなのですが、それでも挑戦した結果だと思うのでこれからもそのようにどんどん新しいことを見ていきたい、そして携わっていきたいと思えるようなものでした。

なんでもやりますという姿勢。
ハードな現場の中でやっていけるかというところを見られていたのでその部分は大丈夫だという印象を与えないと 通過しにくいと感じた。

一次面接のときと比較すると、倍くらいの人数が並んで入るため威圧感はすごかった。
しかし会ったことがある人が一次面接のときのエピソードを話してくれるのですこし息抜きができる。

あなたの寝なかった自慢を教えてください

私は普段は本当によく眠るタイプなのですが、何かに集中すると時間を忘れて取り組むことが多々あります。
それは眠る、睡眠も同じくです。
高校生のころダンスの発表会の前、何日間も睡眠時間を削って練習しておりました。
ただ体力も消耗してしまうので、どれくらい、またどのように寝るのが効率がいいのかを知らべ睡眠を３時間とり、練習、考える、１５分の昼寝などをして完璧に仕上げ切りました。
２つ目のエピソードとしては、テスト前の集中力です。
これは誰しもが経験していることなのかもしれないのですが、私は推薦を狙っていたこともあり、２週間前から睡眠を削って勉強をしておりました。
このように一度目的や目標を定めたらそれに向かって取り組む。
これが私の寝なかった自慢です。

あなたは友達から何と言われますか？

「責任感の強いお調子者」と言われます。
これは聞くだけだとまるで正反対のことを述べているようですが、自分自身でも確かにそうだなと感じることがあります。
もともと曲がっていること、人の道に反することは嫌いで、やるならやり切れというタイプです。
少し手を抜いている人を見たら、もっとしっかりと声掛けをしますし、間違っているなと感じたことは目上の人であってもしっかり意見として述べさせてもらっています。
ただ目上の方に話すときは、できる限り丁寧に「自分はこう感じている」といったように話します。
お調子者という部分は、楽しいことが大好きで常にふざけている部分があるからだと感じます。
ただ仕事のとき、遊ぶとき、息を抜くときなど分けているのでこういったように評価を受けたのだと感じました。

最終面接であるため、それくらい本気か、それくらい素質があるかをみられていたように感じた。なのでできるだけ自分自身を素直にさらけ出すことが大切だと感じました。

かなり緊張した雰囲気だったが、「最後なのでここで受かったらTV作れると思って本気で来てください」といった一言など応援してくれているようにも取れた。

今までで自分自身が変わったなと思うことを教えてください。

水泳との出会いです。
スポーツは得意ではないのですが、水泳だけ小学校の時からたまたま習っていたということもあり、一般的なレベルでは泳ぐことができました。
そして恥ずかしながらかなり太ったいたので半年間で２０ｋｇ痩せさせてくれた水泳には感謝してもしきれません。これでは見た目の変化だけに思われるかもしれませんが、見た目だけではなくほかにも様々なことを学ばせてくれました。
初めて「努力しても報われない」ことをここでは経験しました。
必死に毎日タイムを上げるために練習していたのですが、途中でまったく伸びなくなりました。
その時に「なんで一生懸命やっているのに報われないんだ」と投げやりな気持ちになりましたが、そういった側面を初めて感じられた出来事でもあるので自分自身が変われたなと感じた出来事です。

今まででTV以外で一番印象に残っているエンターテイメントをお答えください。

「カラフル」という小説です。
この小説は死んだはずの主人公が天使の気まぐれで人生の再挑戦のチャンスを与えられ、そして自分自身がなにものかを探していくストーリーです。
読んでいるうちに作品の中に入り込み「リアル」と錯覚したのを今でも覚えています。それまで本を読むのが苦手でしたが、自分自身の目の前にしっかりと映像が浮かんだことを覚えています。普段客観的に考えることが大事だと教えられてもどうすれば客観的になれるのかと悩んでいましたがこの作品では「母」「父」「友達」の視点からも物語を考えられたと思います。またこの時の自分自身の年齢にリンクしたものであったこと、そして自分のぼんやりとした想像が言語化されそして作品化されていたことから強烈に印象に残っています。