【AIエンジニアの挑戦】【20卒】富士通の夏インターン体験記（理系/エンジニア）No.7078（九州大学大学院/男性）（2019/9/24公開）

大企業で働く社員の方やそこに応募するインターン生と，自分の違いを知りたかった．
また，AI技術をどういう風に使っているのか？どれくらいの知識量が必要なのか？といったAIエンジニアとして働く上で知っておきたい部分を知れそうだったから参加した．

ESや選考過程で聞かれる内容は就活会議を見て，ある程度答えられるようにした．
特にESで書いた事を，ストーリー立てて一貫して話せるようにした．
特に実際に実装を行う様なプログラムだった為，プログラミング技術については話せるようにしていた．

AI技術を用いたシステムの開発

1週目にやったこと

顔合わせや，インターンの説明，インターンの中で成長させたいことを設定した．
また，PCを一人一台支給され，セットアップを行なったり，計算機との通信設定など，環境構築に多くの時間を割いた．
また，部署内での会議などにも参加した．

2週目にやったこと

基本的には，設定された問題設定に対して，自分の考えたアルゴリズムを提案し，それをミーティングでブラッシュアップしながら，実装をしていった．
途中途中で会議や社員の方との交流などもあったが，多くの時間を実装に割いた．

3週目にやったこと

同じく，多くの時間を実装に割いた．
後半は，その実装したアルゴリズムでどのくらいの精度が出るのか？というところをテスト工程通りにテストし，結果をまとめ，資料作成に移った．
かなりタイトなスケジュール感であった．

4週目にやったこと

21日間のインターンであった為，4週間目はなかった．
最終日は指定された地（東京or大阪）に移動し，全体発表を済ませ，その場で解散という流れだった．
全体発表自体は時間の関係で，全員が全体に対して発表できるという感じではなかった．

1回目：その部署のマネージャーや社員の方 2回目：採用担当の社員の方，マネージャー

なし

自分の書いたスクリプトを一つ一つレビューしてもらい，書き方や細かい部分まで含めて指導をもらえた．
特に可読性に関する部分は，普段適当に書いていた分，かなりの指摘をもらい，保守・運用まで考えたプログラムの書き方をしなければならないなぁと感じた．

フレックスタイム制ではなく，宿舎が少し離れていた為，普段の生活に比べてかなり早く起きる必要があった．
また，これは部署によると思うが，飲み会の回数が多く，飲み会明けの次の日が本当にキツかった．
メンターが一対一で付くが，全員別業務でかなり忙しそうであり，なかなか相談に行きづらくインターン生同士で話し合って解決する事が多かった．

日系大企業の雰囲気，社員の方の雰囲気，会社全体の雰囲気など，入社する前に知る事ができない事を早い段階で知れた事が一番良かった．
特に，自分がどういうタイプの会社に向いているのか？という事を探す為のきっかけにできるので，まだ自分の働きたい理想像が決まっていない人たちについては，こういったよく整備されている大企業のインターンに参加することは重要だと思う．

上記とも被るが，自分が明確にどのような企業タイプで働きたいか？がはっきりしているのならば，タイプによっては無駄な時間に感じてしまうかも知れない．
特に，バリバリ開発できるタイプの人間やベンチャー志向が少しでもある人が参加するのは向かないと思う．

インターンシップの中で周りの社員の方やインターン生の雰囲気を見たときに，エンジニアとしてのスキルよりも，他の部分でのスキルを重視している点が気になったから．
また，大企業らしい働き方をするのが自分には合っておらず，自由に働ける風土の会社に行くべきだなと感じたから．

インターンシップ後，その部署のマネージャーの方個人から就職活動に向けての連絡を何度か頂いたり，他者の内定を持っているかどうかを聞かれたりしていたから．
特に，インターンシップ中に，自分自身で考え抜いて思考できることをアピールできたことがいい方向につながったと思う．

インターンシップの中で周りの社員の方やインターン生の雰囲気を見たときに，エンジニアとしてのスキルよりも，他の部分でのスキルを重視している点が気になったから．
また，大企業らしい働き方をするのが自分には合っておらず，自由に働ける風土の会社に行くべきだなと感じたから．

その部署のマネージャーからの直接の連絡や，メールでのインターン生のみに向けた採用選考のお知らせなど，インターンシップに参加しなければ無かったであろうイベントのお知らせが多々あった為．

大企業を中心に見ており，特に音響機器メーカーと，AIを前面に打ち出している大企業を調べていた．
第一志望の業界が狭いこともあり，富士通やヤフー，ソニー，NTTなど幅広い分野で最大手といわれる企業を見ながら，どの業界が自分にあっているかを調べていた．
その中で，インターンシップが整備されていそうな企業として富士通を選択した．

大企業で働いている社員の方々は優しく穏やかで，人間的に素晴らしい方が多かった．
一方でガツガツ成長していこうという意思や，その分野のエキスパートになる為に勉強を惜しまない感じなどはなく，良くも悪くも保守的な思考の人が多く感じた．
これは他のインターン生にも感じられ，自分の適性はこういった大企業にはないのかもしれないと考えるようになっていった．