大学時代、部員数25名の体育会準硬式野球部の監督兼主将を務めたことが学生時代に最も力を入れて取り組んだことである。私が主将を務めている時期は、コロナを原因とする練習中止期間があった。その影響で練習再開後、毎度の練習遅刻・欠席者があり、チームの士気の低下を感じた。これは、リーグ戦優勝を掲げるチームにとって、課題と捉えた。士気の下がっている原因をコロナ禍における個人間の繋がりの希薄さと捉え、繋がりを強化するために、週に一度のオンラインミーティングに取り組んだ。チーム全体のコミュニケーションの場を築くことで、チームの結束の強化という課題の解決を目指した。この取り組みの中での苦労として、先輩後輩の垣根が存在していたという事を挙げる。どうしても仲の良い人や話しやすい人と話す傾向にあったので、私の強みである、誰とでもバランスよくコミュニケーションを取ることができる社交性を発揮して、この問題を解決した。この取り組みを約2か月間継続した結果、練習遅刻・欠席者が減少し、チームに活気が戻ったと実感した。私はこの経験から、組織の課題解決のためには自らが行動を起こし、周りに働きかけることが大切であると学んだ。
続きを読む