【22卒】ＴＳネットワークの冬インターン体験記（文系/仕事体験コース(グループワーク型)）No.16481（日本大学/男性）（2021/7/20公開）

多種多様な学生に出会えて、本格的な就職活動を始める前のウォーミングアップには丁度良かった。

インターンで実際に起きた事例を参考に企業の仕事を一部を体験することで、その仕事をするにあたって自分が課題にすべき部分や、自分の弱みというものが客観的に見えてくる可能性が高い。弱みを知ることで、別の視点から見た強みとして活かすためのキッカケとすることも出来る。その後の就職活動に備え、自分の超えるべき課題や気付かない弱みを知る機会としても、インターンの経験は自己PRに活かせる。

喫煙者と非喫煙者のWin-Winが実現出来る将来像をイメージして行けば良かった。その点が曖昧なまま、仕事としてなら何とか耐えられるだろうと考え、安易に参加した自分の甘さを実感した。

会社側は喫煙者か非喫煙者かという点は採用に何の影響も無いというスタンスだと思うが、やはり喫煙者でないと色々な意味で厳しい環境だと感じたから。そして、日本国の重要な税収入の財源として、たばこ産業の重要性を心の底から正当化することは自分には出来なかったから。

インターンシップでも話の中心は配送ドライバーとしての営業職に関してのものであり、配送ドライバーを望まない場合でも、それを言い難い雰囲気があった。総合職採用の大多数が配属される配送ドライバーが欲しいのだなと感じたので、本社スタッフ志望を明言した段階で内定は出ないと感じた。

何度も繰り返しになってしまうが、喫煙を無条件に全面的に受け入れることが自分には出来ないことを気付かされた。自分が社会に貢献するためにすべき事は、たばこを配ることではないと感じてしまった。収入を得るための手段として割り切って働く必要があるのかもしれないが、可能であれば別の仕事がしたいと感じさせられたから。

インターンシップで求められる人材像と求められる職種が明示されるので、配送ドライバーを経験することが嫌でなければ本選考も問題なく通過すると感じられる。逆に配送ドライバーが嫌で本社スタッフを希望する場合は、インターンシップ参加の有無よりも、難関資格や目立つアピールポイント等が必要だと感じた。

休憩時間の喫煙所での喫煙タイムには、喫煙者を中心に本音トークが聞けるので、苦痛で無ければ非喫煙者も参加した方が、会社の実態を知るための参考になると感じた。

物流・インフラ・不動産に興味があり、インターンシップ可能な先を探していた。その中で先着順で確実に参加出来る点で、このインターンシップへ申し込んだ。非喫煙者だが、商材としてならタバコを扱うのも苦ではないと思っていたが、インターンシップに参加した際それは間違いであったと感じた。そういう意味では、その後の企業選択の方向性を決める点で大変有効な機会であった。

喫煙文化に依存している事業内容であり、将来性や社会貢献性という意味ではマイナスのイメージを払拭出来なかった。会社としては、たばこ産業の税収面での存在価値を前面に押し出しているが、やはり非喫煙者が敢えて就職を希望すべき会社では無いと感じた。また、総合職としての募集の形で本社スタッフ職もその対象に含まれるが、大多数は営業職（＝配送ドライバー）配属となる現実を知り、その点もイメージダウンに繋がった。