【大胆な発想で未来へ】【21卒】東京ガスの夏インターン体験記（理系/総合職）No.10496（東京理科大学大学院/男性）（2020/7/17公開）

研究室の先輩が入社しており，人も良く，研究室のテーマと近寄っていて良い会社だと言っていたからです。この時点では，都内勤務志望であり基本的に都内で働けることに大変魅力を感じた側面もあります。（実際は営業職は出向で郊外勤務もあるらしい）

まず，フローの流れを調べた（ES→面接）次に，就活会議様で，ESを参考にし東京ガスに内定をもらっている先輩に添削をお願いした。また，東京ガスの研究内容が，私の大学での研究に近いものだったため，研究については改めて整理し簡単な言葉で説明できるようにした。

東京ガスの新規授業を考えろ

1日目にやったこと

午後開始だった。初めは，ミニゲームをしてアイスブレイクを行なった。その後，東京ガスの事業紹介などの動画を見た。そして全日の流れを確認して，次の日の施設見学（展示場or研究所）を選んで，その説明を受けた。

2日目にやったこと

午前中は，施設見学に行った。自分は研究所に行った。そこで，東京ガスが行なっている研究を紹介していただいた。午後に移動してグループワークとして「新規事業の立案」というテーマで自由にグループワークをした。

3日目にやったこと

朝から最終発表に向けて，新規事業の立案の詰めを行なった。社員には適宜質問してプレゼンへのフィードバックをいただいた。午後にプレゼンを行なって，最後にインターン中の様子についてフィードバックをいただいて，長所，短所を教えていただいた。

人事部長/部署（営業？）のお偉いさん

東京ガスのグッズ

新規事業を作るのなら，実現可能性に囚われすぎずもっと大胆な発想をして欲しかったと言われた。（インターンに限るのかもしれないが）東京ガスへの自分のイメージが「真面目な会社」ということもあり，かなりギャップがあったのも印象的だった。

新規事業立案ワークの時間が実質1日半ほどしかなく，基本常時時間に追われていた。自分の班はなかったが大半の班が朝早く来たり，遅くまでファミレスなどで作業をしていた。また，ワークに関しては，流れをこちらに一任されており自由にできる一方，本当にこの流れで進めて行っていいのかという不安もあった。

研究に力を入れている会社でもあるので，技術を軸に新規事業を立案する体験を学べて良かった。Sierなどの顧客の問題を引き出し新規事業を作り出すというインターンを多く経験していたため，顧客がいないなかでアプローチする難しさを学べた。また，1人1人に対してメンターからフィードバックがあるため自分の長所・短所を改めて考えるいい機会になった。

東京ガスが行なっている技術に関してある程度の知識があれば優位に立てると感じた。また，近年の電力自由化に伴うガス会社の施策についても知っている方が良いと感じた。

実際に職場に入って業務を行うわけではなく，少数かつ新入社員はなかなか行うことができないと思われる新規事業に関する立案ワークだったからだ。技術職や営業職など様々な社員の方々と業務について話す時間も設けられていたが，学生10対社員１で話す形式だったため，中々深い話がしにくかったのも理由の１つである。

インターンの参加学生，社員の方々の雰囲気を見る限り自分とは合わないなと感じたからである。明るい人が多かったが，どこか真面目で硬い部分を持つ方々が多かったイメージがある。
また，会社の自体も保守的な側面があり，スピード感を持って様々なことにチャレンジできないと感じたからである。

志望度が下がった理由は，「本選考で自分は内定が出る、出ないと思った理由を教えてください。」で述べた通り社員の方々や会社の雰囲気と合わないと感じたからである。また，総合職採用であり，理系文系問わず技術職・営業職（文系から技術職はあまりない思う）になる可能性があるため自分のキャリアプランを実現しにくいと感じたからである。

このインターン参加者のみの座談会や，イベントなどは様々あったが，本選考で優遇は無さそうに感じた。しかしながら，東京ガスのことや，様々な部門の方のお話を聞く機会は準備されるため業務理解をする機会は多く与えられると感じた。

Sierを中心とした，IT業界を志望していたが，幅広い業界を見ていた。メインでは，NTTデータ，ISIDなどの大手中堅Sierを志望していた。Sierに関しては，教育環境も大変整っており，技術を身につけられるためにファーストキャリアとして志望していた。また，研究室柄もありガス会社や電気メーカなどのエネルギー周りの企業も志望していた。

インフラ系の会社では多くの人々に貢献できる一方，技術としてはあまり汎用性がなく転職などを考えにくいと感じ志望度の低下につながった。そして，今後の世の中の流れを考える上で汎用性があるIT企業への志望度があがった。また，会社の雰囲気としてもIT会社の方が風通しが良いと感じでしまったためこれも志望度低下につながった。