【未来を創るエネルギー】【22卒】東京ガスの夏インターン体験記（文系/ミライキカク）No.11316（九州大学/男性）（2020/10/13公開）

元々、エネルギー業界に興味があり、その中で日本一位のガス会社である東京ガスに強く興味を持っており、この会社がどのような企業なのかを理解するために応募してみた。また、堅いイメージがあり、実際どのようなものなのか知りたかった。

東京ガスがガスだけにこだわって事業を展開しているのではなく、エネルギー自由化の中で、様々な革新を産もうとしている企業だということを理解しておいた。

SDGsに貢献する近未来の事業を考案せよ

1日目にやったこと

インターンシップの1日目は夕方までミニワークなどを行い。アイスブレイクや東京ガスのことなどを学んだ。夕方以降にようやく本ワークが始まったが、時間が足りるはずもなく、深夜まで作業は続いた。

2日目にやったこと

引き続き、ワークを発表し、優勝を狙える状態を目指して昼過ぎまで進めた。昼過ぎにワークの発表があり、その後優勝チームの発表、社員さんとの座談会などがあり、クローズした。

人事

なし

事業の方向性を決める際に、何回も難航してしまった。具体的な事業内容を決める際には、本当にそのサービスがあったら、自分たちは使いたいのか、誰が使いたいのかのペルソナを深く考えると良いというアドバイスを頂いた。

ワークの開始時間が1日目の夕方前にもかかわらず、翌日の正午過ぎには１０分の発表に備えてスライドの準備も必要だった。これは配分的にも残業前提のワークということもあり、肉体的にも精神的にも疲れた。一方、メンターの方も定時で切り上げられてしまったので、あまり交流する機会がなかったのが、少し微妙に感じてしまった。

インターンシップに参加して感じたのは、周りの学生の優秀さだった。理系文系の区切りがないインターンで、グループのメンバーの半分以上は国立理系の方だった。論理力の高さや計算力の高さには及ばないと感じたので、ファシリテーターとして、彼らの良さを引き出す方針で立ち回った。その点はメンターの方から評価してもらったので、自分の強みを確認できた。

東京ガスが手を伸ばしている事業や小会社やグループ会社にどのようなものがあるのかを少し知っていると有利かも知れない

ガス会社の中で、一番堅い印象を受けた。大阪ガスや西部ガスもインターンシップに参加してきたが、文系、理系関係なく新たな利潤を生み出し、エネルギー自由化時代を生き抜こうとしている印象だった。東京ガスは最大手ゆえのスピードの遅さ、理系の文系に対する有利性も感じた。

この会社は理系の採用に大きく力を入れているように感じた。参加者の数も理系の方が多く、学歴に関しても自分より上の東京一工クラスがほとんどであった。文系の自分がこの会社で何がしたいのかをしっかり述べられるようにしないと内定は難しいと感じてしまった。

インターンシップに参加することで、東京ガスが首都圏における圧倒的なリソースやブランド力を用いて、人々の生活をより豊かにしようとしていることに非常に魅力を感じた。また、勤務地が首都圏であることと福利厚生の豊かさには将来の生活を見据えたときに魅了された。

このインターンシップは参加人数が多い上に、メンターのコミット具合もそれほど高くないことから、会社理解や事業理解、自己成長に重きを置いたものであるので、特に優遇の連絡はないと思う。

インターンシップに参加する前は、社会貢献性の高いインフラ企業に興味を持った。具体的には大阪ガスや東京ガス、また通信インフラ業界のNTTドコモやNTT西日本である。その他にもメーカの三菱電機などリソースの大きそうな大手企業を中心にインターンの選考を受けていた。実際にこれらの会社のインターンは選考は全て突破したのである程度のマッチはあると感じた。

東京ガスのインターンシップに参加した後で、ガス業界に対する魅力がさらに上がった。本業のエネルギーインフラ事業が自由化により競争が激しくなっている中において、新たな革新を社会に起こすことで会社として利益を上げるのはもちろんであるが、人々の生活をより良いものにするために全身する姿勢に共感し、志望度が上がった。