【情報系×ガス企業 新たな融合】【22卒】東邦ガスの夏インターン体験記（理系/総合職）No.13897（岐阜大学大学院/男性）（2021/4/17公開）

マイナビのインターン合同説明会に参加して，中部地方のインフラ企業として安定感が非常にあると思ったので，今まで勉強してきた情報系の知識をどのように活かすことができるか知りたくて応募した．特に自分の中でガス企業と情報技術が結びつかなかったので興味があった．

ESでは自分がなぜ受けたかということや，部活の経験から学んだことなどを相手に伝わるように書いた．面接では逆質問を数個用意した．

面接選考があったが，質の高い答えを期待しているのではなく，人柄などを見られていると思った．

これからの日程に関する説明や会社説明，グループに分かれたアイスブレイクをしてITを用いた新規サービス立案

午前中にその日行うグループワークに関連する説明や進め方のコツを教わり，午後にグループに分かれて作業を進めるといった流れで毎日が進んだ．最終日は発表を行い，フィードバックをもらった．

新規サービス立案のために考えるべき要素や手順

ITを用いた新規サービスを立案

前半にやったこと

初日はガイダンスのようなものがあり，2日目からグループワークが始まった．午前中は社員の方に企業や業界説明と絡めた午後の作業のための説明があり，午後はそれに沿ってグループワークを進めた．社員の方が定期的に見に来てくれていたので，質問などは積極的にすることができた．

後半にやったこと

後半の3~4日目も午前中に説明を受けて午後にグループワークを行った．3日目の午前は早めに説明が終わり，1年目社員の方との座談会が設けられ，なぜ東邦瓦斯に入社したのかなどを質問できた．最終日は全グループが発表を行い，聞く側の場合は質問をして発表する側の場合は発表と質問への返答を行った．

それぞれの部署の社員や人事部

カタログギフト

プレゼンを行う際はスライドに情報を敷き詰めるのもいいかもしれないが，それではどこを見ていいかわかりにくいので，思い切ってスライドの情報量を減らすことで，より見やすいモノになるといわれたこと．

ビジネスモデルを検討する際や，どれだけのコストがかかり，どれだけの利益が見込めるのかを考えることが難しかった．午前中に小発表などをする時間も少しあり，その場合はほぼ確実に質疑応答の時間があったので，ちゃんとした理由をもって発表しなければならないというところで，細かい部分までこだわったのは苦労した．

ほとんどグループワークを行った数人としかかかわりがなかったが，その分仲は深まったと思う．ほかの学生とは質疑応答で会話する程度だった．

普段の講義では経験できないような実際の利益の概算などを行うことができ，貴重な経験となった．プレゼンの仕方でも，どのようにすれば相手に伝わりやすいかという細かいテクニックなどを含めて教えていただけたので，今後の生活の中でも活かすことができるスキルを得ることができた．

企業のことだけではなく，ガス業界としてどのような社会の流れになっているかを調べておけば，より深いところまで理解することができたり，具体的な質問をすることができたと思った．

東邦瓦斯では少数精鋭で業務を行っているので，一人一人の責任は大きくなってくる．それは今回のインターンシップでも4人で1週間をかけてサービス立案を行うという点で実感できたので，入社してもこの延長線上で働いていくことができるのではないかとイメージすることができた．

周りの学生は優秀な人が多かったが，まじめな人が多いイメージだったので，自分のような少し視点の違う発想ができることは強みになると思った．また，AIを積極活用していくということだったので，自分の研究とマッチングしているところも本選考では有利に働くと思った．

社員同士の雰囲気が非常によく，学生に対してのフィードバックもしっかりしていたので，新入社員になってからも手厚いサポートを受けることができるのではないかと思い，仕事に対する不安が軽減されたから．また，優秀な人が多いと思ったので，その中で自分も活躍していきたいと思えた．

インターンシップ参加者のみの選考ルートがあるため，倍率が大きく異なってくると思った．しかし，限定ルートと一般応募ルートのどちらにもエントリーすることはできないので注意が必要．もし一般応募ルートでもインターンシップで学んだことが活かせるので，無駄にはならないと思う．

自動車メーカーをメインに考えていた．特にトヨタ自動車やデンソーなどの愛知県に本社を置く大手メーカーを意識していた．ほかにはIT業界という広い範囲で考えており，特にこの企業がよいという希望はなかった．合同説明会で話を聞いて中部地方に根差したインフラ業界も興味が出てきたので，中部電力やJR東海，東邦瓦斯を企業研究し始めた．

インフラ業界ということで非常にお堅いイメージがあったが，実際にインターンシップに参加してみると全くそんなことはなく，むしろチャレンジ精神をもった明るい企業だということがよく分かった．特にIT部門では新規サービス立案やシステム構築など自分の興味を持っていることができるとわかったので，インフラ業界が第一志望に近くなるほどまでに志望度が高くなった．