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国土交通省 報酬UP

【21卒】国土交通省の夏インターン体験記(文系/総合職)No.10286(京都大学/男性)(2020/7/15公開)

国土交通省のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。

2021卒 国土交通省のレポート

公開日:2020年7月15日

インターン概要

卒業年度
  • 2021卒
実施年月
  • 2019年9月
コース
  • 総合職
期間
  • 3日

投稿者

インターンシップ参加前

このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・参加を決意した基準や理由を本音ベースで教えてください。

元々官僚になりたいという漠然とした思いがあり、本当に官僚を目指すべきかを確かめたいと考えて省庁のインターンに応募しました。省庁がやっている業務の中ではかなり人々の生活に近いもの(道路や鉄道などのインフラ、防災など)を扱っている点に興味を持ち国土交通省に応募しました。

このインターンの選考に受かるため工夫したこと・行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。また、そのとき参考にした書籍・WEBサイトがあれば教えてください。

また、エントリーシートのみでの選考であったため、1つ上の就活を終えた先輩にエントリーシートの添削をお願いして論理の飛躍や読みにくさがないようにしました。内容面では、「国家公務員を志している理由」と「国土交通省に興味がある理由」の2つを1つの設問で聞かれる形式であり、自分の原体験と国家公務員、国土交通省を結びつけるように注意しました。

選考フロー

応募 → エントリーシート

応募 通過

実施時期
2019年07月
応募媒体
企業ホームページ

エントリーシート 通過

実施時期
2019年07月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

インターンシップの形式と概要

開催場所
国土交通省本省
参加人数
20人
参加学生の大学
自分のグループでは5人中4人が旧帝大であり、残りの1人が難関私立大学という内訳でした。学歴フィルターが本当にあるかは不明ですが、他グループの方もいわゆる高学歴の方が多かったため、十分な学歴が無いと参加しづらいのかもしれません(憶測ですが)。
参加学生の特徴
ほとんどの方が官僚を志しており、省庁を決めるための情報収集という姿勢で参加していて、意識の高さに驚きました。中には親に勧められてなんとなくという方もいましたが、少数派だと思います。グループワークでは「自分が目立とう」という方はあまりおらず、協力してチームとして成果を出そうとしてくださる方が多かった印象です。
報酬
なし

インターンシップの内容

テーマ・課題

「日本にヒト・モノをさらに呼び込み、経済の活性化を図るための政策」

1日目にやったこと

経済を発展させるという「攻め」の分野である航空・港湾・観光3分野の課長さんが政策について講義をしてくださり、その後にインターンのテーマである経済活性化の政策について多少グループワークをしました。

2日目にやったこと

1日中現場見学という形で、国土交通省が所管している施設を見せていただきました。横浜港や羽田空港の、一般の方では立ち入れない場所を見せていただきとても面白かったです。滑走路や管制塔に入れていただいたのが大変印象的でした。表向きは「政策を考えるための材料提供」という形でしたが、ほとんど皆が純粋に貴重な見学体験を楽しんでいたように思います。

3日目にやったこと

朝からプレゼンに向けて、政策についての討論や資料の作成を行いました。夕方にグループごとに政策を発表し、それについて人事の方や現場の課長から感想・アドバイスをいただきました。

発表会はありましたか?

  • はい
  • いいえ

審査員の肩書

人事部の方2名、航空・港湾・観光の現場の職員さんが各1名

優勝特典

すべての班に丁寧にフィードバックをしてくださいましたが、順位はつけていませんでした。

インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?

「物事には必ず裏表があるから、両面をしっかり検討することが必要」というフィードバックが印象的でした。民間企業であれば利益を上げるということが社員にとっても株主にとっても正義であるため利益を上げることに注力すればいいが(もちろんそれが簡単だということではなく)、公務員は日本全体の利益を考える必要があり、誰かが得をすれば誰かが損をするという関係になることをより強く意識する必要があると言われ、自分にはその視点が足りていないことを痛感すると共に、省庁で働くことの難しさと影響力の大きさを感じました。

苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?

3日あるうち1日がすべて現場見学で終わってしまったので、グループとして経済発展の政策を時間内に打ち出すことがとても大変でした。グループワークができる時間は実質10時間ほどしかなかったので、各自がアイデアを考えてから3日目に臨むなど、ホテルでもある程度の準備が必要でした。しかし、人事の方は「発表のクオリティはあまり重視しないから気楽に臨んでください」と言ってくださっていたので、そこまで根詰める必要もなかったのかもしれません。

インターンシップを終えて

インターンシップで学んだこと

インターンシップでの成果は2つあり、1つが国土交通省についての業務を幅広く理解することができたということです。私は防災のような「守り」の行政に関心がありましたが、インターンシップで「攻め」の行政について知り、考えることで、国土交通省がいかに幅広い業務を手掛けているかを実感しました。2つ目が、民ではなく官で働くことの面白さを知ることができたということです。誰かの利益が別の誰かの損になるという関係が色濃く出る仕事だからこそ、様々な要素を検討した上で日本全体をあるべき方向へ動かしていくというやりがいを強く感じました。

参加前に準備しておくべきだったこと

正直に申し上げるとインターンシップの準備は特に必要ないと感じました。人事の方も学生同士を競わせたり優遇を出そうという意図は持っていないと思ったので、純粋に業務内容や省庁について興味を持つきっかけにしたり、あるいは現場見学という貴重な体験を堪能するなど、目的があれば準備がなくても有意義なものになると感じました。

参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?

  • はい
  • いいえ

官で働くことの意義や面白さについて理解することができたため、自分が入省したらどのような仕事をすることになるのかを想像することができました。人事の方がかなりグレーゾーンの質問にはっきりと答えてくださったことも働く姿が思い浮かぶ要因になりました。

本選考で内定が出ると思いましたか?

  • はい
  • いいえ

参加している学生のみなさんのレベルが非常に高く、仮に官庁訪問をした場合に優秀な皆さんの中から勝ち上がることは難しいのではないかと感じたため、内定が出るとは思えませんでした。ただし、思考力という観点ではなく業務への理解という点ではインターンに参加していない学生よりも有利になるとは思いました。

この企業に対する志望度は上がりましたか?

  • はい
  • いいえ

民間企業で利益を求める働き方よりも、非営利の組織で物事の利害の調整や国の方針を立てるというマクロな視点での働き方に魅力を感じたため志望度は上がりました。最終的には志望する業界が変わったため国土交通省は受験しませんでしたが、公的な組織で働きたいという思いは変わりませんでした。

この企業を本選考でも受験予定ですか?

  • はい
  • いいえ

インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?

  • はい
  • いいえ

公務員試験を通過しなければ面接をすることはできず、筆記試験での優遇はありえないため、本選考において有利にはならないと思いました。また、人事の方が「学生に思い入れを持ってしまうと公平な判断ができなくなるから面接は別の人に頼むこともある」とおっしゃっていたため、面接でも有利にはならないのではないでしょうか。

参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい

グループワークで学生を評価している様子はなく、インターンシップに参加したからといって優遇されることはないと思います。ただし、今後のイベントの案内が頻繁に来るようになったため、フォローはあると言えます。

参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい

官僚や公共性の高い民間企業で働きたいと考えており、省庁では、「人々の当たり前のくらしや安全を守る」という観点から、守りの側面が大きい国土交通省や環境省、防衛省などを検討していました。また、民間企業では、「くらしや安全を守る」という側面のあるインフラ業界、とりわけ電気や鉄道、ガスなどを検討していました。

このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?

このインターンシップを通じて、国家公務員や地方公務員、非営利組織などの公的な組織で働きたいという思いが一層強くなり、純粋な民間企業は就職先の候補から外れていきました。公務員以外では、政府系金融機関やマーケットインフラなどの公共性の高い金融機関が、金融に興味が出てきたこともあり就職先の候補になりました。

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A. 公務員に興味があり、その中でも国の政策を決めている中央省庁での働き方や、業務内容に興味があったから。また、情報通信に関する政策についても関心があり、その分野を行っているのが総務省であり、参加してみたいと思ったから。続きを読む(全107文字)
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