22卒 本選考ES
事務職
22卒 | 京都府立大学 | 男性
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Q.
学生時代(あるいは社会に出てから)の活動で、あなたが一番頑張ったことは何ですか。その中で苦労をして乗り越えたこと、得られたことを説明してください。
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A.
「文化遺産デザイン研修」でのまち歩き活動です。歴史学科の学生が主体となって調査をおこなうので、調査内容の専門性が高くなりすぎて一般の人には難解なものになりがちでした。そこで、私はまち歩きでのスポット解説で次の2点を重視しました。一つ目は、聞いても漢字が浮かばない用語は、フリガナとともに文字に起こし、スケッチブックに貼付けて表示する。二つ目は、専門用語を身近な一般常識に例えて解説し、難しい内容への苦手意識をなくす。その結果、アンケ―トに「用語を文字に起こしてくれて非常にわかりやすかった」などの感想があり、参加者様に「また来たい」と思っていただける空間作りができました。さらに、メンバーはそれぞれ自分の学業で調査に多くの時間を費やせないという課題もありました。そこで、私は「手当たり次第に調べる」のではなく、それぞれの調査範囲を細かく指定したほか、調査期日を設定し、調査内容を全員で精査・共有する日を設けました。そして、メンバーの興味を判断して調査対象を割り振るなど、各々の得意分野を活かしながら集中して調査し、全員がやりがいを持って活動できる環境をつくりました。これらの経験から、後世に残すべき地域の文化や魅力の発信の重要性やグループ全体の課題を把握し、「全体最適」の視点での課題解決力や「人に物事を伝えるには、どれ程自分の言葉に置換できるのか」ということを学びました。これらは、様々な相手の立場に立った「コミュニケーション」に活かせると思います。 続きを読む
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Q.
大学での研究課題や授業を通じて学んだこと、得たことについて具体的に説明してください。
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A.
ゼミでは、文献史料や古地図、発掘成果などを活用して調査を進めていきますが、とくに重要なのは現地調査でした。地域の景観の中には、過去の痕跡を示すたくさんの資料(地域遺産)が眠っていました。路傍にたたずむ地蔵や石碑、田んぼの形はもちろんのこと、ちょっとした土地の高低差なども、ときには重要な証言者となることがわかりました。さらに、調査の際は当然地図を用いており、そこに描かれている景観は実際の景観と比べると異なる部分があり、そこに作製者の性格や時代背景が現れており、地図からその場所の風景や歴史、そこに住む人々の様子や現代の都市の日常を想像することを学び、ミクロとマクロの視点から物事を見ることができるようになり、これらの視点を用いて学生や貴学全体をサポートしていきたいです。 続きを読む
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Q.
就職先を選ぶ上で、重視することを具体的に説明してください。
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A.
私の就職活動にあたっての価値観は「他者に物事(文化など)をお伝えし、興味を持っていただける仕事ができること」です。私は地域の魅力や文化の発信を目的とした町歩き活動の企画・運営の経験から、人に物事を伝えるにはその事柄を十分に理解した上で、どれ程自分の言葉に置き換えることができるのかということを学んだからです。なぜなら、自分の専門分野などは次第に自分にとっては当然のことになりますが、その内容を知らない人に説明し、興味を持ってもらおうとしたとき、他者にとっては、非常に難解な内容になります。そこで、相手の立場を考慮して説明する必要があると思います。そして、自分の業務内容に関心を持ってもらいたいからです。 続きを読む
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Q.
なぜ同志社大学職員を志望するのか、同志社大学職員としてどのように仕事をしていきたいと考えているのかについて説明してください。
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A.
志望する理由は2つあります。1点目に、人や社会を支えることが出来るからです。今後の日本や世界をリードしていく学生を支えることは、未来そのものを支えることに繋がっていくと考えます。2点目に、貴学の新島襄の意志を受け継ぐブランド戦略に魅力を感じているためです。「同志社大学」というブランドは他大学には模倣することの出来ない固有の強みで、やはり伝統の精神と最新鋭の研究・学びの融合を常に推進しているからです。授業運営や広報などの面で貴学を支える仕事をしていきたいです。そして、これから日本を支えていく研究者・学生の両方のサポートに貢献していきたいです。少子化にも関わらず大学数が増加している現状を踏まえると、優秀な学生が集まる大学を目指すためには健全かつ余裕のある運営が不可欠だと考えます。貴学全体を俯瞰して適切な業務をおこなうことで、学生や貴学全体に貢献していきたいです。 続きを読む