【一握りの挑戦者】【19卒】合同会社ユー・エス・ジェイの夏インターン体験記（文系/マーケティング職コース）No.3828（同志社大学/男性）（2018/10/16公開）

マーケティング職に興味があり、マーケティングのことを一番学ぶにはどこがいいかを調べたところ、2社ほどが出てきて、その中でさらに興味の持てる方がUSJだったので志望に至った。
その上にV字回復に成功するなど、今まだまだ上がってきている企業だったから。

USJのV字回復のきっかけとなるマーケティング重視の社風を作り出した元CMOの森岡毅さんの著書をとにかく読み漁った。

１年間を通して利益10億円増を達成できるような期間限定プロダクトを考えよ。

1日目にやったこと

マーケティングフレームワークの復習を行なった後、昼食とチームビルディングの一環としてアトラクションを班の皆で複数乗ることのできる時間があった。
午後からはお題に基づいたグループワークに取り掛かった。

2日目にやったこと

引き続きグループワークを進め、昼に他チームのメンターに向けての中間発表があった。その後はメンターとの面談を行い、中間発表のフィードバックも踏まえてコンテンツのブラッシュアップを行っていった。

3日目にやったこと

朝からマネジメント層への最終発表に向けてパワーポイントの作成を行った。メンターの方にわからないことは聞きながら進めていき、完成後はプレゼンの練習を行った。
午後から最終発表を行い、発表後は表彰式と社員との座談会、メンターからのフィードバックを踏まえた面談を行った。

マネジメント層

年間VIPパス

マーケティングのフレームワークは、意外性やアイデア性よりも、どのくらい一貫性があるかとインサイトが的を得たものなのかが重要になってくるとフィードバックしていただいた。
大ヒットするようなプロダクトを生み出せるのはほんの一握りなのだから、アイデア性で勝負するなら安定を捨てるくらい振り切らないと中途半端で終わって誰の心にも響かないと教わった。

1日目の時点でかなり時間に追われていることは歴然としていたので夜遅くまで集まって頑張ったが、2日目の中間フィードバックで白紙に戻した方がいいことに気付いた時は本当に終わるのかと絶望を感じた。2日目も夜遅くまで集まり、3日目も朝早くに集まりと単純に休む間もなかったのでメンタル的にもフィジカル的にも負担は大きかった。

なんとなくの議論ではなくて、数字やロジックに基づいて考えなければならない課題だった上に、周りの学生も多くのインターンに参加して難易度の高い課題に取り組んできた経験が豊富な優秀な学生だったので、物事を論理的に考える力や思考の癖をつけることができた点。

本を読んでマーケティングフレームワークについての知識を深めるだけでなく、過去や現在行われているプロダクトがどのようなフレームワークに基づいて作られたのかのリサーチはしておくべきだったと感じた。過去の例を知っていると進めやすかったはず。

班ごとについてくれていたメンターの方との距離がかなり近く、優しく人当たりのいい人ばかりだったので、担当のメンターでなくても深く話すことができた。インターン後の懇親会も含めていろんな話を聞いているうちにどのような形態で働いているのか、どのような雰囲気で働いているのかを深く掴むことができたため。

本選考進むためにはこのインターンに参加することが必須だが、1次選考の時に比べて学生のレベルも課題の難易度も高かい上に、40名ほどから10名弱まで絞られるために、あの中で高い評価を得られるようなパフォーマンスをして生き残って最終選考に進むのは難しく感じた。

実際に行なっている仕事内容に近いことを実際に取り組むことによってイメージを抱くことができた上に、何よりもフラットな社風やフランクに話しかけてくれる社員の方に惚れ込んだため。課題に取り組むことは難しかしかったがその分充実感もやりがいも感じることができたため。

そもそもこのインターンは本選考に進むために必須になっている。このインターンのなかで高い評価を受けた人が面接へ進むことができるために、必然的に有利にはなってくる。

そこまで絞りきってはいなかったが、大きな感動を与えることができるという点で、エンターテイメントコンテンツを提供することのできるエンターテイメント業界の企業を見ていた。感動を与えた先の笑顔を見ることができる企業に入ることができれば、高いモチベーションを維持しながら仕事に取り組むことができると考えていたために、コンテンツを提供する場があるのは重要視していた。

USJのような規模の大きいコンテンツ提供の場を持っている会社だと、自分でプロダクトを生み出しているような気持ちになれるのかなと疑問に思っていたが、実際に話を聞いていると若い段階からエリア一帯を任されたり、プロジェクトリーダーを任されたりと存在意義を大きく感じながら働くことができそうだった。その上、直接的に自分のプロダクトで人が笑顔になっている姿を見ることがでいるために、やっぱりコンテンツ提供の場を持っているエンタメ企業が一番だと感じた。