【プログラミングの魅力を体感】【22卒】スカイコムの夏インターン体験記（理系/システムエンジニア）No.12923（岐阜大学大学院/男性）（2021/3/13公開）

プログラマーがどのような環境で仕事を行っているのか知りたかったため．また，交通費や宿泊費もすべて会社に出していただいたので，不安に思う要素が非常に少なかったことも応募の障壁をなくした要因になったと思う．

ESのみの提出で，自分の今までの体験から学んだことを写真とともに記述するタイプだったので，自分の過去を振り返って正直に書いた．

C言語を用いたベジェ曲線の描画ソフト開発

1日目にやったこと

午前中に会社や業界説明，スカイコムの強みであるPDFについての講義のようなものがあり，午後からは簡単にプログラミングを行う際の説明と簡単なコーディングを行った．

2日目にやったこと

前日に引き続いてプログラミングを進めていった．途中で分からないことなどがあればすぐ質問して聞くことができる環境だったので，つまずいて前へ進めなくなるということはなかった．

3日目にやったこと

今回のインターンシップを通して学んだことを発表するためのプレゼン資料を作成し，20分程度で発表を行った．その場の社員の方から質問をいただいて答えたり，逆にこちらから社長に対して質問を行うタイミングもあった．

社長や現場社員

なし

最終日の全日程終了後に個人的にフィードバックをいただけたが，やらなければならないことを素早くやることができていてよかったという言葉をいただいた．プログラミングをする際はすべてを理解して進めることができれば一番良いが，まずはソースコードなどを参考にして実行してみるというのも必要な力だと教えていただいた．

2日目のプログラミングで1日ずっと椅子に座ってひたすら作業をし続けるのが大変だった．多少会話をすることもあったが，それでもほとんどの時間はパソコンの画面と向き合っていなければならないので，それが苦にならない人でないとこの仕事はできないと感じた．

実際にプログラミングを仕事にするとどのような環境で働くことができるのか，地方で働くことのメリットやデメリットに関して自分の体験から理解することができてよかった．また，ともにインターンシップに参加した学生とも仲良くなり，情報交換をすることができたので，交流ができるという点でも非常に有意義な時間となった．

PDFについて現在できることや将来性について事前に調べてから参加しておけば，現場社員の方への質問の際により有意義な質問ができたのではないかと思った．

これから数十年と椅子に座ってプログラミングを行っていくのは正直かなり大変だと思った．数日で非常に疲れてしまったので，おそらく一人で黙々と進めるようなこの職種は向いていないと感じた．しかし，宮崎という場所は非常に仕事に打ち込めるメリハリのある場所だと思ったので，その点ではいいところだと思った．

自分が研究でプログラミングを行っているということも有利に働くと思うし，要件定義のような場面ではコミュニケーションも必要になると思うので，そこには部活動を大学まで続けてきたことが有利に働くと思った．おそらく自分の意見を体系的に話すことができ，ぜひ入社したいという気持ちを伝えれば，良い結果になると思う．

志望度が下がった理由は，自分のやりたいことと実際の業務がマッチしていなかったためで，スカイコムの場合はほとんどの時間をプログラミングに費やさなければならず，私自身はその上流工程やネットワーク構築を行いたいと考えているため，希望の仕事は行えないだろうと判断した．

実際に職場の雰囲気を肌で感じることや，どのようなことを就職後に行うのかを知っておくことは面接で話すときに深さが違ってくると思うし，なによりインターンシップに参加したことで本当に働きたいと思えるかどうか正しく判断しやすくなると思ったから．

特にネットワーク関係がよい，SEになりたいという考えもなく，とりあえずIT企業という漠然な考えでいた．ほかには自動車メーカーやインフラ業界も大手企業に関して調べることをしていた．いずれの業界においても私自身が行いたい事はIT関連の職種だと思っていたので，まったくその職種がない企業については自動車メーカーやインフラ業界でも見ていなかった．

少数精鋭で行っている企業で働くと非常にやりがいを感じやすいのではないかと感じ始めた．採用人数も決して多くはないということなので，教育が行き届く環境にあるのではないかと思った．今回のインターンシップ参加によって，大企業への就職というよりは中小企業で自分の成長を促していける環境で働きたいと思うようになった．