21卒 インターンES
総合職
21卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
「主婦と生活社」インターンシップに応募した理由を、具体的に記載してください。
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A.
貴社の編集現場において求められるスキルや意識を体感的に学びたいと思い,応募に至った。将来私は編集者として,日々をより良く生きるきっかけやワクワク感を読者に提供したいと考えている。なぜなら,私や私の家族の人生に貴社のコンテンツが寄り添ってくれる存在だからだ。小学生の頃,リラックマ生活シリーズをきっかけに縁遠かったクラスメイトの女の子と仲良くなることができた。「それ何?」「これ面白いよ」「…貸してもらってもいい?」数日後,私の方も自分が面白いと思った恋愛や事件に関する児童書を手渡した。いつの間にか休み時間には2人揃って学校の図書室に向かうのがルーティーンとなっていた。今思い返せば,ほんの些細なきっかけから,人間関係が大きく変わることを実感した最初の体験だった。貴社のコンテンツは,私の家族にも変化をもたらした。中学生の頃から同居している祖母は,祖父が亡くなってから暫くの間,元気が無くなった。髪が抜けるようになり,笑うときにもどこか虚ろな感じが拭えず,頭の隅では生前の祖父のことを考え続けているに違いなかった。我が家では,以前から夕食時にNHKの『ガッテン!』を見るのが習慣だった。健康ネタや身体の不思議の特集は,祖母,母,私,誰にとっても面白く有益な情報であったからだ。祖母も,テレビを見ている最中は「へぇ~そうなんだ」「知ってた?」などと明るく話した。特に気になった情報があると,メモまで取ることがあった。しかし,食事が終わってテレビを消すと,再び口数が減ってしまうことが数か月続いた。その様子があまりにも痛々しかったのか,祖母を心配した母が自分用の付録付き雑誌を書店で購入するついでに,『ガッテン!』の生活シリーズを買って帰ってきた。しかし,祖母は10年ほど前から通っている書道教室の課題や日々の料理に追われ,最初のうちは本に手をつけていなかった。ただ,息抜きをする時間を見つけると,じっくりをそれを読み込んでいた。健康的な食生活や運動の内容に感化されたのか,その後は区営の運動教室や前述の書道教室での食事会などにも積極的に参加するようになった祖母の姿を間近で目にし,貴社が手がけるコンテンツが幅広い世代の人間の心と体を動かしうるものであると実感した。現在では,arが私自身のお気に入りの雑誌となっている。以上のような実体験により,これまで自分や家族が恩恵を受けてきた物事を,見知らぬ誰かに対して還元したい思いが強くなった。そのため,筆記試験や編集業務の体験を通して,出版社に入社するために必要なスキルや,入社後に求められる「読者に寄り添う姿勢」を学びたい。さらに,社員の方から直にお話を伺うことで,貴社での働き方や編集者の遣り甲斐についても深く知ることができれば幸いである。 続きを読む
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Q.
いまの出版業界を考察しつつ、あなたが当社でやりたいことを具体的に記載してください。
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A.
arに多角的に携わりたい。恋や仕事,学生生活に邁進する女性が,今日からできる自分磨きやこだわりのグッズと出会えるきっかけを提供したい。まず,誌面やwebでの特集企画案である。具体的には「こひつじガールでなにがわるい…?♡ イチゴ・うすもも・サクラで攻める春!」と題した「つなぎたい手・なでたい髪・さわりたい頬・ひとりじめしたい唇・抱きしめたい肩・じらしたい背中・安心する胸・引き留めたい性格」などのピンクカラー総特集だ。子羊が射止めるべきは,もちろん狼の「好きにさせたいアイツ」だ。男女の関係性や性別が多様化する時代に,改めて「○○したい」と思わせる素直な女のあざとさに着目したい。私自身もそうだが,大学の女友達も異性と出会う機会が少ないことを嘆いている。しかし,友人を観察していると,ひと工夫あれば誰の目にも魅力的に映るのでは,と強く感じる。そこで,心を動物的にして自分の魅力を最大限引き出せるモテテクを取り上げる。続いて,この特集の評判が良ければ大判のMOOKも発売したい。ターゲットは同居するカップルだ。内容は,見開きの右側が女性向け,左側が男性向けに別れている。それぞれの立場から見た,パートナーのあざとさや不覚にも心を鷲掴みにされたシーン,さらには相手に「○○してほしい」ランキングを掲載する。実際の読者の声をもとにラフを作成したい。これは,可能であればカップルで隣り合って一緒に眺めてもらいたいコンテンツなのだ。現在では,自宅に雑誌が溢れている家庭というのはそう多くないだろう。文化やカルチャーに興味がある感度の高い人,マスコミを目指す就活生,金銭的に余裕のある富裕層,活字文化に馴染みのある中高年,出版関係者,何かにハマるファン(オタクのような存在)が中心だと予想できる。書籍であれば,幼児や学生,研究者,主婦などまで対象となるだろうが,紙の雑誌の状況は前述した通りであるはずだ。また,モノは買うのではなく,誰かとシェアし,その思いまで共有するのが主流になりつつある。そのため「1人に1冊」から「複数人で1つのコンテンツ」という考え方へシフトするのが適切ではなかろうか。勿論,販売冊数自体は伸びにくくなるが,同一の雑誌で誰かと過ごした時間を意義深いものに出来るのであれば,個々の人にそのコンテンツが根づきやすいとも言える。以上の理由により,誌面やwebでの特集をカップル向けのMOOKにまで展開したい。最後に,LINE MOOKにも着手したい。読了率の高さを鑑みるに,既存のコンテンツの二次利用にはうってつけだと言えよう。以上が,私が貴社でやりたい企画特集とその展開及び活用方法である。 続きを読む
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Q.
当社の定期誌もしくはWebメディアを1つ選び、改善点を自由に提案してください。
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A.
ar webの改善点について述べる。まず1点目は,「ムービー」タブのヘアアレンジ動画についてだ。動画の尺が1分程度で,手軽に視聴できる点は非常に魅力的だ。また,見出しの文章や画像もYouTubeのメイク動画を彷彿とさせ,親近感がわく。ただ,動画の最後に「Before→After」を追加すれば,映像全体により締まりが出ると思う。ユーザーも事前事後の比較シーンによって,紹介されたアレンジ手法によって自分の印象がどのように変化するのか,イメージしやすくなるはずだ。続いて2点目は,「ラブ」タブ内のアイキャッチについてだ。人気ランキングには,『べっつぃー オンナの性活』が上位にランクインしている。しかし,私自身はアイキャッチにあまり惹かれなかったため,初見ではあまり読もうと思えなかった。ただ,実際に記事に目を通すと,SEXあるあるに対する答えが面白可笑しく記載してあり,役に立つ興味深い内容だった。私のように最初に目につく画像の雰囲気を元に,記事の良し悪しを判断してしまいがちな勿体ないユーザーが他にもいるとすれば,もっとスタイリッシュなデザインのアイキャッチにすべきだと感じた。具体的には,『ちょっぴりおフェロ⁉な心理テスト』のようなエロ可愛いイラストや,ViViのWeb(https://www.vivi.tv/)内の『国宝級イケメンランキング』『大ブレイク目前!! NEXTランキング』などが理想的な代案である。恥ずかしさに負けて,SEXやエロに関する記事の閲覧を躊躇することが多い私にとっては,洗練されたアイキャッチの方が有難い。最後の3点目は,記事におけるキーワードを2つ程度ピックアップし,見出し画像内の左上に「#○○」と提示することを提案する。大抵の女性向けWebサイトは,アイキャッチと見出し文のみで構成されている。どのタブにあるかで,記事の大まかなジャンルは把握できる。しかし,隙間時間を活用してサイトを閲覧する人は,出来るだけ効率よく記事内容を精査し,それが自分に合ったものか否かが知りたいはずだ。そこで,投稿の核となるキーワードを1~2つピックアップし,アイキャッチに重ねて表示する。そうすることで,記事の中身が判別しやすくなり,利便性が増す。使いやすさの観点で言うと,FUDGE(https://fudge.jp/)のようにタブを上部に固定表示することも効果的だろう。いちいち画面左上のボタンを押さずとも,一発でお目当てのページに移行できる。また,記事のブックマーク機能も追加したい。マイページで過去のものまで確認できるようにすれば,検索機能を使わずともお気に入りのコンテンツを何度でも楽しむことができる。よって以下の5点,「ヘアアレンジ動画の最後にBefore→Afterシーンを追加」「ラブ系記事のアイキャッチをひと工夫」「記事のキーワードを#表示」「固定タブの設置」「ブックマークとマイページタブの追加」がar webの改善点となる。 続きを読む