私は、貴社の交通計画分野で大きく分けて二つの観点から、人々が抱える移動に関する課題の解決をしたいです。一つ目は、過疎地の公共交通の適正化です。過疎地で公共交通の運営に関して、路線の変更や路線の集約、時刻の最適化などを提案して持続的な交通手段の確保をしたいです。過疎地などの人口減少地域ではバスの減便や廃止が進んでおり、自家用車が運転できない高齢者などは、移動手段がない交通弱者となっています。貴社では、交通弱者のために栃木県那須町でのデマンド型乗合交通導入に携わるなど、新たな交通形態のあり方を提案してきた実績があります。私も、デマンド型交通のような新たな解決手法を提案し、一人でも多くの人に持続可能な移動手段を提供したいです。二つ目は、都市部の円滑な移動の実現です。この実現のため、人流や車の流れのデータをビックデータ化することで、どこに問題があるのかを明らかにすることから取り掛かりたいです。これにより見えてきたボトルネックの解消には様々な方法が考えられるが、私は受注者の立場に立ち、毎回新規の道路建設のような大がかりな工事を提案するよりは、案内の工夫や信号の時間の変更・車線や通路の運用変更などといった、低予算で済む解決方法も視野に入れて提案を進めていきたいです。こうした新たな着眼点での提案で、受注者の本心を汲み取り確かな信頼関係を築き、持続的な受注を得られるようにしていきたいです。都市部の公共交通についても、運行の費用対効果が最大となるようなバス路線網の構築、新たな停留所の設置だけにとどまらず、既存の他の鉄道などの公共交通機関との連携を強化し、これもまた広い視野を持って取り組みたいです。最近では、MaaSなどの新たな移動のあり方が提唱されており、これに関連した幅広い分野との連携にも取り組みたいです。そのためにも、まずは自らが現地に足を運び実際に利用することで、その地域が抱える課題を知ってから改善の提案をしたいです。そして、利用者が本当に必要としているのはどういったものなのか、依頼者である自治体などの希望をかなえるだけでなく、その裏側に隠された利用者のこともしっかりと考えたいです。また、仕事の依頼のほとんどが将来に残る仕事になるので長期的な視点も大事にしたいです。
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