【音楽革新への挑戦】【20卒】ローランドの夏インターン体験記（理系/エンジニア）No.7088（九州大学大学院/男性）（2019/9/24公開）

元々，楽器業界に興味があったから．
今まで使って来た楽器の開発をどのように行なっているのか？という部分や，どうしたらその業界に入る事ができるのか？重要視しているのはどういうところなのか？というのを知りたかった．

ローランドが出している製品をよく調べ，現在の流れを自分なりに考えた．
またエンジニアの方のインタビューなども見てどのような技術が使われているのかなども調べた．

新しい楽器を企画しよう！ローランド夏季5daysインターンシップ

前半にやったこと

ローランドの各部署の説明を細やかにしてもらったり，敷地の説明や，今力を入れている商品の説明など，企業説明が大半であった．
少しグループワークとして，商品PRを考える，みたいなものもあった．

後半にやったこと

前半に学んだ事も活かし，新たな電子楽器を考えるといったグループワークを行なった．
2日くらい使って資料を用意し，それを全体に向けて発表する．という形であった．

採用担当３名

なし

電子楽器メーカーとして，どのような立ち位置で製品開発をしていくのか？というところをよく考えて欲しい．とのフィードバックがあり，その通りだなぁと感じた．
アコースティックな楽器ではなく，電子楽器を扱う上でのメリットはかなり多くある為，そこを考える必要があった．

かなり綿密にスケジューリングされており，自主的に行うことはなかったので苦労したことは多くなかった．
一方でグループワークの時は，他分野の学生が多く混在していたこともあり，お互いの考える部分が異なる事が多かった為，その擦り合わせに神経を使う事が多かった．

どの部署がどんな事をしているか？という事や，エンジニアの方と雑談ができた事，社員の方と話せた事で，どういう環境でどういうことを考えながら仕事をしているのか？ということを知る事ができた．
また，ローランドの歴史なども深く知る事ができる為，面接で話す内容作りになると思う．

もう少し自分のやりたいことを明確にしていけばよかったと思った．
特に新たな楽器を作成するというテーマで，自分のアイデアを強く出せなかったのが心残りであった．

自分がこれまで使って来た製品がどのように作られているのか？といった具体的な所まではスケジュールの都合もあって知る事ができず，どういう企業なのか？どういう雰囲気なのか？というところを説明しているだけだったので，自分の未来像を想像するところまではいかなかった．

3~5割程度の人に対して，メールで採用選考の案内が来ていたが，自分には届かなかった為．
グループワークやそれに付随するもののアピールによって審査されているということは，最初はあまり技術力を重視しないのかなと感じがあり，自分にはあまり適性がないかなと感じた．

企業説明の中で，自由な風土でありのんびりした土地で働けるという面を押し出して居たことから，働きやすい環境なんだなぁと感じた為．
また，経営体制が一新され，少しベンチャースピリットを大切にしようという意識があると聞いて，若い人たちにも裁量があるのかなと感じた為．

3~5割程度の人に対して，メールで採用選考の案内が来ていたから．
グループワークなどでアピールができれば，本選考に対して別枠で選考に乗れるので，有利にはなると感じた．

大手で給与の良い音響機器メーカーを第一志望にしていた．
また，それでは企業が絞られてしまう為，IT系大手の中でAI人材に力を入れている企業を見ていた．
具体的には，音響業界ではローランドとヤマハを，IT系大手としてはヤフー，富士通，ソニー，NTTなど，幅広く調べていた．
それぞれの印象を知る為，インターンシップには多く参加した．

部署ごとの説明の中で，自分のやりたいこととは違う方面に回される可能性があること，また研究部門に行くことはかなり難関であることを聞き，その後他社インターンに参加した際に研究開発への希望が大きくなった時に，あまり自分には適性がない企業なのかもしれないと感じた．
電子楽器の開発に大きな力を注いでいる企業のため，開発がやりたい人向きなのかなと感じた．