- Q. 志望動機
- A.
株式会社ベストコの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒株式会社ベストコのレポート
公開日:2021年8月3日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
全ての選考がオンラインでした。
企業研究
まずは3C分析(どんな企業で、どんな顧客にどんなビジネスをしていて、どんな市場・競合がいるか)をしました。説明会や社員様との座談会などの機会を頻繁に設けてくださるため、その都度逆質問を複数用意しました。どうしてもネットの情報だけでは不足があるため、こういった機会を最大限活用することが選考通過の秘訣だと思います。
特記することとして、教育への情熱を挙げます。必ずしも教育の経験が要る訳ではありませんが、生徒を非常に大切に想う社風なので、そこにミスマッチがあると厳しいと思います。誰しも学校教育は受けているはずなので、そこでの原体験(尊敬する先生がいたとか、こんな塾があればよかった、こういう苦労をしたなど)を話せるようにしておきましょう。
志望動機
私が御社を志望する理由は、教育市場における地方格差を是正したいからです。
私は大学1年から2年間、大手予備校でチューターのアルバイトを行っていました。そこで様々な生徒と交流し、多くの教育格差を目の当たりにしました。例えば経済的な事情で国公立に進学できなかったら就職する生徒、親が「大学なんて行く必要ない」と反対し大学受験を諦めた生徒などです。私はどうすることもできない無力感に苛まれ、なんとかこういったケースを減らすことはできないかと考えてきました。
御社はその中でも地方格差に焦点を当て、オンラインとオフラインの融合やデータの収集・管理など非常に先進的なシステムを導入しています。そんな御社で、自分の能力以外の側面で不利益を被る子どもを減らす一助になれればと考えています。
説明会・セミナー
- 時間
- 60分
- 当日の服装
- 私服
- 実施時期
- 2020年07月 下旬
- 実施場所
- オンライン
セミナー名
説明会
セミナーの内容
企業説明と事業内容の広い説明。逆質問も15分ほど。
参加前の事前準備や注意したこと、感想などを教えてください。
スカウト経由でした。ある程度企業HPなどで事業内容などを予習し、2-3個ほど逆質問を用意した状態で臨みました。
このセミナーは選考を受けるにあたって参加必須でしたか?また、選考に有利に働きましたか?
必須のように思いますが、いくつか選考ルートがあるようなので何とも言えません。
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接官の肩書
- 事業部長
- 面談時間
- 60分
- 面談タイプ
- オンライン面接
- 実施時期
- 2020年08月 中旬
- 実施場所
- オンライン
リクルーターからの連絡が来た時期・経緯
スカウトサイトで連絡がきた
会場到着から選考終了までの流れ
Zoom。
面接の雰囲気
非常に和やか。ほとんど雑談ベースで、事業と会社の方針の説明を受けたり、時折自分の考えを聞かれたりした。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
教育に対する考え、や危機意識が非常にマッチしたように感じました。
ただインプットするだけではなく、きちんと自分の意見・持論を展開できたことが良かったと思います。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年08月 中旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 人事の方
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
Zoom。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
この面接だけでなく、過去の説明会や面談でもお互いにミスマッチが少ないことを伝えられていたのが大きかったと感じます。
面接の雰囲気
とても和やか。もう何回も電話や説明会でお会いしている人事の方が面接官だった。序盤にいくつかオーソドックスな質問をされたあと、逆質問の時間を多く与えて頂いた。
面接後のフィードバック
印象や話し方についてポジティブなフィードバックを頂きました。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
大学ではどんなことを学んでいますか
社会学、特に平和学を専攻しています。具体的には戦争や貧困、ジェンダーなど社会問題全般を取り上げ、その歴史・文化的背景を分析、解決策を議論しています。
面白い点として、出来事や情勢が必然と思えるようになる事を挙げます。例えば米国での人種問題や北朝鮮の非核化が進まない事などは、その背景を踏まえれば当然の帰結です。そういった「物事の構造、背景事情」を理解し、今後の展望や解決策を議論することに面白味を感じます。
しかし、逆にそこが難しい部分でもあります。各プレイヤーの利害を考えながら解決策を議論しても、中々答えは出ません。必ずどこかで妥協せねばならず、全員の要求をそのまま叶えることは出来ません。しかし社会に出てから求められるのはそういった「双方にとっての答えを創る能力」だと考えているため、非常に有意義な講義だと感じています。
予備校でのアルバイトについて教えてください。
退塾率を改善した経験を挙げます。
私の校舎は、他校舎と比べ退塾率が1割高い状態でした。映像授業である点、他塾への移籍が多い点から、私は我々スタッフに原因があると考えました。生徒に貢献したいという使命感から私は対策チームを立ち上げ、他校舎と同水準まで改善する事を目標としました。
対策として、まず私はチームメンバーと協力し生徒全員から不満点を抽出、「担任とのミスマッチ」が真因と結論付けました。
次に、1.生徒と担任のデータ収集、2.それを基にしたマッチングパターン研究を行いました。特に後者は他校舎に協力を依頼しデータの母数を確保、信憑性を担保しました。
結果、適切な人員配置を実現、退塾率は目標数値まで改善しました。
座談会・懇親会
- 形式
- 学生4 面接官5
- 実施場所
- オンライン
- 実施時期
- 2020年08月 下旬
座談会・懇親会の内容
若手社員との座談会
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年08月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 社長
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
Zoom。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
臆せず自分の意見を伝えられたことが評価されたように思います。また、持論と企業方針の親和性が高かったことも大きかったと思います。
面接の雰囲気
和やか。社長とも説明会等で既に何回かコミュニケーションを取っており、面接と言うよりは教育に関してのディスカッションのようなイメージだった。(もちろん、いくつか面接形式の質問もあった。)
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
なぜ今の大学を目指したか
理由は二点ございます。まず一点が、科目上受けられる最上位校だったからです。私は政治経済を受験科目として選択していたため、受けられる大学が限られていました。その中、どうせ受けるなら一番上を目指そうと思い、〇〇大学を志望しました。
もう一つの理由が、学際性の高い学部に行きたかったからです。私は高校三年生の時点で将来就きたい職業が決まっていなかったため、可能性を狭めないためにも幅広く学べる学部を選びました。
(深堀されて)なぜ政治経済を選びましたか
元々政治や経済に興味があったからです。幼いころからNHKのニュースなどを見るのが好きで、社会の仕組みを学ぶたびに関心を深めていきました。大学受験でもそれを活かし、最も得意な科目にすることができました。
今後の教育業界はどうなっていくと思うか
今後十年で淘汰が進むと考えています。具体的には、オンラインとオフラインの融合をできるかどうかが命運を握ると考えます。
コロナ禍によって急速にオンライン教育が普及しましたが、まずこの流れに乗れなかった予備校は凋落するでしょう。また、オンラインのみの事業、たとえばリクルート社のスタディサプリがいい例ですが、そういったものも課題があります。勉強ができる子はオンラインツールを活用するでしょうが、勉強ができない子はそもそもオンラインツールを活用しないため、余計に差が広がるのです。その課題を解決するためにも、一定程度オフラインでの場の提供は必要だと考えます。このオンラインとオフラインの併用・融合を導入できるかどうかが、教育業界で生き残る上で重要ではないでしょうか。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2020年09月 上旬
内定を承諾または辞退した決め手
考えの親和性はとても高く、事業への熱意もあったのですが、新卒で東京を出て、東北(あるいは四国)で生活をするという人生プランがどうしても立てられませんでした。
内定後の課題・研修・交流会等
内定者と人事の交流会がありました。
内定者について
内定者の人数
5-6人
内定者の所属大学
全国各地の大学
内定者の属性
女性が多かったです。
内定後の企業のスタンス
内定を頂いたあとも、納得がいくまで就活を続けさせて頂きました。いわゆるオワハラ等は一切ありませんでした。
内定に必要なことは何だと思うか
最も大切なことは「教育への熱意」です。社長はもちろん、どの社員の方も生徒を一番に考えており、そのための具体的な施策を熱意を持って実行しています。単に「教育っていいな」という考えではなく、自分の原体験に基づき、説得力を持って「〇〇だから、教育に携わりたい」という気持ちを伝えることが肝要です。
全体を通して面接は和やかですが、だからといって手を抜くのではなく、しっかり伝えるべきところは伝えましょう。教育に対する自分の考えを持っていた方が有利だと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
繰り返しになりますが、教育への熱意だと思います。学歴や一般的な優秀さはおそらくほとんど関係が無く、誠実な人柄であるかどうかや教育への想いを見ているように思います。
面接テクニックなどよりも、自分の考えを自分の言葉で語ることの方が遥かに重要です。
内定したからこそ分かる選考の注意点
かなり人柄を重視して選考されるため、日ごろの対応(例えば電話に出られなかったらきちんと折り返したり、メールを早めに返信したり、イベントに遅刻・欠席する際はきちんと連絡をするなど)をしっかり行うことが大切です。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者の交流会がオンラインで一度ありました。
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ベストコの 会社情報
会社名 | 株式会社ベストコ |
---|---|
フリガナ | ベストコ |
設立日 | 2009年5月 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 122人 |
決算月 | 6月 |
代表者 | 井関大介 |
本社所在地 | 〒963-8025 福島県郡山市桑野5丁目11番7 |
URL | https://best-kobetsu.co.jp/ |
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