18卒 志望動機
総合職
18卒 | 慶應義塾大学 | 男性
- Q. 一般財団法人日本国際協力システムを志望する理由を教えてください。
-
A.
きっかけは、幼い頃にテレビや授業などで貧困や紛争で苦しむ人々の存在を知ったことでした。漠然と何かしたいと思った当時の自分は、募金に飛びつき、少しでも食料を無駄にしないようにと食べ物を一切残さなくなりました。しかし後に自分を顧みて、後者のような日常の一工夫は長続きしたのに対し、募金の類はその場限りであり、一過性の感情の消費でしかなかったことを実感しました。そして、将来は純粋に人を思う気持ちは忘れずに、そのような人々を継続的に支え、少しずつ生活を改善していけるような仕事がしたいと思い始めたのです。もう一方の目標は、大学において国際交流に取り組む中で抱くようになりました。多くの地域や国の人と交流し互いに文化を伝え合う中で、交流した相手の国自体にも自分が愛着を抱くようになったことに気づき、こんな関係をより多くの人がより多くの国と築くことで、やがては敵意や争いの少ない世界を作り出していきたいと考えたのです。 そんな私にとって、途上国支援の調達という分野で、現地の人々に寄り添いながら、本当に必要な援助をカタチにしていく貴財団の活動は、とても共感できる魅力的なものとして心に響きました。中立性と公正性を重んじ、現場での密な人との関わり合いの中で、その場限りでない草の根レベルの交流も生み出しつつ、その後何十年も実際に人々に役立つものを作っていける貴財団でこそ、自分の目標に向かいながら、団体や広く社会の一員として貢献していけると思います。 続きを読む