【大学での挑戦、成長の証】【23卒】学校法人北里研究所の冬インターン体験記（理系/インターンシップ）No.29958（非公開/非公開）（2022/8/1公開）

大学という場所が好きで、大学の中で職員として働くことに興味があったので参加しました。母校という訳ではありませんでしたが、知名度がある大学で有り、ナビサイトを介してインターンシップを実施している大学があまり無かったので、良い機会だと思い参加を決意しました。

インターンシップ選考はなく、ナビサイト経由・先着順で参加が決定されました。そこでスケジュール調整をしてなるべくはやく、興味が少しでもある企業のインターンシップには参加するようにしていました。

事務職員としてどのような対応をすればいいのかを考えるグループワーク

まず講義形式で業務内容や配属先、採用要項について説明していただきました。その後にグループワークを2つ行いました。

複数のタスクを同時に遂行する事務職の優先順位の付け方

事務職員として適切な行動をロールプレイング形式で考えるグループワーク

1日目にやったこと

業務内容や配属先などの説明を事前配布の資料をもとに講義形式で説明を受けました。そのあと具体的な事例（大学病院内で多数の方から同時に仕事を頼まれたときにどのような順で対応するのか、または大学内で生徒から期限の切れたレポートの受領を頼まれたときにどう対応するのか）にグループワークで話し合いました。

人事に関わる方

なし

講義を行ってくださる人事の方と、グループワークを発表した後に解説やフォローバックをしてくださる方との関わりがありました。それほど長い時間接していないので印象的なフィードバックはありませんでした。

グループワークの際にあまり発言が見られない学生さんが多かったので、場が盛り上がらない時間が多く質問をし合うのが大変でした。オンラインと言うこともあり、発言のタイミングが被ってしまったり資料作りの際の役割分担がうまくいかなかったりというトラブルもありました。

グループワークを2題行ったので、その際に4～5名の学生と関わりがありました。どちらかというと控えめで協調性の高い学生が多かったように思うので、主体的にリーダーシップをとれるとうまくグループワークをこなせると思います。

大学法人としては非常に珍しいことだと思うのですが、母校出身の事務職員が少ないということはお聞きしました。また、キャンパスが複数あるのですべての事業所にて勤務する可能性があることもインターンシップに参加したからこそ学べました。また、学閥がないということもおっしゃっていました。

質問事項を考えておくことと、疑問を持ちながら説明を聞く心構えを持っておくことが重要かと思います。学校法人には建学の精神があり、どのようなひとを輩出したいのかが明記されているので調べておいた方が良いと思います。

仕事内容が事務職員として広く、配属先も多様だということは分かったのですが、具体的にどのような仕事をどのようなモチベーションで遂行するのかイメージが掴みきれませんでした。たくさんの方と関わって働く、と伺ったので具体的にどのような相手と、何を意識して、仕事をされているのかお聞きすることができれば良かったと思います。

インターンシップの参加学生を見ると、クリエイティブな仕事をしたいというモチベーションの方よりかは着実に安定的に仕事を進めることができる方が志望されているのだと感じました。その上で、大学を良くしたい、教育や病院の運営に携わりたいという熱意が必要であり、自分には欠けていたため内定をいただくことはできないと思いました。

志望度は特に変化しませんでした。インターンシップの時間が短かったこともあり、仕事内容の説明は予め知っているものが多くそれほど具体性がなかったためイメージが深まらなかったためです。自分で考えて仕事をつくり出すというよりかは、全体の仕事を割り振って着実に進めるというイメージをもち自分の就職活動の軸とは合わなかったので志望度が上がることはありませんでした。

特にインターンシップに参加した学生のみに用意されるイベントや懇談会、質問会はなかったため、本選考に有利になるとは考えられないと思います。早期選考の案内も自分には来ていません。

インターンシップ参加前には特に志望企業や志望業界を絞っていませんでした。本選考が迫る2月だったので、ある程度インターンシップには参加して志望しない企業を見つけるイメージで就職活動を行っていたためです。大学職員もこの時点では志望する可能性のある範囲ではありましたが、他の大学法人もインターンシップ等で確認してから考えようと思っていたと思います。

インターンシップで接した職員の方を見る限り、事務の仕事は広い視野と真面目で着実な安定感が必要だと感じました。加えて、突発的な対応を求められるため落ち着いて対応できる必要があると思いました。特に志望業界や志望企業に影響はありませんでしたが、他の大学法人を見てみようという気持ちにはなったので就職活動の範囲が広くなったと思います。