【未来へのエネルギー】【22卒】東邦ガスの冬インターン体験記（理系/総合職）No.13049（慶應義塾大学大学院/男性）（2021/3/14公開）

インフラ業界に興味があり，日本3位の規模を誇るガス会社である東邦ガスのインターンに興味を持った．また，東京ガスや大阪ガスと比較してインターンの受け入れ人数が多く，参加できる可能性が高いと感じて応募した．

企業の採用HPやIR情報，経営ビジョンなどを見て業界や会社，業務への理解を深めた．また，就活情報サイトを通して過去のESを参考にした．
Webテスト対策として，他企業のインターン選考を通して経験を積んだ．

エントリーシート → WEBテスト

日本のエネルギーについて考える．東邦ガスの未来について考える．自分のキャリアについて考える．

1日目にやったこと

ワーク①
日本のエネルギーのあり方について考える．
事前課題として日本のエネルギーの課題について考えてきており，グループワークでその課題を共有してそれに対する解決策を考える．ワーク後は各班の代表者が発表を行う．
ワーク②
東邦ガスの事業内容からビジョンを描く．SWOT分析をもとに現在の事業内容を深掘りしていき，最終的に東邦ガスのビジョンを考え提案する．ワーク後は各班の代表者が発表を行う．
ワーク③
自分のキャリアについて考える．
ライフラインシートを書き，その後自分のキャリアについて再度考える．

採用担当

なし

数多くの提案をしたら，全くその通りだと社員の方から言っていただけたことが印象に残っている．また，くらしまわりのサポート事業や再生可能エネルギーなど，新しい事業についても話していただいたことが印象的だった．

ワークの内容が充実したものであり，楽しかったが意見をまとめるのに苦労した．
1回目と2回目のワークでは1時間弱グループで考えた後に簡単なスライドを使って数分間の発表を行うため，議論と同時進行でスライドもまとめなければいけない点も大変だった．

東邦ガスの事業内容だけでなく思考法についても学ぶことが出来た点に⼤変満⾜した．5回Whyを問う思考法は就活だけでなく様々なところで使える⽅法であり，⼤変勉強になった．
また，⼈⽣のモチベーショングラフを作成して⾃分⾃⾝のモチベーションの源泉を考える良い機会となった．
また，⽇本のエネルギーの現状について⾒つめ直すことが出来，またグループワークでそれをアウトプットすることで考えをまとめることが出来た．また，他グループの発表に対して学⽣から質問できる点も疑問に思った点をそのまま聞くことが出来るため良かった．

会社説明がほとんどなく，ワーク内で東邦ガスの事業内容に関するテーマもあるため，事業内容や基本情報について詳しく調べてから参加すべきだと感じた．

業務内容を体験できるような内容ではないため，この企業で働く姿はいまいちイメージすることは出来ないし，企業側もそのような目的はないと思う．インターン後にあるリクルーター面談で業務内容についてたくさん聞くことができるため，そこでフォローするのだと思う．

企業への志望度は上がったが，自分自身に内定が出るかというと微妙だと感じた．やはり東海地方出身の学生や社員が多く，全く縁のない人はかなり少数派だった．自分自身も東邦ガスより関東圏の企業の方が興味があったため，何故東海地方に縁のない人間が東邦ガスを志望するのかを上手く伝えられないと感じる．

元々全く馴染みのない企業だったため全く志望度が上がらなかったが，インターンを通して会社の雰囲気の良さを感じて志望度が上がった．
また，インターン後のリクルーター面談で不安な点についても払拭でき，業務内容についても理解が深められた点が良かった．

インターン参加者は2月スタートの早期選考にエントリーできるため．また，インターン後の2階のリクルーター面談でかなり深いところまで聞くことができ，有効な選考対策が出来る．

1月ごろに先輩社員から面談の案内がある．1時間ほどほぼすべて逆質問の面談を行い，1回目から数日たったころに2回目の案内が来る．面談の内容は1回目と同様．

交通インフラとエネルギーインフラを志望していた．第1志望はJR各社であり，それ以外の会社に志望度の差はなかった．エネルギーインフラの中では待遇を重要視しており，良い噂のある石油業界や東京ガス，中部電力が若干志望度が高かった．東邦ガスは平均年収の低さや東海地方の企業であることからインフラ企業の中でも志望度は低かった．

ガス業界について理解が深まるような内容ではなかったため，志望業界に大きな影響は与えなかった．ただ，東邦ガスの会社自体や社員に魅力を感じ，他のエネルギーインフラ業界のインターンに落ちていたこともあって，エネルギーインフラ業界の中での東邦ガスの志望度は少しだけ上がった．ただ，鉄道業界各社の志望度を超えることはなかった．