【ワイン愛を深めよう】【20卒】フィラディスの冬インターン体験記（理系/総合職）No.4548（九州大学大学院/男性）（2019/4/3公開）

ワイン商社に入りたいという思いがあり、ナビサイトで検索してこの会社を知った。
新卒採用を行っているワイン商社は少ないため、何としても内定をもらいたい！という思いがあった。
ワイン業界そのものについて、またフィラディスという会社の特色について知ることでこれからの選考の対策にもなるし、あわよくば早期選考などに繋がらないかと思い、インターンに参加しようと決めた。

インターンの申し込みにあたって500文字以内で志望動機を書かなければならなかった。
まずは企業について理解するために、企業HPやナビサイトの説明を熟読し、自分のノートにまとめた。また、それまでほとんど志望動機を書いたことがなかったため、先輩や就活支援団体に添削してもらって文章を仕上げた。

会社概要説明、ワインテイスティング体験、営業同行

1日目にやったこと

まずは人事の方から会社概要の説明があった。ホームページやナビサイトで予習していたので、知っていることが多かった。
次に社長のお話。ワインの基礎的な話を交えながら今やっている事業の意義（熟成した高級ワインを扱うことについて）や今後の事業について（低価格帯ワインなど）の話を聞いた。また、社長のこれまでの遍歴や仕事観についても訊くことができた。質問の機会も多く取ってくださったので、ホームページを見ていたときの疑問点やお話を聞いている時に生まれた疑問点について聞けた。
午後はテイスティング体験からスタートした。基本的な方法を聞きながら4種（赤ワイン2本、白ワイン2本）をテイスティングした。香り、味、印象、予想価格などについてのコメントをテイスティングシートに書き、一人一要素分発言した。そのあとで人事の方から模範コメントの発表。
次いで通販サイト運営の社員さんに交代し、ワインの熟成について聞いた後、20年熟成ワインのテイスティング。
最後に人事の方からまとめがあって1日目が終了。

2日目にやったこと

2日目は連続した日ではなく別日（2019年1月）にあった。参加人数は4人。
初めにブランドマネージャーの仕事内容について話を聞いた。
次に座談会。営業スタッフ2名、SE1名に自由に質問をした。福利厚生などの待遇面、仕事、教育制度についてなどなんでも聞くことができた。
12時頃にいったん解散し、一人ひとり営業スタッフの外勤に同行した。一人3件ほどのレストラン営業に同行し、実際の外勤を見ることができた。

なし

営業同行の最後に営業スタッフの方からの話を聞いたこと。
会社の社風やどういった社員を求めているか、社員から見た社長について聞かせてくれた。
会社を良くしていこうという熱意や社長に対する信頼感などを感じ、いい会社だと思った。

話を聞くのが主の受動的なインターンだったため、特に大変ということはなかった。
ただ、話が長かったとぼやいている学生もいた。
また、自分は大丈夫だったが、テイスティングの際にワインを飲んでしまって眠くなったという学生もいた。お酒が弱い人は注意が必要だと思う。

ほとんど話を聞くインターンだったからこそ、説明会では訊けないようないろいろなことまで知れてよかったと思っている。現時点で他に選考を受けた企業もあるが、一番企業について理解できているのはフィラディスだと思う。
社長の話を聞けたのもとてもいい経験になった。今後の事業計画なども質問をすれば詳細に答えてもらえたので、未来のことも知ることができた。
また、営業同行もインターンならではのプログラムで、緊張感のある外勤営業を体感できてよかった。

HPやナビサイトを読み込んで質問をたくさん考えていたので、可能な限り有効なものにできたのではないかと思う。

扱っているワインは魅力的だと思うし、社員さんも親切でかっこいいなと思う人が多かった。ただ、かなりかっちりしている印象があり、自分には難しいのかなと思った。
また、営業形態がほとんど電話、外勤は週に1回程度とのことで、毎日電話をかけて営業をするというのが想像できなかった。

インターンの参加人数や実際の募集人数から、かなり狭き門なのかなと感じた。
留学経験がある人やレストラン勤務の人が多く、そういった人たちが選考では強いのではと思う。
また、過去の選考情報ではグループディスカッションで時事問題が出題されたとのことだったので、時事に疎い自分には難しいように思う。

ワイン業界で初めてのインターンだったが、これまであいまいだった業界のことについて詳しくなれた。そのことでよりワイン業界に興味が出て、入りたいと感じた。また、今後に対する社長の思いや、会社を良くしていこうという社員さんの熱意に触れ、フィラディスという会社に魅力を感じた。

インターン後の特別フローやフォローなどがなかったため、直接的には有利にならないと思う。
ただ、社長の話などで会社についてかなり深く知ることができること、また営業同行の最後に会社の求める人材についての話を聞けたことから、志望動機を練る際の役には立つし、参加していない学生よりは圧倒的に有利なのかなと感じた。

ワインが好きで、ワインを一生の仕事にしたいという思いがあった。ただ、それまでワインは飲むばかりだったため、ワイン商社の仕事については全く知らなかった。
そのため、やりたい仕事ををワインに絞りつつも、なんとなくワインを扱っている会社に入ろうかなという程度の考えで、ワイン商社の他にも大手ビール会社なども視野に入れていた。

ワイン商社がしている仕事が自分の中で明確になった。総合商社や大手ビール会社のワイン事業との違いが分かり、ワイン商社1本に絞っていこうと思った。新卒採用を行っているワイン商社は少ないので何としてもどこかからの内定が欲しい、もし無理ならどこか適当な企業に入っていずれ転職してでもワイン商社に入りたいと思った。